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丹銅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

丹銅(たんどう)は、亜鉛合金だが、同じく銅と亜鉛からなる黄銅よりも亜鉛が少ない。

JISではC 2100 – C 2400がこれに相当する。Cu:Zn = 96:4 ~ 88:12 程度の銅合金である。っぽい色から丹銅の名称がある。

レッドブラス、ゴールドブラスとも言う。その組成は、レッドブラスは Cu:Zn = 90:10 程度、ゴールドブラスは 85:15 程度とされる[1][2](さらに亜鉛が増すとイエローブラスの 70:30 となる)。ただしレッドブラスはスズを含むこともある[3]

展延性・絞り加工性・耐蝕性に優れているので、建材装身具金管楽器などに用いられる。

出典

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  1. ^ アメリカの楽器メーカー
  2. ^ Metal Suppliers Online 詳細には、銅 84~86%、それぞれ 0.05%以下、残りが亜鉛の合金がレッドブラスとされている。
  3. ^ en:Gunmetal