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「吉田健一 (英文学者)」の版間の差分

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*宰相御曹司貧窮す 文芸春秋新社 1954
*宰相御曹司貧窮す 文芸春秋新社 1954
*東西文学論  一時間文庫・新潮社 1955 「日本の現代文学」と併せ講談社文芸文庫
*東西文学論  一時間文庫・新潮社 1955 「日本の現代文学」と併せ講談社文芸文庫
*酒に呑まれた頭 新潮社 1955 のち番町書房、ちくま文庫
*酒に呑まれた頭 新潮社 1955 のち番町書房、新版ちくま文庫
*文学あちらこちら 東方社 1956
*文学あちらこちら 東方社 1956
*大磯清談 吉田茂共著 文芸春秋新社 1956 新版・東京白川書院 1983
*大磯清談 吉田茂共著 文芸春秋新社 1956 新版・東京白川書院 1983
*乞食王子 新潮社 1956 のち番町書房、講談社文芸文庫
*乞食王子 新潮社 1956 のち番町書房、講談社文芸文庫
*三文紳士 宝文館 1956 のち筑摩書房、講談社文芸文庫
*三文紳士 宝文館 1956 のち筑摩書房、講談社文芸文庫
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*新選現代日本文学全集第37 筑摩書房 1960
*新選現代日本文学全集第37 筑摩書房 1960
: 山本健吉・中村光夫・吉田健一・中村真一郎集
: 山本健吉・中村光夫・吉田健一・中村真一郎集
*'''吉田健一著作集''' 全19巻 垂水書房 1960-66 11.15.18巻が未刊
*'''吉田健一著作集''' 全19巻 垂水書房 1960-66 
: 11.15.18巻が未刊、垂水版単行本を使用
*日本の現代文学 雪華社 1960 のち講談社文芸文庫
*日本の現代文学 雪華社 1960 のち講談社文芸文庫
*近代詩について 垂水書房 1960
*近代詩について 垂水書房 1960
*頭の洗濯 文芸春秋新社 1960
*頭の洗濯 文芸春秋新社 1960
*英語と英国と英国人と 垂水書房 1960 のち講談社文芸文庫
*英語と英国と英国人と 垂水書房 1960 のち講談社文芸文庫
*シェイクスピア物語 垂水書房 1960
*シェイクスピア物語 垂水書房 1960
*文学概論 垂水書房1961 のち講談社文芸文庫
*文学概論 垂水書房 1961 のち講談社文芸文庫
*随筆英語上達法 垂水書房 1961(英米文学語学選書)
*随筆英語上達法 英米文学語学選書)垂水書房 1961
*文句の言いどおし 朝日新聞社 1961
*文句の言いどおし 朝日新聞社 1961
*日本語と日本と日本人と 垂水書房 1961
*日本語と日本と日本人と 垂水書房 1961
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*大衆文学時評 垂水書房 1965
*大衆文学時評 垂水書房 1965
*感想A・B  垂水書房 1966
*感想A・B  垂水書房 1966
*文学の楽しみ 河出書房新社 1967 のち文芸選書
*文学の楽しみ 河出書房新社 1967 のち河出文芸選書
*落日抄 父・吉田茂のこと他 読売新聞社, 1967
*落日抄父・吉田茂のこと他  読売新聞社, 1967
*'''吉田健一全集''' 全10巻 原書房, 1968
*'''吉田健一全集''' 全10巻 原書房, 1968
*余生の文学 新潮社 1969
*余生の文学 新潮社 1969
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*文明に就て 新潮社 1974
*文明に就て 新潮社 1974
*交遊録 新潮社 1974
*交遊録 新潮社 1974
*ポエティカⅠ・Ⅱ 小澤書店 1974 代表作選集
*'''ポエティカ'''Ⅰ・Ⅱ 小澤書店 1974 代表作選集
*英国に就て 筑摩書房 1974 のち、ちくま文庫
*英国に就て 筑摩書房 1974 のち、ちくま文庫
*酒肴酒 正続 番町書房 1974 のち光文社文庫
*酒肴酒 正続 番町書房 1974 のち光文社文庫1.2
: 新版光文社文庫 2006 抄本
*東京の昔 中央公論社 1974 のち中公文庫
*東京の昔 中央公論社 1974 のち中公文庫
*埋れ木 集英社 1974
*埋れ木 集英社 1974
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*時をたたせる為に 小澤書店 1976
*時をたたせる為に 小澤書店 1976
*酒に呑まれた頭 正続 番町書房 1976
*酒に呑まれた頭 正続 番町書房 1976
**旨いものはうまい  グルメ文庫・角川春樹事務所 2004 抄本
*定本落日抄 小澤書店 1976
*定本落日抄 小澤書店 1976
*昔話 青土社 1977
*昔話 青土社 1977
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*昭和文学全集23 小学館 1987
*昭和文学全集23 小学館 1987
: 吉田健一 福永武彦 丸谷才一 三浦哲郎 古井由吉集
: 吉田健一 福永武彦 丸谷才一 三浦哲郎 古井由吉集
*'''吉田健一著作集''' 全30巻補巻2 集英社 1978-81
*吉田健一集 中村光夫編 現代の随想30・弥生書房 1980
*吉田健一集 中村光夫編 現代の随想30・弥生書房 1980
*吉田健一 饗宴ほか 富士川義之編 日本幻想文学集成16・国書刊行会 1992  
*吉田健一 饗宴ほか 富士川義之編 日本幻想文学集成16・国書刊行会 1992  
*吉田健一対談集成 小澤書店 1998 のち講談社文芸文庫
*吉田健一対談集成 小澤書店 1998 のち講談社文芸文庫 2008
*吉田健一友と書物と 清水徹編  大人の本棚・みすず書房 2002
*吉田健一友と書物と 清水徹編  大人の本棚・みすず書房 2002
*吉田健一未収録エッセイ ロンドンの味 島内裕子編 講談社文芸文庫 2007
*吉田健一未収録エッセイロンドンの味 島内裕子編 講談社文芸文庫 2007
*'''吉田健一著作集''' 全30巻補巻2 集英社 1978-81
*'''吉田健一集成''' 全8巻別巻1 新潮社 1993-94
*'''吉田健一集成''' 全8巻別巻1 新潮社 1993-94



2008年9月27日 (土) 22:00時点における版

吉田 健一よしだ けんいち1912年4月1日 - 1977年8月3日)は、英文学翻訳家評論家小説家である。父は吉田茂、母・雪子は牧野伸顕内大臣)の娘で、すなわちかれは大久保利通の曾孫にあたる。ケンブリッジ大学中退。誕生日については、戸籍上は4月1日だが、吉田家では3月27日に祝っていた。英文学を始めとする、フランス文学やヨーロッパ古典文学への素養をもとに、評論や小説を著した。また、イギリスの文学の翻訳も多数おこなっている。父と親交の深かった長谷川如是閑の肝いりで、中央大学文学部教授(英文学)を一時期務めた。

来歴・人物

1912年、東京に生まれた。父の茂は当時外交官としてヨーロッパにおり、母雪子も出産後茂の元へ向かったため、健一は祖父である牧野伸顕へ預けられた。6歳のとき、1918年、父に随い青島へ行き、その後、パリロンドン天津と東京を転々として、1926年天津の学校より暁星中学へ2年次編入、1930年同校を卒業しケンブリッジ大学キングズ・コレッジに入学した。ケンブリッジ時代に、それまでもあった濫読癖が刺戟され、ウィリアム・シェイクスピアシャルル・ボードレールジュール・ラフォルグなどに熱中した。しかし、1931年急遽中退、帰国し、しばらくしてアテネ・フランセへ入り、フランス語を習得した。

1935年になって、ポーの『覚書』の訳を刊行、その後『文学界』への寄稿を始め、中村光夫山本健吉らと同人誌『批評』を創刊。この頃は主にフランス文学翻訳評論を発表、また、最初の評論はラフォルグを扱ったもの(「ラフォルグ論」『文學界1939年1月号)であった。

1945年5月に、海軍に一度召集されるも、そのまま敗戦、復員した。戦後すぐ、最晩年の祖父牧野伸顕に付き添い口述筆記して、『回顧録』を遺している。(中公文庫上下)

師事関係としては、ケンブリッジ時代のG・ロウェス・ディッキンソン、F・L・ルカス、帰国後の河上徹太郎などがある。交友関係には石川淳大岡昇平小林秀雄中村光夫福田恆存三島由紀夫横光利一丸谷才一ドナルド・キーンなどがある。ただし三島とは、のちに絶交した。一説によると、三島が新居に移った時、部屋に置いてある家具の値段を吉田が大声で次々と値踏みしたのがきっかけだったともいう。また、ジョン・ネイスン『三島由紀夫-ある評伝』(新潮社)によると、鉢の木会の月例会の席上、三島の『鏡子の家』について、三島の面前で「こんなものしか書けないんだったら、会からは出てもらわなくちゃな」と酷評したためであるという。さらに、三島がモデル小説『宴のあと』に関して有田八郎と揉めた際、有田と旧知の間柄(有田は父・茂の元同僚にあたる)だった吉田が間に入って事態の収拾にあたった事を三島が悪く取ったためとも言われている。

戦後、内閣総理大臣を務めた父・吉田茂の実像を最もよく知る人物であるが、生前に父親との思い出を語ることは決して多くなかった。一説には、母・雪子の死後に父が長年関係があった新橋芸者(「こりん」、本名は坂本喜代(のち喜代子と称する))を事実上の後妻として迎えた事に健一が反発していたからだと言われている。麻生太郎の母、麻生和子は妹だが「佐藤栄作日記」によると父吉田茂の没した後、余り折り合いは良くなかったようである。

1977年8月3日逝去。享年65。

受賞歴

【関連書籍】

  • 丹生谷貴志ほか 『吉田健一頌 増補新版』 風の薔薇叢書・水声社 
  • 清水徹 『吉田健一の時間 黄昏の優雅』 水声社   各2003年
  • 高橋英夫 『琥珀の夜から朝の光へ 吉田健一逍遥』 新潮社 1994年
  • 篠田一士 『吉田健一論』 筑摩書房 1981年
  • 『吉田健一  新潮日本文学アルバム69』 新潮社 1995年  
  • 『吉田健一 ユリイカ 詩と批評』 2006年10月号 青土社
  • 『ユリイカ』1977年12月号で吉田健一追悼特集をしている。 
  • 富士川義之『新=東西文学論 批評と研究の狭間で』みすず書房 2003年
    • ほかの著書も含め英文学者の観点から作家論を記している。

著作

  • 英国の文学 雄鶏社、1949 のち創元・新潮文庫、岩波文庫
  • シェイクスピア 池田書店、1952 のち新潮文庫、平凡社ライブラリー
  • 宰相御曹司貧窮す 文芸春秋新社 1954
  • 東西文学論  一時間文庫・新潮社 1955 「日本の現代文学」と併せ講談社文芸文庫
  • 酒に呑まれた頭 新潮社 1955 のち番町書房、新版ちくま文庫
  • 文学あちらこちら 東方社 1956
  • 大磯清談 吉田茂と共著 文芸春秋新社 1956 新版・東京白川書院 1983
  • 乞食王子 新潮社 1956 のち番町書房、講談社文芸文庫
  • 三文紳士 宝文館 1956 のち筑摩書房、講談社文芸文庫
  • 近代文学論 垂水書房 1957
  • 文学人生案内 東京創元社 1957 のち講談社文芸文庫
  • 英語上達法 垂水書房 1957
  • 甘酸っぱい味 新潮社 1957
  • 日本について 大日本雄弁会講談社 1957
  • 酒宴(小説集)東京創元社 1957 『金沢・酒宴』で講談社文芸文庫
  • 舌鼓ところどころ 文藝春秋新社 1958 のち、ゆまにて・中公文庫
  • 英国の文学の横道 講談社 1958 のち講談社文芸文庫
  • 作法無作法 宝文館 1958
  • ひまつぶし 講談社 1959
  • 英国の近代文学 垂水書房 1959  のち筑摩叢書、岩波文庫
  • 吉田健一集 現代知性全集35・日本書房  1959
  • 新選現代日本文学全集第37 筑摩書房 1960
山本健吉・中村光夫・吉田健一・中村真一郎集
  • 吉田健一著作集 全19巻 垂水書房 1960-66 
11.15.18巻が未刊、垂水版単行本を使用
  • 日本の現代文学 雪華社 1960 のち講談社文芸文庫
  • 近代詩について 垂水書房 1960
  • 頭の洗濯 文芸春秋新社 1960
  • 英語と英国と英国人と 垂水書房 1960 のち講談社文芸文庫
  • シェイクスピア物語 垂水書房 1960
  • 文学概論 垂水書房 1961 のち講談社文芸文庫
  • 随筆英語上達法 (英米文学語学選書)垂水書房 1961
  • 文句の言いどおし 朝日新聞社 1961
  • 日本語と日本と日本人と 垂水書房 1961
  • 色とりどり 雪華社 1961
  • 書き捨てた言葉 垂水書房 1962
  • 横道にそれた文学論 文芸春秋新社 1962
  • 不信心 朝日新聞社 1962
  • 新聞一束 垂水書房 1963
  • 残光 中央公論社 1963
  • わがシェイクスピア 垂水書房 1963
  • 日本現代文学全集第92 講談社 1964
河上徹太郎・亀井勝一郎・中村光夫・山本健吉・吉田健一集
  • 謎の怪物・謎の動物 新潮社 1964 のち改題され
    • 未知の世界 図書出版社 1975 、私の古生物誌 ちくま文庫 1989
  • 大衆文学時評 垂水書房 1965
  • 感想A・B  垂水書房 1966
  • 文学の楽しみ 河出書房新社 1967 のち河出文芸選書
  • 落日抄―父・吉田茂のこと他  読売新聞社, 1967
  • 吉田健一全集 全10巻 原書房, 1968
  • 余生の文学 新潮社 1969
  • イーヴリン・ウォー(編著 20世紀英米文学案内23)研究社 1969
  • 瓦礫の中 中央公論社 1970 のち中公文庫
  • ヨオロッパの世紀末 新潮社 1970 のち筑摩叢書、岩波文庫
  • 作者の肖像 読売選書 1970
  • 吉田健一全短編集 読売新聞社 1971
  • 絵空ごと 河出書房新社 1971 『絵空ごと・百鬼の会』で講談社文芸文庫
  • 私の食物誌 中央公論社 1972 のち中公文庫
  • 現代日本文学大系66 筑摩書房  1972
河上徹太郎・吉田健一・山本健吉・江藤淳集
  • 文学が文学でなくなる時 集英社 1972
  • 本当のような話 集英社 1973 のち集英社文庫、講談社文芸文庫
  • 書架記 中央公論社 1973 のち中公文庫
  • 金沢 河出書房新社 1973 講談社文芸文庫
  • ヨオロッパの人間 新潮社 1973 のち講談社文芸文庫
  • 文明に就て 新潮社 1974
  • 交遊録 新潮社 1974
  • ポエティカⅠ・Ⅱ 小澤書店 1974 代表作選集
  • 英国に就て 筑摩書房 1974 のち、ちくま文庫
  • 酒肴酒 正続 番町書房 1974 のち光文社文庫1.2
新版光文社文庫 2006 抄本
  • 東京の昔 中央公論社 1974 のち中公文庫
  • 埋れ木 集英社 1974
  • 覚書 青土社 1975
  • 詩と近代 小澤書店 1975
  • 言葉といふもの 筑摩書房 1975
  • 本が語ってくれること 新潮社 1975
  • 詩に就て 青土社 1975
  • 英語英文学に就て 筑摩書房 1975
  • 旅の時間 河出書房新社 1976 のち講談社文芸文庫
  • 時間 新潮社 1976 のち講談社文芸文庫
  • 時をたたせる為に 小澤書店 1976
  • 酒に呑まれた頭 正続 番町書房 1976
    • 旨いものはうまい  グルメ文庫・角川春樹事務所 2004 抄本
  • 定本落日抄 小澤書店 1976
  • 昔話 青土社 1977
  • 思ひ出すままに 集英社 1977 のち講談社文芸文庫
  • 変化 青土社 1977(以下没後刊行)
  • 日本のよさ ゆまにて 1977  新編再刊 
  • 怪奇な話 短編集 中央公論社 1977 のち中公文庫 
  • 道端 短編集 筑摩書房 1978 
  • 春その他 小澤書店 1978
  • まろやかな日本 幾野宏訳 新潮社 1978
  • 読む領分 新潮社 1979 書評解説集
  • 言葉が語るもの 人と思想・文藝春秋 1978 代表作選集
  • 筑摩現代日本文学大系76 筑摩書房 1979
中村光夫・唐木順三・吉田健一集
  • 昭和文学全集23 小学館 1987
吉田健一 福永武彦 丸谷才一 三浦哲郎 古井由吉集
  • 吉田健一著作集 全30巻補巻2 集英社 1978-81
  • 吉田健一集 中村光夫編 現代の随想30・弥生書房 1980
  • 吉田健一 饗宴ほか 富士川義之編 日本幻想文学集成16・国書刊行会 1992  
  • 吉田健一対談集成 小澤書店 1998 のち講談社文芸文庫 2008
  • 吉田健一友と書物と 清水徹編  大人の本棚・みすず書房 2002
  • 吉田健一未収録エッセイ・ロンドンの味 島内裕子編 講談社文芸文庫 2007
  • 吉田健一集成 全8巻別巻1 新潮社 1993-94

翻訳

のち「旅は驢馬をつれて」岩波文庫 1956
T・S・エリオット 福田恒存共訳 新潮社 1954
河上徹太郎共訳 ダヴィッド社 1954
  • 世界少年少女文学全集 黒馬物語 アンナ・シュウエル 創元社 1955
  • シェイクスピア詩集(1956年、池田書店)
  • 木曜の男 G・K・チェスタトン 東京創元社 1956 のち創元推理文庫
  • 海からの贈物 リンドバーグ夫人 新潮社 1956 のち新潮文庫
  • エリオット選集第1巻 伝統と個人的な才能 弥生書房 1959
  • エリオット選集第2巻 ダンテ 弥生書房 1959
  • 世界ノンフィクション全集 フォーセット探検記 P.H.フォーセット 筑摩書房 1961
  • 世界ユーモア文学全集 当世人気男 ベネット 筑摩書房, 1961
  • 日本を映す小さな鏡 アール・マイナー 筑摩書房 1962
  • 日本の文学 ドナルド・キーン 筑摩書房 1963 のち中公文庫
  • ブライヅヘッドふたたび イヴリン・ウォー 筑摩書房 1963 のちちくま文庫
  • 黒いいたずら イーヴリン・ウォー 白水社 1964 のち同Uブックス
  • 葡萄酒の色 吉田健一訳詩集 垂水書房 1964 のち小澤書店
  • 世界文学全集 ハワーズ・エンド E・M・フォースター 集英社 1965 のち河出書房新社
  • 人間の文学 ファニー・ヒル ジョン・クレランド 河出書房新社 1965
    • ファニー・ヒル ジョン・クレランド 河出文庫 1997
  • 文楽 ドナルド・キーン 講談社 1966
    • のち改題「能・文楽・歌舞伎」 講談社学術文庫
  • ジェイン・エア シャーロット・ブロンテ 世界文学全集 集英社 1968
  • 現代が受けている挑戦 トインビー 新潮選書 1969 のち新潮文庫
  • 変身の恐怖 パトリシア・ハイスミス 筑摩書房 1970 のち同文庫
  • 海から来た男 マイクル・イネス 筑摩書房 1970 のち新装版 1978
  • G・K・チェスタトン著作集3 自叙伝 春秋社 1973
  • 世界の文学15  イブリン・ウォー ピンフォールドの試練  集英社  1977
  • ドガに就て ドガ・ダンス・デッサン ポール・ヴァレリイ 筑摩書房 1977

外部リンク