「Apple Remote Desktop」の版間の差分
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バージョン3以前のARDによる暗号化は、パスワード、マウスイベント、キーストロークのみで、画面やファイル転送は対応していなかった。これらの利用には、アップル自身が、VPNを推奨していた。ARD 3.0ではAES128bitが利用できるようになった。 |
バージョン3以前のARDによる暗号化は、パスワード、マウスイベント、キーストロークのみで、画面やファイル転送は対応していなかった。これらの利用には、アップル自身が、VPNを推奨していた。ARD 3.0ではAES128bitが利用できるようになった。 |
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2020年11月19日 (木) 08:27時点における版
スクリーンショット | |
開発元 | アップル |
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最新版 | |
対応OS | macOS Big Sur 以降 |
種別 | Remote Access Software |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト | Apple Remote Desktop |
Apple Remote Desktop (アップル・リモート・デスクトップ, 略称ARD) は、アップルのMac用リモート管理ソフトである。
概要
その前身はApple Network Assistant[1]。Apple Remote Desktop(ARD)が2002年8月にリリース[2]された当初はCarbon化されたMac OS X対応のApple Network Assitant機能限定版ともいえる機能であった。2004年6月21日発表されたARD 2でVNCベースとなるとともにMac OS X専用ソフトとして生まれ変わった[3]。2006年4月11日に発表されたARD 3では Mac OS X v10.4を活かす機能も搭載され、利便性の向上とともにパフォーマンスアップがはかられている[4]。2007年10月18日リリースのARD 3.2からはMac OS X v10.5に、2009年8月21日リリースのARD 3.3からはMac OS X v10.6に対応している。
2015年1月27日、アイコンが(通称)フラットデザイン[5]となったARD 3.8からは、OS X Mavericks~OS X Yosemite対応、Mac App Storeでのみの配布となり、無制限クライアント版が従来の57,000円[4]から9800円[6]へと大幅に値下げされた。従来のユーザに対しては、シリアル番号不要だがApple IDと関連付けされたRemote Desktop.appがアップデートとしてダウンロードされる仕組みとなった。それにより、複数のMacに管理ソフトをインストールすることができるようになった。ARD 3.9 (2017年2月21日) では、通信セキュリティ強化やTouch Barのサポートが追加され、OS X Yosemite 10.10.5以降の対応となった[注 1]。
バージョン3以前のARDによる暗号化は、パスワード、マウスイベント、キーストロークのみで、画面やファイル転送は対応していなかった。これらの利用には、アップル自身が、VPNを推奨していた。ARD 3.0ではAES128bitが利用できるようになった。
2020年11月17日にリリースされたARD 3.9.4では、macOS Big SurとAppleシリコンを搭載したMacに対応した[7]。
脚注
注釈
- ^ 公式サイト参照
出典
- ^ Network Assistant 4.0.3 available Macworld 2001年5月31日
- ^ “アップル、Apple Remote Desktopを発表” (日本語). Apple Newsroom 2018年8月22日閲覧。
- ^ “アップル、Apple Remote Desktop 2を発表” (日本語). Apple Newsroom 2018年8月22日閲覧。
- ^ a b “アップル、Apple Remote Desktop 3を発表” (日本語). Apple Newsroom 2018年8月22日閲覧。
- ^ Modern UI
- ^ “「Apple Remote Desktop」をMac App Storeで”. Mac App Store. 2018年8月22日閲覧。
- ^ “What's new in Apple Remote Desktop” (英語). Apple Support. 2020年11月19日閲覧。