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モッコウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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モッコウ
モッコウの花
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: ドロミアエア属 Dolomiaea
: モッコウ
学名
Dolomiaea costus (Falc.) Kasana & A.K.Pandey

モッコウ(木香)とはキク科ドロミアエア属の植物。学名は Dolomiaea costus 。従来はトウヒレン属とされて Saussurea costus という学名だったが、2020年に変更された[1]

ワシントン条約の附属書Iに記載され、商業目的のための国際取引が全面的に禁止されている[2]。原産地の冷涼な気候を好むため、雲南省北海道で栽培が行われている[3]

生薬

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生薬のモッコウ(日本薬局方の定義による)。

インド北部原産の多年生草本で、最大で1メートルになる。花は管状花のみで、夏期に暗紫色の花を咲かせる。太く硬い根は木香(モッコウ)という日本薬局方に収録された生薬であり、芳香性健胃作用がある。帰脾湯女神散などの漢方方剤に使われる。薫香としても用いられる。

脚注

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