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地名の由来は[[アイヌ語]]「ニセイオマップ」でその意味は「峡谷にある川」。 |
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2014年1月2日 (木) 04:59時点における版
簾舞(みすまい)は、北海道札幌市南区の地名。2007年度時点で、人口は約5500人で約2200世帯存在する。郵便番号は061-2261(簾舞1条)から061-2266(簾舞6条)及び061-2272(その他)。
地理
札幌市中心部から定山渓温泉方向に国道230号を自動車で30~40分進んだ場所にある。市内でも西区西野に次ぎ降雪量の多い地区である。10地区に町内会があり、地域活動も盛んである。 開拓が始まってから130年の歴史があり、住宅は近年増えつつあるが、農村風景も残っていて自然に囲まれた地域である。果物の産地でもあり各シーズンには果物狩りで賑わう。二星岱や八剣山といった山が存在し、地元の人には愛着をもたれている。
地名の由来
アイヌ語の「渓谷にある川」という意味の「ニセイオマップ」が語源。それが訛って「ミソマップ」と呼ばれるようになったという。明治5年、「簾舞」という漢字が当てられ、その後、月寒(ツキサップ→ツキサム)のような当時の軍主導かどうかは不明だが、「みすまい」と呼ばれるようになった。
簾の1字を「みす」と読ませるのは当て読みで、元来は「御簾」のことである。そこを流れている、豊平川の支流の水の流れる様子がそれに似ていたためだともいわれている。そのため、札幌市やその周辺も含めて、難読地名の1つとされるに至っている。
ただし、この地区にある二星岱(ニセイダイ)は、「ニセオマップ」の前半の「ニセイ」が語源になっているとされ、訛らずにそのまま地名が残っている。この二星岱はその東側と繋がっていたのであろうが、東西を豊平川の支流で深くえぐられてしまい、当初は豊平川の方に向かって突き出した岬のような丘になっていた。現在、国道230号が通っているために切り通しになり、南北に2つに切断されている。「渓谷にある川」という意味のアイヌ語は、これら支流のことを指しているという説と、そこを流れている豊平川自体の状態を指すという説とがある。
歴史
札幌市指定の有形文化財として簾舞通行屋がある。札幌市内に現存する唯一の通行屋でもある。 定山渓鉄道線が1969年まで運行していた。
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