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{{Infobox Album |
{{Infobox Album
Name = A-LA-BA・LA-M-BA |
| Name = A-LA-BA・LA-M-BA
Type = [[アルバム]] |
| Cover =
| Type = スタジオ・アルバム
Artist = [[吉川晃司]] |
Cover = |
| Artist = [[吉川晃司]]
Released = [[1987年]][[3月5日]]<br />[[1998年]][[6月10日]]（再発） |
| Released = [[1987年]][[3月5日]]
| Recorded = {{Unbulleted list|'''レコーディング'''|<small>1986年11月24日 - |1987年1月19日|セディックスタジオ|スタジオテイクワン</small>|'''ミキシング'''|<small>スタジオテイクワン</small>}}
Recorded = [[1986年]][[11月24日]]～<br />[[1987年]][[1月19日]]<br />SEDIC STUDIO<br />STUDIO TAKE ONE |
Genre = [[J-POP]] |
| Genre = {{Hlist-comma|[[ロック (音楽)|ロック]]|[[ポップ・ロック]]}}
| Length = 45分38秒<ref>{{Cite web |和書 |url=https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009010240-00 |title=吉川晃司/A-LA-BA・LA-M-BA (ユニバーサル ミュージック): 1998 |website=国立国会図書館サーチ |publisher=[[国立国会図書館]] |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref>
Length = 45[[分]]38[[秒]] |
Label = [[サウンド・マーケッティング・システム|SMS]]レコーズ |
| Label = [[バンダイ・ミュージックエンタテインメント|SMSレコード]]
Producer = 木崎賢治<br />HIROSHI KAWAZURA<br />YASUHIRO UMEBACHI |
| Producer = {{Hlist-comma|[[木崎賢治]]|川面博|梅鉢康弘}}
| Chart position = *2位（[[オリコンチャート|オリコン]]）{{Sfn|オリコンチャートブックLP編|1990|p=122}}
Reviews = |
| Last album = 『[[SATISFACTION FAKE]]』<br />（1986年）
Chart position = *最高順位2位 （[[オリコン]]）<br /> |
| This album = 『'''A-LA-BA・LA-M-BA'''』<br />（1987年）
Certification = |
Last album = [[SATISFACTION FAKE]] <br /> （[[1986年]]） |
| Next album = 『[[THE SHATTERER]]』<br />（1987年）
| Misc = {{Singles
This album = A-LA-BA・LA-M-BA <br /> （[[1987年]]） |
| Name = A-LA-BA・LA-M-BA
Next album = [[GLAMOROUS JUMP]]<br /> （[[1987年]]） |
| Type = スタジオ・アルバム
| Single 1 = [[MARILYNE]]
| Single 1 date = 1987年3月5日
| Single 2 = [[終わらないSun Set]]
| Single 2 date = 1987年6月5日
}}
}}
| EAN = {{Collapsible list |title = JAN一覧 |1 = {{JAN|4988019100736}}（1987年・LP）<br />{{JAN|4988019200139}}（1987年・CT）<br />{{JAN|4988019300303}}（1987年・CD）<br />{{JAN|4988005215901}}（1998年・CD）<br />{{JAN|4988005461292}}（2007年・CD）<br />{{JAN|4943674169603}}（2014年・CD）}}
}}
『'''A-LA-BA・LA-M-BA'''』（ア・ラ・バ・ラ・ン・バ）は、日本の[[シンガーソングライター]]である[[吉川晃司]]の5枚目の[[スタジオ・アルバム|オリジナル・アルバム]]。


[[1987年]][[3月5日]]に[[バンダイ・ミュージックエンタテインメント|SMSレコード]]からリリースされた。前作『[[MODERN TIME]]』（1986年）よりおよそ1年振りにリリースされた作品であり、プロデュースは前作に引き続き[[渡辺プロダクション]]所属の[[木崎賢治]]およびSMSレコード所属の梅鉢康弘が担当している他、渡辺プロダクション所属の川面博が担当している。
'''A-LA-BA・LA-M-BA'''（ア・ラ・バ・ラ・ン・バ）は日本の[[ミュージシャン]]、[[吉川晃司]]の5thアルバム。


本作収録曲の全11曲中8曲は吉川自身の制作曲となっており、編曲は[[松本晃彦]]と[[後藤次利]]が担当している。吉川による制作曲以外では、作詞家として[[松本一起]]および柳川英巳、[[安藤秀樹]]が参加、作曲家として[[佐藤健 (作曲家)|佐藤健]]および[[中村昭二]]が参加している。レコーディングには前作に引き続き[[BOØWY]]所属の[[布袋寅泰]]が参加している他、デビューしたばかりの[[岡村靖幸]]、後に[[FENCE OF DEFENSE]]としてデビューする[[北島健二]]および[[山田亘]]が参加している。
== 解説 ==

*この作品のオリコンでの最高順位が2位だった為、連続1位の記録が3作で途切れた。
本作は[[オリコンチャート|オリコンアルバムチャート]]において最高位第2位となった。これにより、吉川のアルバム連続第1位獲得記録は前作までの3作で途切れることとなった。本作以前にリリースされた9枚目のシングル「[[すべてはこの夜に]]」は収録されず、「[[MARILYNE]]」が本作と同時リリースされた他に映画『[[シャタラー]]』（1987年）および[[国際電信電話|KDD]]「TEL MEキャンペーン」の[[コマーシャルソング]]として使用された「[[終わらないSun Set]]」が[[リカット]]された。
*ほぼ全ての楽曲を自ら作詞・作曲し、ソングライティングの才能も開花させた吉川晃司の5枚目のオリジナルアルバム。当時[[BOØWY]]のギタリストとして活躍していた[[布袋寅泰]]や、後に和製[[プリンス (ミュージシャン)|プリンス]]と呼ばれるデビュー間もない[[岡村靖幸]]など、参加ミュージシャンの豪華顔ぶれも圧巻。[[松本晃彦]]は[[踊る大捜査線]]のテーマ曲の作曲者である。

*シングル曲は、先行で発売された「MARILYN」と、後にシングルカットされた「終わらないSun Set」が収録されている。
== 背景 ==
*交友のあった[[桑田佳祐]]からは、「歌詞が何を言っているのか、分からない。こんな歌詞を書いては駄目だ。」と酷評されている。
1986年2月21日に前作『[[MODERN TIME]]』（1986年）リリース後、4月12日には[[吉川晃司]]主演映画第3作となる『[[テイク・イット・イージー (映画)|テイク・イット・イージー]]』（1986年）が公開される{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=60|ps= - 「ALL DATA 10 YEARS HISTORY」より}}。同作のシナリオに対して吉川は、自身が演じる主人公の民川裕司が劇中で死去する展開を提案するも、事務所側としては民川を主人公とした映画シリーズを続けていく方針であったため、事務所側からは「何をばかなこと言ってんだ」と一蹴された{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=60|ps= - 「ALL DATA 10 YEARS HISTORY」より}}。しかし吉川は今後は音楽に集中したいとの申し出を行い、「おまえは歌も役者もできるタイプをめざせ」と言われるも、「いや僕には基本的に歌しかないんです」と事務所側を説得した結果民川が劇中で死去するシナリオに変更された{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=60|ps= - 「ALL DATA 10 YEARS HISTORY」より}}。その後吉川は「K.KIKKAWA "休日のSATISFICTION=FAKE"」と題したコンサートツアーを同年4月27日の[[西武ドーム|西武球場]]公演から5月5日の小戸トワイライトゾーン公演に至るまで、4都市全4公演を実施<ref>{{Cite web |和書 |url=https://www.livefans.jp/groups/41406 |title=吉川晃司 -K.KIKKAWA "休日のSATISFICTION=FAKE" |website=LiveFans |publisher=SKIYAKI APPS |accessdate=2023-11-25}}</ref>。さらにアルバムを受けたコンサートツアーは「DRASTIC MODERN TIME TOUR」と題し、同年5月18日の[[いわき芸術文化交流館アリオス|平市民会館]]公演から8月21日の[[中野サンプラザ|中野サンプラザ ホール]]公演まで37都市全52公演を実施した<ref>{{Cite web |和書 |url=https://www.livefans.jp/groups/41405 |title=吉川晃司 -DRASTIC MODERN TIME TOUR |website=LiveFans |publisher=SKIYAKI APPS |accessdate=2023-11-25}}</ref>。

6月21日には12インチシングル「[[NERVOUS VENUS]]」をリリース{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=61|ps= - 「ALL DATA 10 YEARS HISTORY」より}}。同曲は[[オリコンチャート|オリコンシングルチャート]]において最高位第12位の登場週数7回で売り上げ枚数は5.4万枚となった{{Sfn|オリコンチャートブック アーティスト編|1988|p=105}}。[[フジテレビ系列|フジテレビ系]]音楽番組『[[夜のヒットスタジオ|夜のヒットスタジオDELUXE]]』（1985年 - 1989年）においては6月11日および7月9日放送分において同曲を披露した。9月30日には9枚目のシングル「[[すべてはこの夜に]]」をリリース{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=61|ps= - 「ALL DATA 10 YEARS HISTORY」より}}。同曲はオリコンシングルチャートにおいて最高位第4位の登場週数8回で売り上げ枚数は12.2万枚となった{{Sfn|オリコンチャートブック アーティスト編|1988|p=105}}。また、同曲は[[TBS系列|TBS系]]音楽番組『[[ザ・ベストテン]]』（1978年 - 1989年）の10月23日放送分において第3位で初登場して最高位となり、11月6日放送分に至るまで3週連続ランクインとなった{{Sfn|別冊ザテレビジョン|2004|p=146|ps= - 「少年隊、ランキングを席巻 1986年」より}}。『夜のヒットスタジオDELUXE』においては9月24日および10月15日、11月12日放送分の計3回において同曲を披露した。その後「仮説! 吉川晃司'86 TOKYO 8DAYS LIVE」と題したコンサートツアーを12月14日の[[渋谷公会堂]]公演から12月27日の[[大阪城ホール]]公演まで3都市全9公演を実施した。

同時期に吉川は、[[バラエティ番組]]への出演を拒否したいがために[[渡辺プロダクション]]からの独立を社長である[[渡辺晋]]に直訴していた{{Sfn|吉川晃司|2012|p=66|ps= - 「第2章「信念」」より}}。同プロダクションは芸能事務所であるために音楽だけを生業とすることができない状態であったが、人前で笑うことが苦手であった吉川は「独立させてください」と頻繁に依頼していた{{Sfn|吉川晃司|2012|p=66|ps= - 「第2章「信念」」より}}。社長からは国際的に通用する映画を制作したいという願望を聞かされ、その映画出演後に吉川の独立が許可されることとなった{{Sfn|吉川晃司|2012|p=66|ps= - 「第2章「信念」」より}}。日本と[[イタリア]]の合作映画として制作開始された『[[シャタラー]]』（1987年）の撮影は、1987年1月からイタリアにて勧められたが1月31日に社長の渡辺が急死する。渡辺の死が影響した結果、映画の内容や企画が大幅に変更され当初の予定とは全く異なる作品となり、吉川は「惨憺たる作品になってしまった」と述べている{{Sfn|吉川晃司|2012|p=68|ps= - 「第2章「信念」」より}}。吉川は社長への最後の恩返しのつもりで映画出演を承諾したものの、台詞はすべて英語であり内容も途中ですべて変更されたため、吉川は同作について「話がひっくりかえって、もうグチャグチャ、俺なんか、ワケ分からないわけ。出来上がったら全然違う。何これ!? みたいな」と述べている{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=35|ps= - 「本人自身による全アルバム解説」より}}。

== 制作、音楽性 ==
{{Quote box|width=230px|align=right|quote=このアルバムから結構、詞も曲も自分で書くようになった。これはコードが三つだったら三つのパターンで曲をやろうっていうテーマがひとつ自分の中にあったの。だから結構似てるパターンの曲が多い。ヴォキャブラリーもまだなかったしね。|source=吉川晃司, <br />{{Small2|月刊カドカワ 1993年3月号}}{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=35|ps= - 「本人自身による全アルバム解説」より}}}}
アルバムタイトルの「A-LA-BA・LA-M-BA」とは、吉川の口から出てきた言葉をそのまま使用しており、特に意味は無いと述べている{{Sfn|PATi-PATi|1987|p=109|ps= - 「ALABA・LAMBA 吉川晃司」より}}。本作より吉川自身の手による制作曲が大部分を占めるようになり、全11曲中8曲が吉川自身の制作曲となっている{{Sfn|吉川晃司|1988|p=42|ps= - 野中智美「征服/1987-1988」より}}。「コードが三つだったら三つのパターンで曲をやろう」というテーマに沿って制作されたことから、似たパターンの楽曲が多く収録されていると吉川は述べている{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=35|ps= - 「本人自身による全アルバム解説」より}}。作曲は[[ギター]]と[[4チャンネルステレオ]]を使用して進められ、ギターおよび[[ベース (弦楽器)|ベース]]、[[ドラムセット|ドラムス]]のパートは吉川自身が[[打ち込み]]を使用して制作された{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=35|ps= - 「本人自身による全アルバム解説」より}}。吉川はアレンジャーが理解できるレベルのものを制作する意図であったが、実際には[[和音|コード]]に存在しないメロディラインを入れてしまうことなどもあり、吉川は「ヒドイもんだったらしいけどね。あとで随分直された」と述べている{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=35|ps= - 「本人自身による全アルバム解説」より}}。[[デモテープ]]制作時に自然発生的に出来た曲は1曲もなく、その理由は決め事がないと制作方法が何も分からなかったためであると吉川は述べている{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=35|ps= - 「本人自身による全アルバム解説」より}}。

本作にはゲストミュージシャンとして、前作に引き続き[[BOØWY]]所属の[[布袋寅泰]]が参加しているほか、シングル「[[Out of Blue]]」（1986年）をリリースしてデビュー間もない[[岡村靖幸]]や同年6月にデビューする[[FENCE OF DEFENSE]]の[[北島健二]]および[[山田亘]]も参加している。当時の吉川はどこかに逃げることを考えていた他に、自身の音楽を制作する時間を欲してしたが本作においても映画撮影の話が割り込んできたために時間を確保することが出来なかったと述べている{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=35|ps= - 「本人自身による全アルバム解説」より}}。吉川曰く「一年中ちゃんこ鍋食ってるような感じ」というように、デビュー以来周囲の状況に振り回されている状態が続いていたが、羽休めのために[[ニューヨーク]]に行った吉川はそこで本作のほぼすべての楽曲を制作したと述べている{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=35|ps= - 「本人自身による全アルバム解説」より}}。初めて同地を訪れた際は同世代の人間と知り合いになったもののアメリカ人は一人もおらず、10人ほどで当時流行していた[[集合住宅|フラット]]に住んでいたという{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=35|ps= - 「本人自身による全アルバム解説」より}}。当時同居していた人間たちは裕福ではないものの大きな夢を持っており、そのパワフルで明るい様子に吉川は励まされており、「シュンとしてる自分が恥ずかしくなる感じでさ。そいつらに随分勇気をもらってたな」と述べている{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=35|ps= - 「本人自身による全アルバム解説」より}}。

== リリース、チャート成績 ==
本作は[[1987年]][[3月5日]]に[[バンダイ・ミュージックエンタテインメント|SMSレコード]]から[[レコード|LP]]および[[コンパクトカセット|CT]]、[[コンパクトディスク|CD]]の3形態でリリースされた。本作リリースを記念してファンクラブ会員限定で告知ポスターの右上に書かれているキーワードを記載しファンクラブ宛に葉書を送ると、アルバムジャケットのミニステッカーが贈与されるキャンペーンが行われた。本作からはアルバムリリースと同日に「[[MARILYNE]]」がリリースされた他、6月5日に吉川主演第4作となる映画『[[シャタラー]]』（1987年）の主題歌および[[国際電信電話|KDD]]「TEL MEキャンペーン」の[[コマーシャルソング]]として使用された「[[終わらないSun Set]]」が[[リカット]]された。収録曲の「やせっぽちの天国」はCD盤のみの[[ボーナス・トラック]]であり、LP盤とCTには未収録となっている。

本作は[[オリコンチャート|オリコンアルバムチャート]]において、LP盤は最高位第2位の登場週数16回で売り上げ枚数は10.8万枚{{Sfn|オリコンチャートブックLP編|1990|p=122}}、CTは最高位第3位の登場週数13回で売り上げ本数は4.7万枚、CD盤は最高位第3位の登場週数12回で売り上げ枚数は5.6万枚となり、総合の売り上げ枚数は21.1万枚となった。この結果により、同チャートにて連続初登場第1位の記録は前作までの3作で途切れることになった。2021年に実施された[[ITmedia|ねとらぼ調査隊]]による吉川のアルバム人気ランキングでは第4位となった<ref>{{Cite web|和書|url=https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/129743/vote_result/#votewidget |title=吉川晃司のオリジナルアルバム、あなたが一番好きなのは？ 【人気投票実施中】（投票結果） |author= |date=2021-03-15 |website=[[ITmedia|ねとらぼ調査隊]] |publisher=アイティメディア |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref>。本作に先行シングルが存在しない理由として、吉川は「一回、テレビとかに出ない奴になりたかった」と述べており、その影響で本作は売り上げが悪かったとも述べている{{Sfn|月刊カドカワ|1993|p=35|ps= - 「本人自身による全アルバム解説」より}}。

CD盤はその後1998年6月10日に[[ポリドール・レコード#日本のポリドール|ポリドール・レコード]]から再リリースされたほか、2007年3月14日には[[ディスクジャケット|紙ジャケット]]仕様にて[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサルミュージック]]から再リリースされた。2014年4月23日には24bit[[デジタルリマスター|デジタル・リマスタリング]]された[[スーパー・ハイ・マテリアルCD|SHM-CD]]仕様にて[[ワーナーミュージック・ジャパン]]から再リリースされた<ref>{{Cite web |和書 |url=https://tower.jp/article/feature_item/2014/03/03/0710 |title=吉川晃司のオリジナル・アルバムが一挙再発 |author= |date=2014-03-03 |website=TOWER RECORDS ONLINE |publisher=[[タワーレコード]] |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref>。2014年5月28日には[[ボックス・セット|CD-BOX]]『[[Complete Album Box]]』に収録される形で紙ジャケット仕様のデジタル・リマスタリング盤として再リリースされた<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000099528 |title=吉川晃司、デビュー30周年当日にツアー開催と4つのアニバーサリー作品リリースを発表 |author= |date=2014-02-01 |website=[[BARKS]] |publisher=ジャパンミュージックネットワーク |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20140808212542/https://okmusic.jp/news/30224 |title=吉川晃司、30周年記念ライブ開催＆30周年を彩る作品全4シリーズ発売を発表！ |author= |date=2014-02-01 |website=[[OKWAVE|OKMusic]] |publisher=ジャパンミュージックネットワーク |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref>。

== プロモーション、ツアー ==
本作からシングルカットされた「MARILYNE」は『ザ・ベストテン』の1987年3月19日放送分において第8位で初登場となったが、1週のみのランクインとなった{{Sfn|別冊ザテレビジョン|2004|p=151|ps= - 「光GENJI、デビューから連続1位をばく進 1987年」より}}。『夜のヒットスタジオDELUXE』において本作収録曲が披露されたのは、3月25日放送分において「MARILYNE」、4月22日放送分において「A-LA-BA・LA-M-BA」、5月20日および6月10日、7月29日放送分において「終わらないSun Set」となった。

本作を受けたコンサートツアーは「BIG CITIES CIRCUIT 解体へのSUGGESTION」と題し、同年4月4日の[[ロームシアター京都|京都会館]]公演を皮切りに、5月27日の[[大阪厚生年金会館]]公演まで14都市全24公演実施された<ref>{{Cite web |和書 |url=https://www.livefans.jp/groups/41400 |title=吉川晃司 -BIG CITIES CIRCUIT 解体へのSUGGESTION |website=LiveFans |publisher=SKIYAKI APPS |accessdate=2023-11-25}}</ref>。同ツアーでは本作収録曲を中心にセットリストが組まれていた{{Sfn|吉川晃司|1988|p=42|ps= - 野中智美「征服/1987-1988」より}}。前作を受けたツアー「DRASTIC MODERN TIME TOUR」では「都会の雰囲気」に拘っていたこともあり、機械的な雰囲気で照明を通常の倍近く使用するステージとなっていた{{Sfn|吉川晃司|1988|p=41|ps= - 野中智美「征服/1987-1988」より}}。本作を受けたツアーに関して吉川は「今度のLPの空気を出すためにあんまり照明を遣わずにどちらかというとスッキリと」と述べている{{Sfn|吉川晃司|1988|p=41|ps= - 野中智美「征服/1987-1988」より}}。吉川の構想ではステージは映画『[[ブレードランナー]]』（1982年）を意識し、規則的でない光の照らし方を意図したものになっていた{{Sfn|吉川晃司|1988|p=41|ps= - 野中智美「征服/1987-1988」より}}。同ツアーでは演奏曲やアレンジも都度変更が加えられており、その理由について吉川は「緊張感ていうのかな、それが欲しいから。メンバー間の。同じ事毎日やってるとなくなるからね。ちょっとずつ変えていく」と述べた他、セットリストも2、3曲分を余分に用意しておきその時の気分で変更しているとも述べている{{Sfn|吉川晃司|1988|p=40|ps= - 野中智美「征服/1987-1988」より}}。また前回のツアーまでは笑顔など見せずにクールに振舞っていた吉川であったが、同ツアーでは「ホットな部分を見せる」という本作のコンセプトに沿って「楽しいコンサート」を目指していたと述べている{{Sfn|吉川晃司|1988|p=40|ps= - 野中智美「征服/1987-1988」より}}。


== 収録曲 ==
== 収録曲 ==
*CDブックレットに記載されたクレジットを参照{{Sfn|A-LA-BA・LA-M-BA|1998|p=0 - 5}}。
#'''A-LA-BA・LA-M-BA'''<br />　（作詞・作曲：吉川晃司 / 編曲：[[松本晃彦]]）
{{tracklist
#'''[[MARILYNE]]'''<br />　（作詞・作曲：吉川晃司 / 編曲：松本晃彦）
| collapsed =
#'''BIG BAD BABY BASTARD'''<br />　（作詞・作曲：吉川晃司 / 編曲：[[後藤次利]]）
| headline = SIDE-1
#'''[[終わらないSun Set]]'''<br />　（作詞・作曲：吉川晃司 / 編曲：松本晃彦）
| extra_column =
#'''雨のTraveller'''<br />　（作詞：松本一起 / 作曲：佐藤健 / 編曲：松本晃彦）
| total_length = auto
#'''Stranger in Paradise'''<br />　（作詞・作曲：吉川晃司 / 編曲：後藤次利）
| lyrics_credits = yes
#'''Another Day'''<br />　（作詞：柳川英巳 / 作曲：吉川晃司 / 編曲：後藤次利）
| music_credits = yes
#'''Good-byeの次の朝'''<br />　（作詞：柳川英巳 / 作曲：佐藤健 / 編曲：松本晃彦）
| arrangements_credits = yes
#'''きらわれついでのラスト・ダンス'''<br />　（作詞：松本一起 / 作曲：吉川晃司 / 編曲：松本晃彦）
| title1 = '''A-LA-BA・LA-M-BA'''
#'''Raspberry Angel'''<br />　（作詞・作曲：吉川晃司 / 編曲：後藤次利）
| lyrics1 = 吉川晃司
#'''やせっぽちの天国'''<br />　（作詞：安藤秀樹 / 作曲：中村昭二 / 編曲：佐藤健）
| music1 = 吉川晃司
#:CDのみのボーナストラック。再発盤にも収録されている。
| arranger1 = [[松本晃彦]]
| length1 = 4:05
| title2 = '''[[MARILYNE]]'''
| lyrics2 = 吉川晃司
| music2 = 吉川晃司
| arranger2 = 松本晃彦
| length2 = 4:26
| title3 = '''BIG BAD BABY BASTARD'''
| lyrics3 = 吉川晃司
| music3 = 吉川晃司
| arranger3 = [[後藤次利]]
| length3 = 4:31
| title4 = '''[[終わらないSun Set]]'''
| lyrics4 = 吉川晃司
| music4 = 吉川晃司
| arranger4 = 松本晃彦
| length4 = 4:06
| title5 = '''雨のTraveller'''
| lyrics5 = [[松本一起]]
| music5 = [[佐藤健 (作曲家)|佐藤健]]
| arranger5 = 松本晃彦
| length5 = 4:16
}}
{{tracklist
| collapsed =
| headline = SIDE-2
| extra_column =
| total_length = auto
| lyrics_credits = yes
| music_credits = yes
| arrangements_credits = yes
| title6 = '''Stranger in Paradise'''
| lyrics6 = 吉川晃司
| music6 = 吉川晃司
| arranger6 = 後藤次利
| length6 = 4:32
| title7 = '''Another Day'''
| lyrics7 = 柳川英巳
| music7 = 吉川晃司
| arranger7 = 後藤次利
| length7 = 4:22
| title8 = '''Good-byeの次の朝'''
| lyrics8 = 柳川英巳
| music8 = 佐藤健
| arranger8 = 松本晃彦
| length8 = 4:35
| title9 = '''きらわれついでのラスト・ダンス'''
| lyrics9 = 松本一起
| music9 = 吉川晃司
| arranger9 = 松本晃彦
| length9 = 2:57
| title10 = '''Raspberry Angel'''
| lyrics10 = 吉川晃司
| music10 = 吉川晃司
| arranger10 = 後藤次利
| length10 = 3:43
}}
{{tracklist
| collapsed =
| headline = CD盤ボーナストラック
| extra_column =
| total_length = 45:38
| lyrics_credits = yes
| music_credits = yes
| arrangements_credits = yes
| title11 = '''やせっぽちの天国'''
| lyrics11 = [[安藤秀樹]]
| music11 = [[中村昭二]]
| arranger11 = 佐藤健
| length11 = 4:03
}}


== 参加ミュージシャン ==
== スタッフ・クレジット ==
*CDブックレットに記載されたクレジットを参照{{Sfn|A-LA-BA・LA-M-BA|1998|p=0}}。
*山木秀夫 - [[ドラムス]]
=== 参加ミュージシャン ===
*江口信夫 - ドラムス
*松永俊弥- ドラムス
*[[山木秀夫]] - [[ドラムセット|ドラムス]]
*山田亘 - ドラムス
*[[江口信夫]] - ドラムス
*[[松永俊弥]] - ドラムス
*後藤次利 - [[エレクトリックベース|ベース]]
*浅田孟 - ベース
*[[山田わたる]] - ドラムス
*[[後藤次利]] - [[ベース (弦楽器)|ベース]]
*[[浅田孟]] - ベース
*[[有賀啓雄]] - ベース
*[[有賀啓雄]] - ベース
*[[布袋寅泰]] - [[ギター]]
*[[布袋寅泰]] - [[ギター]]
*[[窪田晴男]] - ギター
*[[窪田晴男]] - ギター
*[[北島健二]] - ギター
*[[北島健二]] - ギター
*今剛 - ギター
*[[今剛]] - ギター
*鈴川真樹 - ギター
*鈴川真樹 - ギター
*柴山和彦 - ギター
*[[柴山和彦]] - ギター
*[[松本晃彦]] - [[キーボード (楽器)|キーボード]]
*[[松本晃彦]] - [[キーボード (楽器)|キーボード]]
*富樫春生 - キーボード
*[[富樫春生]] - キーボード
*中村哲 - キーボード
*[[中村哲 (作曲家)|中村哲]] - キーボード
*沢井原兒 - [[サックス]]
*沢井原兒 - [[サクソフォーン|サックス]]
*遠山淳 - [[コンピュータ]][[プログラミング]]
*遠山淳 - [[ミュージックシーケンサー|コンピュータ・プログラミング]]
*大竹徹夫 - コンピュータプログラミング
*[[大竹徹夫]] - コンピュータ・プログラミング
*迫田到 - コンピュータプログラミング
*迫田到 - コンピュータ・プログラミング
*佐藤健 - [[コーラス (ポピュラー音楽)|コーラス]]
*[[佐藤健 (作曲家)|佐藤健]] - [[コーラス (ポピュラー音楽)|コーラス]]
*[[岡村靖幸]] - コーラス
*[[岡村靖幸]] - コーラス
*吉川晃司 - [[ボーカル]]、コーラス
*吉川晃司 - [[ボーカル]]、コーラス
=== スタッフ ===
*[[木崎賢治]] - [[音楽プロデューサー|プロデューサー]]
*川面博（[[渡辺プロダクション|渡辺ミュージック]]） - プロデューサー
*梅鉢康弘（SMSレコード） - プロデューサー
*坂元達也 - [[レコーディング・エンジニア|エンジニア]]
*伊藤隆司 - セカンド・エンジニア
*後藤昌司 - セカンド・エンジニア
*伊藤康弘 - セカンド・エンジニア
*松本元成 - セカンド・エンジニア
*園田一惠 - セカンド・エンジニア
*おいかわひろみ - レコーディング・コーディネーター
*染谷淳一 - [[アートディレクター|アート・ディレクション]]、[[イラストレーション]]、デザイン
*HEAD BUTT (JIN & TERA) - デザイン

== リリース日一覧 ==
{|class="wikitable" style="white-space:nowrap; font-size:smaller"
|-
! No.
! リリース日
! [[レコードレーベル|レーベル]]
! 規格
! [[カタログ番号]]
! 最高順位
! 備考
! 出典
|-
| style="text-align:right" | 1
| rowspan="3"|1987年3月5日
| rowspan="3"|[[バンダイ・ミュージックエンタテインメント|SMSレコード]]
| [[レコード|LP]]
| SM28-5430
| 2位
|
| {{Sfn|オリコンチャートブックLP編|1990|p=122}}
|-
| style="text-align:right" | 2
| [[カセットテープ|CT]]
| CM28-5430
| 3位
|
|
|-
| style="text-align:right" | 3
| rowspan="3"|[[コンパクトディスク|CD]]
| MD32-5106
| 3位
| ボーナストラック1曲収録
| <ref>{{Cite web |和書 |url=https://artist.cdjournal.com/d/-/1140002310 |title=吉川晃司 / A-LA-BA・LA-M-BA <nowiki>[廃盤]</nowiki> |website=CDジャーナル |publisher=[[音楽出版社 (企業)|音楽出版社]] |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref>
|-
| style="text-align:right" | 4
| 1998年6月10日
| [[ポリドール・レコード#日本のポリドール|ポリドール]]
| POCH-1704
| -
|
| <ref>{{Cite web |和書 |url=https://artist.cdjournal.com/d/a-la-ba-la-m-ba/3198040944 |title=吉川晃司 / A-LA-BA・LA-M-BA <nowiki>[再発][廃盤]</nowiki> |website=CDジャーナル |publisher=[[音楽出版社 (企業)|音楽出版社]] |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref><ref>{{Cite web |和書 |url=https://tower.jp/item/555821/A-LA-BA-LA-M-BA |title=吉川晃司/A-LA-BA.LA-M-BA |website=TOWER RECORDS ONLINE |publisher=[[タワーレコード]] |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref>
|-
| style="text-align:right" | 5
| 2007年3月14日
| [[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサルミュージック]]
| UPCY-6341
| -
| [[ディスクジャケット|紙ジャケット]]仕様
| <ref>{{Cite web |和書 |url=https://artist.cdjournal.com/d/a-la-ba-la-m-ba/4107011253 |title=吉川晃司 / A-LA-BA・LA-M-BA <nowiki>[再発]</nowiki> |website=CDジャーナル |publisher=[[音楽出版社 (企業)|音楽出版社]] |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref><ref>{{Cite web |和書 |url=https://tower.jp/item/2191997/A-LA-BA%E3%83%BBLA-M-BA |title=吉川晃司/A-LA-BA･LA-M-BA |website=TOWER RECORDS ONLINE |publisher=[[タワーレコード]] |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref>
|-
| style="text-align:right" | 6
| 2012年10月1日
| ポリドールK.K.
| [[AAC|AAC-LC]]
| -
| -
| [[音楽配信|デジタル・ダウンロード]]
| <ref>{{Cite web |和書 |url=https://mora.jp/package/43000059/UPCY-6341/ |title=A-LA-BA・LA-M-BA／吉川晃司｜音楽ダウンロード・音楽配信サイト |website=[[mora]] |publisher=[[ソニー・ミュージックソリューションズ]] |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref>
|-
| style="text-align:right" | 7
| 2014年4月23日
| rowspan="2"|[[ワーナーミュージック・ジャパン]]
| rowspan="2"|[[SHM-CD]]
| WPCL-11808
| -
| 2014年24bitデジタルリマスタリング
| <ref>{{Cite web |和書 |url=https://artist.cdjournal.com/d/a-la-ba-la-m-ba/4114021782 |title=吉川晃司 / A-LA-BA・LA-M-BA <nowiki>[SHM-CD] [限定]</nowiki> |website=CDジャーナル |publisher=[[音楽出版社 (企業)|音楽出版社]] |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref><ref>{{Cite web |和書 |url=https://tower.jp/item/3485730/A-LA-BA%E3%83%BBLA-M-BA%EF%BC%9C%E5%88%9D%E5%9B%9E%E7%94%9F%E7%94%A3%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%9B%A4%EF%BC%9E |title=吉川晃司/A-LA-BA・LA-M-BA＜初回生産限定盤＞ |website=TOWER RECORDS ONLINE |publisher=[[タワーレコード]] |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref>
|-
| style="text-align:right" | 8
| 2014年5月28日
| WPCL-11905
| -
| [[ボックス・セット|CD-BOX]]『[[Complete Album Box]]』収録、紙ジャケット仕様、最新24bitデジタルリマスタリング
| <ref>{{Cite web |和書 |url=https://artist.cdjournal.com/d/complete-album-box/4114040209 |title=吉川晃司 / Complete Album Box <nowiki>[紙ジャケット仕様] [25CD] [SHM-CD] [限定]</nowiki> |website=CDジャーナル |publisher=[[音楽出版社 (企業)|音楽出版社]] |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref><ref>{{Cite web |和書 |url=https://tower.jp/item/3531852/30th-Anniversary-COMPLETE-ALBUM-BOX-1984-2013-%5b18SHM-CD%EF%BC%8B7CD%EF%BC%8B%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%5d%EF%BC%9C%E5%88%9D%E5%9B%9E%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%94%9F%E7%94%A3%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%9B%A4%EF%BC%9E |title=吉川晃司/30th Anniversary COMPLETE ALBUM BOX 1984-2013 ［18SHM-CD+7CD+ヒストリー・ブック］＜初回完全生産限定盤＞ |website=TOWER RECORDS ONLINE |publisher=[[タワーレコード]] |language=ja |accessdate=2023-11-25}}</ref>
|}

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|2}}

== 参考文献 ==
* {{Cite journal|和書 |date = 1987-03-09 |journal = 月刊PATi-PATi 1987年3月号 |volume = 3|issue = 5 |publisher = [[ソニー・マガジンズ|CBS・ソニー出版]] |page = 109 |ref = {{SfnRef|PATi-PATi|1987}}}}
* {{Cite book|和書 |author = 吉川晃司 |title = ZERO : 1988/K2 |date = 1988-07-15 |publisher = [[ソニー・マガジンズ|CBS・ソニー出版]] |isbn = 9784789703703 |pages = 40 - 42 |ref = harv}}
* {{Cite book|和書 |author = |title = オリコンチャート・ブック アーティスト編 全シングル作品 昭和43年－昭和62年＜20年＞ |date = 1988-10-08 |publisher = [[オリコン]] |isbn = 9784871310215 |page = 105 |ref = {{SfnRef|オリコンチャートブック アーティスト編|1988}}}}
* {{Cite book|和書 |author = |title = オリコンチャートブックLP編 昭和45年－平成1年＜20年＞ |date = 1990-05-10 |publisher = [[オリコン]] |isbn = 9784871310253 |page = 122 |ref = {{SfnRef|オリコンチャートブックLP編|1990}}}}
* {{Cite journal|和書 |journal = [[月刊カドカワ]] 1993年3月号 |volume = 11 |issue = 3 |date = 1993-03-01 |publisher = [[角川書店]] |id = 雑誌13533-3 |pages = 35 - 61 |ref = {{SfnRef|月刊カドカワ|1993}}}}
* {{Cite AV media notes|和書 |title = A-LA-BA・LA-M-BA |others = 吉川晃司 |year = 1998 |page = 0 - 5 |type = CDブックレット |publisher = [[ポリドール・レコード#日本のポリドール|ポリドール・レコード]] |id = POCH-1704 |ref = {{SfnRef|A-LA-BA・LA-M-BA|1998}}}}
* {{Cite journal|和書 |title = ザ・ベストテン～蘇る! 80'sポップスHITヒストリー～ |journal = 別冊[[ザテレビジョン]] |volume = |issue = カドカワムック No.210 |date = 2004-12-20 |publisher = [[角川書店]] |isbn = 9784048944533 |id = 雑誌62482-12 |pages = 146 - 151 |ref = {{SfnRef|別冊ザテレビジョン|2004}}}}
* {{Cite book|和書 |author = 吉川晃司 |authorlink = 吉川晃司 |title = 愚 日本一心 |date = 2012-01-27 |publisher = [[KADOKAWA]] |series = 別冊カドカワの本 カドカワムック No.412 |pages = 66 - 68 |isbn = 9784047311206 |ref = harv}}


== 外部リンク ==
{{Album-stub|あらはらんは}}
* [https://kikkawa.com/musics/12110 吉川晃司公式『A-LA-BA・LA-M-BA』]
* [https://wmg.jp/kikkawa/discography/11827/ ワーナーミュージック・ジャパン公式 吉川晃司『A-LA-BA・LA-M-BA（SHM-CD）』]
* {{Discogs release|type=album|9021548|name=Koji Kikkawa - A-LA-BA-LA-M-BA}}


[[Category:吉川晃司のアルバム|あらはらんは]]
{{吉川晃司}}
{{Normdaten}}
[[Category:1987年のアルバム|あらはらんは]]
{{Album-stub}}
{{DEFAULTSORT:あらはらんは}}
[[Category:1987年のアルバム]]
[[Category:アポロンのアルバム]]
[[Category:吉川晃司のアルバム]]

2024年9月21日 (土) 17:40時点における最新版

『A-LA-BA・LA-M-BA』
吉川晃司 の スタジオ・アルバム
リリース
録音
  • レコーディング
  • 1986年11月24日 -
  • 1987年1月19日
  • セディックスタジオ
  • スタジオテイクワン
  • ミキシング
  • スタジオテイクワン
ジャンル
時間
レーベル SMSレコード
プロデュース
チャート最高順位
吉川晃司 アルバム 年表
『SATISFACTION FAKE』
（1986年）		『A-LA-BA・LA-M-BA』
（1987年）		『THE SHATTERER』
（1987年）
EANコード
『A-LA-BA・LA-M-BA』収録のシングル
  1. 「MARILYNE」
    リリース: 1987年3月5日
  2. 「終わらないSun Set」
    リリース: 1987年6月5日
テンプレートを表示

『A-LA-BA・LA-M-BA』（ア・ラ・バ・ラ・ン・バ）は、日本のシンガーソングライターである吉川晃司の5枚目のオリジナル・アルバム。

1987年3月5日にSMSレコードからリリースされた。前作『MODERN TIME』（1986年）よりおよそ1年振りにリリースされた作品であり、プロデュースは前作に引き続き渡辺プロダクション所属の木崎賢治およびSMSレコード所属の梅鉢康弘が担当している他、渡辺プロダクション所属の川面博が担当している。

本作収録曲の全11曲中8曲は吉川自身の制作曲となっており、編曲は松本晃彦と後藤次利が担当している。吉川による制作曲以外では、作詞家として松本一起および柳川英巳、安藤秀樹が参加、作曲家として佐藤健および中村昭二が参加している。レコーディングには前作に引き続きBOØWY所属の布袋寅泰が参加している他、デビューしたばかりの岡村靖幸、後にFENCE OF DEFENSEとしてデビューする北島健二および山田亘が参加している。

本作はオリコンアルバムチャートにおいて最高位第2位となった。これにより、吉川のアルバム連続第1位獲得記録は前作までの3作で途切れることとなった。本作以前にリリースされた9枚目のシングル「すべてはこの夜に」は収録されず、「MARILYNE」が本作と同時リリースされた他に映画『シャタラー』（1987年）およびKDD「TEL MEキャンペーン」のコマーシャルソングとして使用された「終わらないSun Set」がリカットされた。

背景

[編集]

1986年2月21日に前作『MODERN TIME』（1986年）リリース後、4月12日には吉川晃司主演映画第3作となる『テイク・イット・イージー』（1986年）が公開される[3]。同作のシナリオに対して吉川は、自身が演じる主人公の民川裕司が劇中で死去する展開を提案するも、事務所側としては民川を主人公とした映画シリーズを続けていく方針であったため、事務所側からは「何をばかなこと言ってんだ」と一蹴された[3]。しかし吉川は今後は音楽に集中したいとの申し出を行い、「おまえは歌も役者もできるタイプをめざせ」と言われるも、「いや僕には基本的に歌しかないんです」と事務所側を説得した結果民川が劇中で死去するシナリオに変更された[3]。その後吉川は「K.KIKKAWA "休日のSATISFICTION=FAKE"」と題したコンサートツアーを同年4月27日の西武球場公演から5月5日の小戸トワイライトゾーン公演に至るまで、4都市全4公演を実施[4]。さらにアルバムを受けたコンサートツアーは「DRASTIC MODERN TIME TOUR」と題し、同年5月18日の平市民会館公演から8月21日の中野サンプラザ ホール公演まで37都市全52公演を実施した[5]。

6月21日には12インチシングル「NERVOUS VENUS」をリリース[6]。同曲はオリコンシングルチャートにおいて最高位第12位の登場週数7回で売り上げ枚数は5.4万枚となった[7]。フジテレビ系音楽番組『夜のヒットスタジオDELUXE』（1985年 - 1989年）においては6月11日および7月9日放送分において同曲を披露した。9月30日には9枚目のシングル「すべてはこの夜に」をリリース[6]。同曲はオリコンシングルチャートにおいて最高位第4位の登場週数8回で売り上げ枚数は12.2万枚となった[7]。また、同曲はTBS系音楽番組『ザ・ベストテン』（1978年 - 1989年）の10月23日放送分において第3位で初登場して最高位となり、11月6日放送分に至るまで3週連続ランクインとなった[8]。『夜のヒットスタジオDELUXE』においては9月24日および10月15日、11月12日放送分の計3回において同曲を披露した。その後「仮説! 吉川晃司'86 TOKYO 8DAYS LIVE」と題したコンサートツアーを12月14日の渋谷公会堂公演から12月27日の大阪城ホール公演まで3都市全9公演を実施した。

同時期に吉川は、バラエティ番組への出演を拒否したいがために渡辺プロダクションからの独立を社長である渡辺晋に直訴していた[9]。同プロダクションは芸能事務所であるために音楽だけを生業とすることができない状態であったが、人前で笑うことが苦手であった吉川は「独立させてください」と頻繁に依頼していた[9]。社長からは国際的に通用する映画を制作したいという願望を聞かされ、その映画出演後に吉川の独立が許可されることとなった[9]。日本とイタリアの合作映画として制作開始された『シャタラー』（1987年）の撮影は、1987年1月からイタリアにて勧められたが1月31日に社長の渡辺が急死する。渡辺の死が影響した結果、映画の内容や企画が大幅に変更され当初の予定とは全く異なる作品となり、吉川は「惨憺たる作品になってしまった」と述べている[10]。吉川は社長への最後の恩返しのつもりで映画出演を承諾したものの、台詞はすべて英語であり内容も途中ですべて変更されたため、吉川は同作について「話がひっくりかえって、もうグチャグチャ、俺なんか、ワケ分からないわけ。出来上がったら全然違う。何これ!? みたいな」と述べている[11]。

制作、音楽性

[編集]
このアルバムから結構、詞も曲も自分で書くようになった。これはコードが三つだったら三つのパターンで曲をやろうっていうテーマがひとつ自分の中にあったの。だから結構似てるパターンの曲が多い。ヴォキャブラリーもまだなかったしね。
吉川晃司,
月刊カドカワ 1993年3月号[11]

アルバムタイトルの「A-LA-BA・LA-M-BA」とは、吉川の口から出てきた言葉をそのまま使用しており、特に意味は無いと述べている[12]。本作より吉川自身の手による制作曲が大部分を占めるようになり、全11曲中8曲が吉川自身の制作曲となっている[13]。「コードが三つだったら三つのパターンで曲をやろう」というテーマに沿って制作されたことから、似たパターンの楽曲が多く収録されていると吉川は述べている[11]。作曲はギターと4チャンネルステレオを使用して進められ、ギターおよびベース、ドラムスのパートは吉川自身が打ち込みを使用して制作された[11]。吉川はアレンジャーが理解できるレベルのものを制作する意図であったが、実際にはコードに存在しないメロディラインを入れてしまうことなどもあり、吉川は「ヒドイもんだったらしいけどね。あとで随分直された」と述べている[11]。デモテープ制作時に自然発生的に出来た曲は1曲もなく、その理由は決め事がないと制作方法が何も分からなかったためであると吉川は述べている[11]。

本作にはゲストミュージシャンとして、前作に引き続きBOØWY所属の布袋寅泰が参加しているほか、シングル「Out of Blue」（1986年）をリリースしてデビュー間もない岡村靖幸や同年6月にデビューするFENCE OF DEFENSEの北島健二および山田亘も参加している。当時の吉川はどこかに逃げることを考えていた他に、自身の音楽を制作する時間を欲してしたが本作においても映画撮影の話が割り込んできたために時間を確保することが出来なかったと述べている[11]。吉川曰く「一年中ちゃんこ鍋食ってるような感じ」というように、デビュー以来周囲の状況に振り回されている状態が続いていたが、羽休めのためにニューヨークに行った吉川はそこで本作のほぼすべての楽曲を制作したと述べている[11]。初めて同地を訪れた際は同世代の人間と知り合いになったもののアメリカ人は一人もおらず、10人ほどで当時流行していたフラットに住んでいたという[11]。当時同居していた人間たちは裕福ではないものの大きな夢を持っており、そのパワフルで明るい様子に吉川は励まされており、「シュンとしてる自分が恥ずかしくなる感じでさ。そいつらに随分勇気をもらってたな」と述べている[11]。

リリース、チャート成績

[編集]

本作は1987年3月5日にSMSレコードからLPおよびCT、CDの3形態でリリースされた。本作リリースを記念してファンクラブ会員限定で告知ポスターの右上に書かれているキーワードを記載しファンクラブ宛に葉書を送ると、アルバムジャケットのミニステッカーが贈与されるキャンペーンが行われた。本作からはアルバムリリースと同日に「MARILYNE」がリリースされた他、6月5日に吉川主演第4作となる映画『シャタラー』（1987年）の主題歌およびKDD「TEL MEキャンペーン」のコマーシャルソングとして使用された「終わらないSun Set」がリカットされた。収録曲の「やせっぽちの天国」はCD盤のみのボーナス・トラックであり、LP盤とCTには未収録となっている。

本作はオリコンアルバムチャートにおいて、LP盤は最高位第2位の登場週数16回で売り上げ枚数は10.8万枚[2]、CTは最高位第3位の登場週数13回で売り上げ本数は4.7万枚、CD盤は最高位第3位の登場週数12回で売り上げ枚数は5.6万枚となり、総合の売り上げ枚数は21.1万枚となった。この結果により、同チャートにて連続初登場第1位の記録は前作までの3作で途切れることになった。2021年に実施されたねとらぼ調査隊による吉川のアルバム人気ランキングでは第4位となった[14]。本作に先行シングルが存在しない理由として、吉川は「一回、テレビとかに出ない奴になりたかった」と述べており、その影響で本作は売り上げが悪かったとも述べている[11]。

CD盤はその後1998年6月10日にポリドール・レコードから再リリースされたほか、2007年3月14日には紙ジャケット仕様にてユニバーサルミュージックから再リリースされた。2014年4月23日には24bitデジタル・リマスタリングされたSHM-CD仕様にてワーナーミュージック・ジャパンから再リリースされた[15]。2014年5月28日にはCD-BOX『Complete Album Box』に収録される形で紙ジャケット仕様のデジタル・リマスタリング盤として再リリースされた[16][17]。

プロモーション、ツアー

[編集]

本作からシングルカットされた「MARILYNE」は『ザ・ベストテン』の1987年3月19日放送分において第8位で初登場となったが、1週のみのランクインとなった[18]。『夜のヒットスタジオDELUXE』において本作収録曲が披露されたのは、3月25日放送分において「MARILYNE」、4月22日放送分において「A-LA-BA・LA-M-BA」、5月20日および6月10日、7月29日放送分において「終わらないSun Set」となった。

本作を受けたコンサートツアーは「BIG CITIES CIRCUIT 解体へのSUGGESTION」と題し、同年4月4日の京都会館公演を皮切りに、5月27日の大阪厚生年金会館公演まで14都市全24公演実施された[19]。同ツアーでは本作収録曲を中心にセットリストが組まれていた[13]。前作を受けたツアー「DRASTIC MODERN TIME TOUR」では「都会の雰囲気」に拘っていたこともあり、機械的な雰囲気で照明を通常の倍近く使用するステージとなっていた[20]。本作を受けたツアーに関して吉川は「今度のLPの空気を出すためにあんまり照明を遣わずにどちらかというとスッキリと」と述べている[20]。吉川の構想ではステージは映画『ブレードランナー』（1982年）を意識し、規則的でない光の照らし方を意図したものになっていた[20]。同ツアーでは演奏曲やアレンジも都度変更が加えられており、その理由について吉川は「緊張感ていうのかな、それが欲しいから。メンバー間の。同じ事毎日やってるとなくなるからね。ちょっとずつ変えていく」と述べた他、セットリストも2、3曲分を余分に用意しておきその時の気分で変更しているとも述べている[21]。また前回のツアーまでは笑顔など見せずにクールに振舞っていた吉川であったが、同ツアーでは「ホットな部分を見せる」という本作のコンセプトに沿って「楽しいコンサート」を目指していたと述べている[21]。

収録曲

[編集]
  • CDブックレットに記載されたクレジットを参照[22]。
SIDE-1
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「A-LA-BA・LA-M-BA」吉川晃司吉川晃司松本晃彦
2.「MARILYNE」吉川晃司吉川晃司松本晃彦
3.「BIG BAD BABY BASTARD」吉川晃司吉川晃司後藤次利
4.「終わらないSun Set」吉川晃司吉川晃司松本晃彦
5.「雨のTraveller」松本一起佐藤健松本晃彦
合計時間:
SIDE-2
#タイトル作詞作曲編曲時間
6.「Stranger in Paradise」吉川晃司吉川晃司後藤次利
7.「Another Day」柳川英巳吉川晃司後藤次利
8.「Good-byeの次の朝」柳川英巳佐藤健松本晃彦
9.「きらわれついでのラスト・ダンス」松本一起吉川晃司松本晃彦
10.「Raspberry Angel」吉川晃司吉川晃司後藤次利
合計時間:
CD盤ボーナストラック
#タイトル作詞作曲編曲時間
11.「やせっぽちの天国」安藤秀樹中村昭二佐藤健
合計時間:

スタッフ・クレジット

[編集]
  • CDブックレットに記載されたクレジットを参照[23]。

参加ミュージシャン

[編集]

スタッフ

[編集]

リリース日一覧

[編集]
No. リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 最高順位 備考 出典
1 1987年3月5日 SMSレコード LP SM28-5430 2位 [2]
2 CT CM28-5430 3位
3 CD MD32-5106 3位 ボーナストラック1曲収録 [24]
4 1998年6月10日 ポリドール POCH-1704 - [25][26]
5 2007年3月14日 ユニバーサルミュージック UPCY-6341 - 紙ジャケット仕様 [27][28]
6 2012年10月1日 ポリドールK.K. AAC-LC - - デジタル・ダウンロード [29]
7 2014年4月23日 ワーナーミュージック・ジャパン SHM-CD WPCL-11808 - 2014年24bitデジタルリマスタリング [30][31]
8 2014年5月28日 WPCL-11905 - CD-BOX『Complete Album Box』収録、紙ジャケット仕様、最新24bitデジタルリマスタリング [32][33]

脚注

[編集]
[脚注の使い方]
  1. ^ “吉川晃司/A-LA-BA・LA-M-BA (ユニバーサル ミュージック): 1998”. 国立国会図書館サーチ. 国立国会図書館. 2023年11月25日閲覧。
  2. ^ a b c オリコンチャートブックLP編 1990, p. 122.
  3. ^ a b c 月刊カドカワ 1993, p. 60- 「ALL DATA 10 YEARS HISTORY」より
  4. ^ “吉川晃司 -K.KIKKAWA "休日のSATISFICTION=FAKE"”. LiveFans. SKIYAKI APPS. 2023年11月25日閲覧。
  5. ^ “吉川晃司 -DRASTIC MODERN TIME TOUR”. LiveFans. SKIYAKI APPS. 2023年11月25日閲覧。
  6. ^ a b 月刊カドカワ 1993, p. 61- 「ALL DATA 10 YEARS HISTORY」より
  7. ^ a b オリコンチャートブック アーティスト編 1988, p. 105.
  8. ^ 別冊ザテレビジョン 2004, p. 146- 「少年隊、ランキングを席巻 1986年」より
  9. ^ a b c 吉川晃司 2012, p. 66- 「第2章「信念」」より
  10. ^ 吉川晃司 2012, p. 68- 「第2章「信念」」より
  11. ^ a b c d e f g h i j k 月刊カドカワ 1993, p. 35- 「本人自身による全アルバム解説」より
  12. ^ PATi-PATi 1987, p. 109- 「ALABA・LAMBA 吉川晃司」より
  13. ^ a b 吉川晃司 1988, p. 42- 野中智美「征服/1987-1988」より
  14. ^ “吉川晃司のオリジナルアルバム、あなたが一番好きなのは？ 【人気投票実施中】（投票結果）”. ねとらぼ調査隊. アイティメディア (2021年3月15日). 2023年11月25日閲覧。
  15. ^ “吉川晃司のオリジナル・アルバムが一挙再発”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2014年3月3日). 2023年11月25日閲覧。
  16. ^ “吉川晃司、デビュー30周年当日にツアー開催と4つのアニバーサリー作品リリースを発表”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2014年2月1日). 2023年11月25日閲覧。
  17. ^ “吉川晃司、30周年記念ライブ開催＆30周年を彩る作品全4シリーズ発売を発表！”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク (2014年2月1日). 2023年11月25日閲覧。
  18. ^ 別冊ザテレビジョン 2004, p. 151- 「光GENJI、デビューから連続1位をばく進 1987年」より
  19. ^ “吉川晃司 -BIG CITIES CIRCUIT 解体へのSUGGESTION”. LiveFans. SKIYAKI APPS. 2023年11月25日閲覧。
  20. ^ a b c 吉川晃司 1988, p. 41- 野中智美「征服/1987-1988」より
  21. ^ a b 吉川晃司 1988, p. 40- 野中智美「征服/1987-1988」より
  22. ^ A-LA-BA・LA-M-BA 1998, p. 0 - 5.
  23. ^ A-LA-BA・LA-M-BA 1998, p. 0.
  24. ^ “吉川晃司 / A-LA-BA・LA-M-BA [廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2023年11月25日閲覧。
  25. ^ “吉川晃司 / A-LA-BA・LA-M-BA [再発][廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2023年11月25日閲覧。
  26. ^ “吉川晃司/A-LA-BA.LA-M-BA”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2023年11月25日閲覧。
  27. ^ “吉川晃司 / A-LA-BA・LA-M-BA [再発]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2023年11月25日閲覧。
  28. ^ “吉川晃司/A-LA-BA･LA-M-BA”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2023年11月25日閲覧。
  29. ^ “A-LA-BA・LA-M-BA／吉川晃司｜音楽ダウンロード・音楽配信サイト”. mora. ソニー・ミュージックソリューションズ. 2023年11月25日閲覧。
  30. ^ “吉川晃司 / A-LA-BA・LA-M-BA [SHM-CD] [限定]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2023年11月25日閲覧。
  31. ^ “吉川晃司/A-LA-BA・LA-M-BA＜初回生産限定盤＞”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2023年11月25日閲覧。
  32. ^ “吉川晃司 / Complete Album Box [紙ジャケット仕様] [25CD] [SHM-CD] [限定]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2023年11月25日閲覧。
  33. ^ “吉川晃司/30th Anniversary COMPLETE ALBUM BOX 1984-2013 ［18SHM-CD+7CD+ヒストリー・ブック］＜初回完全生産限定盤＞”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2023年11月25日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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シングル
CD
リミックス
コラボレート
配信
  • 1.NOW
  • 2.光と影 〜SEMPO LIVE ver.〜
  • 3.あの夏を忘れない
  • 4.SAMURAI ROCK 〜義風堂々!! ver.
  • 5.The Sliders
  • 6.せつなさを殺せない2014
  • 7.Over The Rainbow
  • 8.The Last Letter
  • 9.Lucky man
  • 10.Brave Arrow / 焚き火
  • 11.BLOODY BLACK
アルバム
オリジナル
ミニ
ベスト
セルフカバー
ライブ
BOX
サウンドトラック
参加作品
映像作品
  • 1.KIKKAWA KOJI '84 FLYING PARACHUTE TOUR
  • 2.'85吉川晃司 LIVE for Rockfeeling Kids in BUDOKAN
  • 3.'85 JAPAN TOUR FINAL IN 東京昭和記念公園
  • 4.DRASTIC MODERN TIME Tour Tokyo 8Days live
  • 5.ZERO -KIKKAWA KOJI HI-VISION LIVE WORLD '88
  • 6.VOICE OF MOON
  • 7.Lunatic LUNACY
  • 8.ACTIVE OVERDRIVE
  • 9.SHYNESS OVERDRIVE 1992
  • 10.Cloudy Heart's
  • 11.CONCERT TOUR 1994 My Dear Cloudy Heart
  • 12.LIVE GOLDEN YEARS EXPANDED 0015 GIGANTIC 2DAYS LIVE Vol.1
  • 13.LIVE GOLDEN YEARS EXPANDED 0015 GIGANTIC 2DAYS LIVE Vol.2
  • 14.HOT ROD MAN LIVE
  • 15.HOT ROD MAN DOCUMENT
  • 16.SOLID SOUL 2001
  • 17.SMASH THE PANDORA FINAL! TOKYO CIRCUS
  • 18.The Gundogs Perfect DVD Plus!
  • 19.LIVE JELLYFISH
  • 20.LIVE GOLDEN YEARS 20th Anniversary PRELUDE at BUDOKAN
  • 21.LIVE GOLDEN YEARS Thanks0201 at BUDOKAN
  • 22.THE FIRST SESSION KIKKAWA KOJI LIVE 2005 “エンジェルチャイムが鳴る夜に”
  • 23.KIKKAWA KOJI LIVE 2006 ROLL OVER the DISCOTHEQUE! From Club Jungle
  • 24.THE STORY OF TARZAN 〜2007 TOUR FINAL & DOUBLE TV DOCUMENTS〜
  • 25.THE SECOND SESSION KIKKAWA KOJI LIVE 2007 CLUB JUNGLE EXTRA TARZAN RETURN
  • 26.LIVE archives 25
  • 27.KIKKAWA KOJI 25th ANNIVERSARY LIVE FILM COLLECTION 『LIVE＝LIFE』
  • 28.25th ANNIVERSARYLIVE GOLDEN YEARS TOUR FINAL at 日本武道館
  • 29.KIKKAWA KOJI LIVE 2011 KEEP ON KICKIN' & SINGIN'!!!!! 〜日本一心〜
  • 30.KIKKAWA KOJI 2013 SAMURAI ROCK -BEGINNING- at 日本武道館
  • 31.KIKKAWA KOJI 30th Anniversary Live "SINGLES+" & Birthday Night "B-SIDE+" 【3DAYS武道館】
  • 32.KIKKAWA KOJI 30th Anniversary Live "SINGLES+ RETURNS"
  • 33.KIKKAWA KOJI Live 2016 "WILD LIPS" TOUR at 東京体育館
  • 34.KIKKAWA KOJI LIVE 2018 "Live is Life"
  • 35.KIKKAWA KOJI 35th Anniversary Live TOUR
  • 36.LIVE archives 35
  • 37.KIKKAWA KOJI LIVE TOUR 2021 BELLING CAT
テレビドラマ
関連人物
関連項目
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