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山口紗弥加

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やまぐち さやか
山口 紗弥加
山口 紗弥加
第31回東京国際映画祭にて(2018年10月)
生年月日 (1980-02-14) 1980年2月14日(44歳)
出身地 日本の旗 日本福岡県[1]
身長 158 cm[1]
血液型 O型[1]
職業 女優タレント
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 1994年 -
事務所 FLaMme
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
若者のすべて
僕と彼女と彼女の生きる道
anego[アネゴ]
14才の母
絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜
ようこそ、わが家へ
おんな城主 直虎
ブラックスキャンダル
絶対正義
ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜
映画
モスラ』シリーズ
ミックス。
人魚の眠る家
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山口 紗弥加(やまぐち さやか、1980年昭和55年〉2月14日[1][2] - )は、日本女優タレント福岡県出身[1]FLaMme所属。堀越高等学校卒業[3]帝京大学中退[4]

略歴

11歳の時、『東京ラブストーリー』に出演していた鈴木保奈美[注釈 1]に憧れて女優を志す[5]1994年、14歳の時に日清食品どん兵衛」でテレビCMデビュー[6]フジテレビ系テレビドラマ『若者のすべて』でドラマデビュー[7]

その後、女優業の他にフジテレビ系バラエティ番組『笑っていいとも!』などバラエティーにも進出し、1998年には歌手デビューも果たす[7]。いわゆるアイドル女優と呼ばれる立ち位置で[7]、芸人達が多くいる慣れない場所でも活動を続けていたが、バラエティで頑張ると逆にドラマのスタッフなどからは「使いにくい」と言われてしまうなど方向性に悩むことも多く[8]、体調を崩したこともあり、22、3歳の時に一度芸能界を辞める決意を固める[9]。しかしそんな時、これが最後と決めて挑んだ2003年野田秀樹演出の舞台『オイル』の練習が大変だった反面、本番がものすごく楽しく充実感を得たことで「辞めたくない」という思いが強まり[7][9]、その舞台での姿を見た演出家の蜷川幸雄から次の舞台の仕事へ声をかけられる[9]。そして出演した舞台『エレクトラ』では蜷川に厳しい言葉で罵られることもあったが、そのおかげで精神的にも鍛えられたことで女優を続けることができたと後のインタビューで語っている[7]

2014年頃からドラマのオファーが増え[10]2015年には計6本(同クールに掛け持ちあり)出演するなど、主役ではないものの幅広い役柄をきっちり演じ切る、それぞれの作品に欠かせない名バイプレーヤーとして女優活動を続けている[6][7]2018年、『ブラックスキャンダル』で、38歳・芸歴24年にしてドラマ初主演[11]

人物

趣味
  • 趣味は、料理と編み物、温泉、旅、書道[1]
  • 映画や読書は、ジャンルを問わず様々なものを楽しんでいる[12]
交友関係
作品に関するエピソード
映画『モスラ』への出演は、当初予定されていた宝生舞が降板したことに伴うもので、山口は急な話に戸惑ったが、弟がモスラのファンであったため出演を決めた[12]。同作品では衣裳を気に入り、そのまま外を出歩くこともあったという[12]。共演した小林恵とは本当の姉妹のように仲が良かったといい[12]、小林も山口をやることが面白くて好きだったと述べている[19]
モスラ2 海底の大決戦』では、騎乗しているフェアリーから落ちるシーンをワイヤーなしで演じたが、本格的なアクションはこれが初めてであったという山口は練習で落ちることに慣れ、快感で楽しくなっていたと述べている[20]

出演

テレビドラマ

配信ドラマ

映画

舞台

  • オイル(2003年、NODA・MAP、作・演出:野田秀樹)
  • エレクトラ(2003年、演出:蜷川幸雄)
  • SHINKANSEN☆NEXUS『荒神〜Arajinn〜』(2005年、演出:いのうえひでのり)
  • 白夜の女騎士(ワルキューレ)(2006年、作:野田秀樹/演出:蜷川幸雄)
  • ささやき色のあの日たち(2007年、地球ゴージャス
  • 蛇姫様〜わが心の奈蛇〜(2009年、作・脚本:唐十郎/演出:杉田成道)
  • 自転車キンクリートSTORE 富士見町アパートメント Aプログラム『魔女の夜』(2010年)
  • 広島に原爆を落とす日(2010年)
  • 岩井秀人プロデュース いきなり本読み(2022年)
  • OUT OF ORDER(2023年) - ジェーン 役[72]

ラジオ

  • 山口紗弥加のNEC web station(2000年 - 2004年、TOKYO FM
  • カルシウム(2004年、TOKYO FM / プレイワークス)ラジオドラマ、全2話
  • お呼びじゃないのよ、お父さん(2006年、TOKYO FM)

バラエティ

CM

写真集

  • Precious(1998年5月、ワニブックス、撮影:西田幸樹ISBN 4-8470-2492-3
  • 映画「ときめきメモリアル」PHOTOBOOK(SUMMER MEMORY)(1997年7月、ワニブックス、撮影:河野英喜
  • FRAGILE(2000年9月8日、集英社、撮影:中村昇ISBN 4-08-780314-7
  • 月刊山口紗弥加(SHINCHO MOOK)(2003年4月、新潮社、撮影:藤代冥砂ISBN 4-10-790113-0

ディスコグラフィー

シングル

発売日 タイトル 収録曲 備考
1st
1998年6月24日
BABY MOON
  1. BABY MOON
    作詞・作曲:清春/編曲:成田忍
  2. BABY MOON(edicao Luz do Luar)
    作詞:/作曲・編曲:
  3. BABY MOON(Original Karaoke)
清春(黒夢)プロデュース
2nd
1998年10月28日
Little Wing
  1. Little Wing
    作詞:山口紗弥加・清春/作曲:清春/編曲:木村玲
  2. Little Wing(acoustic version)
    作詞:山口紗弥加・清春/作曲:清春/編曲:木村玲
  3. Little Wing(Origial Karaoke)
清春(黒夢)プロデュース
3rd
1998年12月16日
赤い花〜missing you~
  1. 赤い花〜missing you~(Origial Version)
    作詞:山口紗弥加/作曲:清春/編曲:木村玲
  2. 赤い花〜missing you~(IN-BLUE Version)
    作詞:/作曲:/編曲:
  3. 赤い花〜missing you~(IN-WHITE Version)
    作詞:/作曲:/編曲:
  4. 赤い花〜missing you~(Origial Karaoke)
清春(黒夢)プロデュース
KHB・ANB系ドラマ『'98杜の都 恋物語〜春菜17歳の決心〜』主題歌
4th
1999年4月28日
April fool
  1. April fool
    作詞:山口紗弥加/作曲:清春/編曲:木村玲
  2. the morning will...。
    作詞:山口紗弥加/作曲:清春/編曲:木村玲
  3. April fool(Sing back track)
  4. the morning will...。(Sing back track)
清春(黒夢)プロデュース
5th
2000年5月24日
100% LOVE
  1. 100% LOVE
    作詞:山田ひろし/作曲・編曲:小西貴雄
  2. Foolish Heart
    作詞・作曲:大本友子/編曲:朝井泰生
  3. 100% LOVE(Karaoke)
  4. Foolish Heart(Karaoke)
フジテレビ系「100%キャイ~ン」テーマソング
6th
2001年3月7日
Toy Ling〜Love Me 100%!〜
  1. Toy Ring〜Love Me 100%!〜
    作詞:山口紗弥加/作曲:伊秩弘将/編曲:清水信之
  2. SLIP IN THE SWEET DREAM TIME
    作詞:山口紗弥加/作曲:清水信之/編曲:清水信之
  3. Toy Ring〜Love Me 100%!〜(Original Karaoke)
アンティノスレコード移籍後初のシングル
サウンドプロデューサーは清水信之
フジテレビ系「100%キャイ〜ン」テーマソング

アルバム

  • Romanstic(1999年5月、プロデューサー:清春
    • 山口は全10曲中、9曲を作詞(1曲は清春と共同作詞)、1曲を作曲。

脚注

注釈

  1. ^ その鈴木保奈美とは2018年放送のテレビドラマ『主婦カツ!』で初共演を果たした[5]
  2. ^ チェインストーリーも放送終了後にGYAO!で配信された[32]
  3. ^ 最終回は前夜のフィギュアスケート中継に伴う特別編成のため、日曜になってからの放送となる。
  4. ^ 2020年4月24日に公開の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け延期された[65]

出典

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  3. ^ a b 水樹奈々、ともさかりえ、山口紗弥加が「ボクらの時代」で堀越同級生トーク”. 音楽ナタリー (2015年8月14日). 2015年12月7日閲覧。
  4. ^ 『文春オンライン』 2021年12月13日 “連ドラ60本も主演なし”から“深夜ドラマの女王”に 山口紗弥加41歳、遅咲きの理由
  5. ^ a b c 山口紗弥加、鈴木保奈美と共演に興奮 『東京ラブストーリー』がきっかけで女優業志す”. ORICON NEWS. オリコン (2018年10月2日). 2018年11月1日閲覧。
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  7. ^ a b c d e f 斉藤貴志 (2015年12月6日). “キャリア21年の山口紗弥加、“アネゴ肌女優”の第一人者”. ORICON STYLE. 2015年12月7日閲覧。
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  10. ^ a b 山口紗弥加、謎多きカメレオン女優の素顔とは? 共演者「女子力高い」と絶賛”. マイナビニュース (2017年4月18日). 2017年10月13日閲覧。
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  15. ^ 山口紗弥加、田中みな実の”あざとさ”に陥落「貢ぎたい」”. モデルプレス (2020年2月20日). 2022年9月19日閲覧。
  16. ^ 山口紗弥加、大島美幸からのメールを6月から返信せず/デイリースポーツonline”. デイリースポーツ online (2018年10月4日). 2021年8月23日閲覧。
  17. ^ 東京事変、椎名林檎と中学時代から交流のある山口紗弥加が主演務めるドラマに主題歌書き下ろし”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2020年10月27日). 2021年7月17日閲覧。
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  20. ^ 東宝SF特撮映画シリーズ12 1997, pp. 66–67, 「インタビュー 山口紗弥加」
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  75. ^ 山口紗弥加、日産デイズCM出演オファーに「静かに小躍りしました(笑)」”. エキサイトニュース. エキサイト (2021年9月27日). 2021年9月29日閲覧。

参考文献

  • 東宝SF特撮映画シリーズ(東宝
    • 『モスラ』東宝〈東宝SF特撮映画シリーズVOL.11〉、1996年12月21日。ISBN 4-924609-66-8 
    • 『モスラ2 海底の大決戦』東宝〈東宝SF特撮映画シリーズVOL.12〉、1997年12月3日。ISBN 4-924609-69-2 

外部リンク