真夜中を駆けぬける
真夜中を駆けぬける | |
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小説 | |
著者 | 折原みと |
出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社X文庫ティーンズハート |
発行日 | 1989年8月 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ライトノベル |
ポータル | 文学 |
『真夜中を駆けぬける』(まよなかをかけぬける)は、折原みとによる日本のライトノベル。講談社X文庫ティーンズハート(講談社)より1989年8月に刊行された。続編として本作の前日譚を描いた『君と夢をみた』がある。1993年にはテレビドラマ化された。
あらすじ
[編集]地方中都市に住む島本理佐は平凡な15歳。地元では名門と呼ばれる女子高に通っている。中学三年生の時にロックバンド「ONLY」と出会い救われた理佐は、夏休みの全国ツアーを心待ちにしていた。しかし、ツアー目前のある日、ボーカルの有瀬森也がマンションから転落死してしまう。「自殺」として報道されたが、森也が自殺したことを信じたくない理佐は、日比谷野外音楽堂で行われる追悼コンサートのために東京へひとりで家出する。森也たちがデビュー前から通っていたライブハウス・バレンタインシティや森也の飛び降りたマンションなどを見て回る理佐。そして、「トキオ」と名乗る少年と出会う。森也を裏切り者呼ばわりするトキオ。それに反発する理佐。やがて、理佐はトキオの正体を知ることとなる。そして、トキオは「有瀬森也の恋人に会わせてやる」と理佐を翔子のもとへ連れて行く。「ONLY」のマネージャーであり、森也と高校時代から交際しているという翔子は、森也のファンである理佐を優しく迎え入れる。そして、「ONLY」結成当時のことや高校時代の思い出などを話す。「森也は自殺なんかしていない」。そう確信した理佐は、ある行動に出る。
登場人物
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既刊一覧
[編集]- 折原みと 『真夜中を駆けぬける』 講談社〈講談社X文庫ティーンズハート〉、1989年8月発行、ISBN 4-06-190325-X
テレビドラマ
[編集]1993年11月16日から12月21日まで朝日放送(ABCテレビ)制作・テレビ朝日系の「火曜ドラマリーグ」枠で放送された。全6回。
キャスト
[編集]リサとトキオ以外の登場人物は、ドラマオリジナルキャラクターである。バンド・The Mojasのメンバーがエキストラで出演している。
スタッフ
[編集]- 原作:折原みと
- 脚本:山永明子
- 演出:星田良子
- 楽器協力:サンフォニックス
- 擬闘:橋本春彦
- 技術協力:バスク
- 美術協力:フジアール
- スタジオ:東京メディアシティ
- 車輌協力:マツダ
- 協力:山田かまち水彩デッサン美術館、ヤマハ
- 企画:大熊邦也(ABC)、中山和記
- プロデューサー:郷田美雄(ABC)、川上一夫
- 制作:ABC、共同テレビ
主題歌
[編集]- オープニング - 「抱きしめたい」(「火曜ドラマリーグ」統一主題歌)
- エンディング - 「DAKE-DO」
サブタイトル
[編集]各話 | 放送日 | サブタイトル |
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第1話 | 1993年11月16日 | 熱い熱い18才の涙 |
第2話 | 1993年11月23日 | 夢みるように愛したい |
第3話 | 1993年11月30日 | 自殺志願の少女 |
第4話 | 1993年12月7日 | 彼の背中を抱きしめたい |
第5話 | 1993年12月14日 | 誰か私を愛してる |
第6話 | 1993年12月21日 | 制服を脱ぐ時 |