東駅
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東駅(ひがしえき)は、山口県下関市羽山町・向洋町・後田町地区一帯の別称。1971年まで山陽電気軌道(路面電車)の東下関駅があったことに由来する。現在は山陽電気軌道から改称したサンデン交通(バス事業者)の本社と東駅バス停が存在する。
概観
[編集]山口県道248号下関港安岡線が市道と交わる(県道は東・北方向に曲がり、西・南方向が市道)東駅交差点を中心に学校などが集中する文教地区である。東下関駅跡地にサンデン交通の本社が立地し、交差点に位置する「東駅」バス停は山の田と下関駅・唐戸を結ぶ下関市内交通上の結節地点ともなっている。
- サンデン交通関連
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- サンデン交通本社・車庫、東駅バス停
- 車庫はかつては「東駅営業所」という独立した営業所だったが、営業所としての機能は無くなっている。
- サンデン交通本社・車庫、東駅バス停
- 商業施設
- 文教施設
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- 大学
- 高校
- なお、東駅と下関駅の中間地点(丸山町)に梅光学院中学校・高等学校がある。
(以下、かつてあったもの)
- 下関市営球場 - 1988年に安岡地区に移転
- 国立病院機構関門医療センター - 2009年に長府地区に移転
- 下関税務署 - 2009年に竹崎町の下関地方合同庁舎内に移転
- サンリブ東駅店 - 2015年に閉店。(2019年にマルショクの屋号で新築オープン)
- 山口県立下関中央工業高等学校 - 2018年に山口県立下関工業高等学校との統合により閉校。2019年、跡地に山口県立下関双葉高等学校が開校
- 下関市体育館 - 2024年に閉館。
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下関運動公園と早鞆高校
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梅光学院大学
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下関南高校
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下関西高校
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下関商業高校
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旧下関中央工業高校(現)下関双葉高等学校
東下関駅の歴史
[編集]東下関駅は、現在の下関市羽山町にあった山陽電気軌道の駅で、長州鉄道によって開通した鉄道線と、山陽電気軌道に事業譲渡後に開通した軌道線との鉄軌分界点の駅であった[3]。
- 1914年(大正3年)4月22日 長州鉄道により、東下関 - 小串蒸気鉄道の駅として開設
- 1925年(大正15年)6月1日 幡生 - 小串間が小串線(後の山陰本線)として国に買収されたため、長州鉄道は東下関 - 幡生の営業となる
- 1926年(昭和2年)3月 全線電化
- 1928年(昭和2年)10月30日 山陽電気軌道に路線譲渡、同社の駅となる
- 1929年(昭和3年)7月30日 東下関 - 田中町を延伸
- 1932年(昭和7年)10月21日 山陽電気軌道元来の路線と接続
- 1971年(昭和46年)2月7日 廃止
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “マルショク東駅店 オープンのお知らせ”. サンリブグループ (2019年10月31日). 2020年3月10日閲覧。
- ^ 『ジャスコ三十年史』282ページ
- ^ “90周年記念コラム”. サンデン交通. 2015年4月19日閲覧。