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翁百合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2024年

翁 百合(おきな ゆり、昭和35年(1960年) - )は、日本エコノミスト株式会社日本総合研究所理事長、政府税制調査会会長[1]。夫は日本銀行企画局参事、日本銀行金融研究所長等を務めた翁邦雄厚生事務次官内閣官房副長官などを務めた翁久次郎は義父。

略歴

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東京都出身。田園調布雙葉小学校・中学校・高等学校を経て、1982年慶應義塾大学経済学部経済学科を卒業(ゼミは国際金融[2])。1984年慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(MBA)[3]、同年日本銀行に就職[3]

1992年 株式会社日本総合研究所入所[3]2014年 同副理事長[4]ブリヂストン取締役。2018年から高橋進の後任として理事長を務める[5]2017年丸紅取締役[6]2021年財務省財政制度等審議会会長代理[7]2024年、政府税制調査会会長 (女性初) [1]

公職として特殊法人等改革推進本部参与会議参与政府税制調査会委員[3]経済産業省産業構造審議会委員、会計検査院会計検査懇話会有識者委員、全世代型社会保障検討会議有識者[8]内閣官房新しい資本主義実現本部有識者[9]、同・国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議[10]を務める。他に、公益財団法人総合研究開発機構(NIRA)理事、公益財団法人東芝国際交流財団理事[11]慶應義塾評議員、任意組織の令和臨調運営幹事[12]などを務める。内閣府規制改革会議委員(2期、2007年1月 - 2010年3月)、同健会議康・医療ワーキング・グループ座長(2013年1月 - 2016年7月31日)などを歴任した。

人物

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  • 夫の翁邦雄とは日本銀行時代の社内婚。当時、日銀に社内結の前例がなく、結婚当初は問題なく認められたが、数年後に人事幹部が代わり、夫婦どちらかはいずれ退職するよう伝えられ、退職した[13]
  • 岸田内閣新しい資本主義の姿が見えないとして、より踏み込んだ政策が必要であると述べている[14]

脚注

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関連項目

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先代
高橋進
日本総合研究所理事長
2018年 -
次代
先代
池尾和人
財務省財政制度等審議会会長代理
2021年 -
次代