柴田宋休
表示
柴田 宋休(しばた そうきゅう、1949年(昭和24年)2月20日 - )は、日本の陶芸家、詩画作家、エッセイスト、浄土宗僧侶、ツボ・整体療法士。
茨城県笠間市生まれ。栃木県益子町在住。佛教大学通信教育部仏教学部仏教学科卒業。
松井康成(人間国宝)に陶芸を師事し、「練上手(ねりあげ)」の技法を継承する。作陶のほか講演も行っている
略歴
[編集]- 1949年:茨城県笠間町(現:笠間市)に生まれる。
- 1968年:陶芸の道を志し、松井康成に11年間師事(陶芸、僧侶)する。
- 1975年:四国八十八ヶ所を徒歩で托鉢。
- 1977年:浄土宗律師となる。
- 1980年:西国三十三ヶ所を托鉢。独立し、笠間市大橋に少名窯(すくながま)を開く。
- 1982年:社会福祉法人・愛の里更生園の非常勤職員となる(1989年まで)。
- 1985年:佛教大学通信教育部仏教学部仏教学科を卒業。日本伝統工芸展に初入選。
- 1986年:水害のため、栃木県益子町の古民家に転居。
- 1990年:『練上みがき花器』で栃木県芸術祭賞受賞。
- 1991年:栃木県芸術祭準芸術祭賞受賞。
- 1992年:国際陶磁器展美濃'92に入選、日本工芸会正会員となる。
- 1998年:日本工芸会を退会し、無所属となる。
- 2000年
- 2003年
- 2005年
- 2006年
- 詩画集『すべてがチャンス』(下野新聞社)が出版される。
- 鎌田實著『ちょい太で だいじょうぶ』(集英社)の題字を書く。
- 茨城県立つくば養護学校の陶壁『であえて よかった』(横6m×縦1.2m)を制作する。
- 2007年:山登りを始める。
- 2010年:デイサービス「はる風」の看板・パンフレットの題字と挿画を書く。
- 2011年:詩画集『だいじょうぶ うまくいく』が出版される。
陶芸作品
[編集]- 『練上青流文花器』
- 『練上青流文香炉』
- 『練上青流文扁壷』
- 『練上線文壷』
- 『練上茶碗』
- 『練込茶碗』
- 『練上花器』
- 『練上簡浄文花器』
- 『練上みがき花器』
- 『練上みがき三角花入』
- 『練上みがき大鉢』
- 『練上みがき壷』
- 『練上みがき扁壷』
- 『練込掛花入丸』
- 『陶板(笑顔)』
- 『陶板(新鮮力)』
- 『陶板(福の神)』
- 『練上青流文舎利容器 天空(筒型、丸型)』
- 『陶壁(であえて よかった)』(横6m×縦1.2m、練上手技法陶板(約33cm×25cm)72枚組)
詩画集
[編集]- 『あるがままに』(詩画集)(2000年、風濤社)
- 『であえて よかった』(詩画集)(2005年)
- 『すべてがチャンス』(詩画集)(2006年、下野新聞社)
- 『だいじょうぶ うまくいく』(詩画集)(2011年)
詩画作品
[編集]- 詩画はがき集
- 高級額入り直筆詩画作品
- 日めくり集(日めくり詩画カレンダー)
- 宋休カレンダー(卓上詩画カレンダー)
題字・挿画
[編集]- 『がんばらない』(題字・挿画)(2000年、鎌田實著、集英社)
- 『あきらめない』(題字)(2003年、鎌田實著、集英社)
- 『それでも やっぱり がんばらない』(題字)(2005年、鎌田實著、集英社)
- 『パパはマイナス50点』(題字)(2005年、小山明子著、集英社)
- 『ちょい太で、だいじょうぶ』(題字)(2006年、鎌田實著、集英社)
- 『はる風』(題字・挿画)(2010年、デイサービス「はる風」看板・パンフレット)
外部リンク
[編集]- 柴田宋休インターネットギャラリー
- 遅咲き宋休記
- 柴田宋休 (@soukyu24220) - Instagram
- そうきゅう日和-柴田 宋休作品店 (@soukyu_biyori) - Instagram