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'''今鷹 真'''(いまたか まこと [[1934年]] - )は、日本の[[中国文学者|中国文学研究者]]。名古屋大学名誉教授。
'''今鷹 真'''(今鷹 眞、いまたか まこと[[1934年]][[2月28日]]<ref>『著作権台帳』{{要ページ番号|date=yyyy年m月}}</ref> - )は、[[日本]]の[[中国文学者]]。[[名古屋大学]]名誉教授。


== 来歴・人物 ==
== 来歴・人物 ==
中国[[上海]]生まれ<ref name=":0">{{Citation|title=今鷹眞教授略歴 主要業績一覧|url=https://doi.org/10.18999/joucll.10.1|publisher=名古屋大學中國語學文學會|date=1997-12|accessdate=2021-12-31|doi=10.18999/joucll.10.1|language=ja}}</ref>。[[京都大学大学院文学研究科・文学部|京都大学文学部]]中国文学科を経て<ref name=":0">{{Citation|title=今鷹眞教授略歴 主要業績一覧|url=https://doi.org/10.18999/joucll.10.1|publisher=名古屋大學中國語學文學會|date=1997-12|accessdate=2021-12-31|doi=10.18999/joucll.10.1|language=ja}}</ref>、同大学大学院[[大学院#博士後期課程・後期3年博士課程|博士課程]]修了<ref name=":0">{{Citation|title=今鷹眞教授略歴 主要業績一覧|url=https://doi.org/10.18999/joucll.10.1|publisher=名古屋大學中國語學文學會|date=1997-12|accessdate=2021-12-31|doi=10.18999/joucll.10.1|language=ja}}</ref>。1966年、京都大学文学部[[助手 (教育)|助手]]<ref name=":0">{{Citation|title=今鷹眞教授略歴 主要業績一覧|url=https://doi.org/10.18999/joucll.10.1|publisher=名古屋大學中國語學文學會|date=1997-12|accessdate=2021-12-31|doi=10.18999/joucll.10.1|language=ja}}</ref>、1967年名古屋大学教養部講師<ref name=":0">{{Citation|title=今鷹眞教授略歴 主要業績一覧|url=https://doi.org/10.18999/joucll.10.1|publisher=名古屋大學中國語學文學會|date=1997-12|accessdate=2021-12-31|doi=10.18999/joucll.10.1|language=ja}}</ref>、1970年同学部助教授<ref name=":0">{{Citation|title=今鷹眞教授略歴 主要業績一覧|url=https://doi.org/10.18999/joucll.10.1|publisher=名古屋大學中國語學文學會|date=1997-12|accessdate=2021-12-31|doi=10.18999/joucll.10.1|language=ja}}</ref>。1972年[[名古屋大学大学院人文学研究科・文学部|名古屋大学文学部]]助教授<ref name=":0">{{Citation|title=今鷹眞教授略歴 主要業績一覧|url=https://doi.org/10.18999/joucll.10.1|publisher=名古屋大學中國語學文學會|date=1997-12|accessdate=2021-12-31|doi=10.18999/joucll.10.1|language=ja}}</ref>、1978年教授<ref name=":0">{{Citation|title=今鷹眞教授略歴 主要業績一覧|url=https://doi.org/10.18999/joucll.10.1|publisher=名古屋大學中國語學文學會|date=1997-12|accessdate=2021-12-31|doi=10.18999/joucll.10.1|language=ja}}</ref>。[[2001年]]、定年退官<ref name=":0">{{Citation|title=今鷹眞教授略歴 主要業績一覧|url=https://doi.org/10.18999/joucll.10.1|publisher=名古屋大學中國語學文學會|date=1997-12|accessdate=2021-12-31|doi=10.18999/joucll.10.1|language=ja}}</ref>、[[名誉教授]]、[[金城学院大学]]教授<ref name=":0">{{Citation|title=今鷹眞教授略歴 主要業績一覧|url=https://doi.org/10.18999/joucll.10.1|publisher=名古屋大學中國語學文學會|date=1997-12|accessdate=2021-12-31|doi=10.18999/joucll.10.1|language=ja}}</ref>。
[[1934年]]、[[上海]]生まれ。[[京都大学]]文学部中国文学科卒業。[[2001年]]、定年退任。

== 著書 ==
*『中国詩文選5 [[諸子百家]]』[[筑摩書房]] 1975年
*『鑑賞中国の古典15 [[蒙求]]』[[角川書店]] 1989年、[[角川ソフィア文庫]](抜粋版)2010年(ビギナーズ・クラシックス)

== 訳註 ==
*『[[世界古典文学全集]]20 司馬遷 [[史記]]列伝』筑摩書房 1969年、復刊1982年・2005年ほか
** [[司馬遷]]『史記[[列伝]]』[[小川環樹]]・福島吉彦 共訳 [[岩波文庫]](全5巻)1975ワイド版2015-16
* 『中国古典詩集 唐詩・[[宋 (王朝)|宋]]詩・宋[[詞]]』筑摩書房〈世界文学大系7B〉1963年。共訳で「唐詩」[[吉川幸次郎]]編・校閲
**新装版『筑摩世界文学大系8 唐宋詩集』 筑摩書房, 1975年 - 後者は各小川環樹[[村上哲見]]が担当
**『[[唐詩選]]』 筑摩書房〈筑摩叢書〉, 1973年、復刊1985年。筑摩書房〈世界文学全集9〉1969
***改訂版『[[唐詩]]選』ちくま学芸文庫(上・下)1994
* [[トン・ワトソン]]『[[司馬遷]]』 筑摩書房〈筑摩叢書〉1965年、復刊1985年
* 『世界古典文学全集24 [[三国志]] A魏書 B蜀書』[[井波律子]]・[[小南一郎]]と共訳筑摩書房 1977-82年
** [[陳寿]]/[[裴松之]]注『[[三国志 (歴史書)|正史三国志]]』[[ちくま学芸文庫]](全8巻)1992-93年
* 司馬遷『史記[[世家]]』小川環樹・福島吉彦と共訳岩波文庫(全3巻)1980-91年
*『弘法[[大師]][[空海]]全集 第6巻 詩文篇2 [[性霊集]]』(共訳)筑摩書房 1984年、復刊2001年


== 論文 ==
== 論文 ==
* 「史記にあらわれた司馬遷の因果応報の思想と運命観」 [[1958年]]
* 「史記にあらわれた司馬遷の因果応報の思想と運命観」[[1958年]]
* 「思想の動向」 [[1966年]]
* 「思想の動向」[[1966年]]
* 「後漢における七言の人物評語について」 [[1975年]]
* 「後漢における七言の人物評語について」[[1975年]]
* 「『三國志集解』補」 1989-97年
* 「『三國志集解』補」 1989-97年
* 「中国思想史上に於ける「心」概念の成立とその展開」 [[1990年]]
* 「中国思想史上に於ける「心」概念の成立とその展開」[[1990年]]
* 「「墨子」の押韻について」 [[1993年]]
* 「「墨子」の押韻について」[[1993年]]
* 「『史記』における二人称代名詞の特徴について」 [[1998年]]
* 「『史記』における二人称代名詞の特徴について」[[1998年]]


== 著書 ==
== 脚注 ==
{{Reflist}}
* 『中国詩文選5 [[諸子百家]]』 [[筑摩書房]] 1975年
* 『鑑賞中国の古典15 [[蒙求]]』 [[角川書店]] 1989年


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== 翻訳 ==
{{Normdaten}}
*『[[世界古典文学全集]]20 司馬遷 史記列伝』 筑摩書房, 1969年、復刊1982年・2005年ほか
** [[司馬遷]]『[[史記]][[列伝]]』 [[小川環樹]]・福島吉彦共訳, [[岩波文庫]](全5巻), 1975ワイド版2015-2016
* 『中国古典詩集 唐詩・[[宋]]詩・宋[[詞]]』(共訳) 筑摩書房〈世界文学大系7B〉, 1963年。「唐詩」[[吉川幸次郎]]編・校閲
**『筑摩世界文学大系8 唐宋詩集』 筑摩書房, 1975年。新装版、後者は各小川環樹[[村上哲見]]が担当
**『[[唐詩選]]』 筑摩書房〈筑摩叢書〉, [[1973年]]、復刊1985年。筑摩書房〈世界文学全集9〉(1969
**改訂版 『[[唐詩]]選』 ちくま学芸文庫(全2巻), [[1994]]
* バトン・ワトソン 『[[司馬遷]]』 筑摩書房〈筑摩叢書〉, 1965年、復刊[[1985年]]
* 『世界古典文学全集24 [[三国志]] A魏書 B蜀書』 [[井波律子]]・[[小南一郎]]と共訳, 筑摩書房, 1977-82年
** [[陳寿]]/[[裴松之]]注 正史[[三国志]]』 [[ちくま学芸文庫]](全8巻), 1992-93年
* 司馬遷『史記[[世家]]』 小川環樹・福島吉彦と共訳, 岩波文庫(全3巻), 1980-91年
*『弘法[[大師]][[空海]]全集 第6巻 詩文篇2 [[性霊集]]』(共訳) 筑摩書房, 1984年、復刊[[2001年]] 


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2023年10月11日 (水) 23:11時点における最新版

今鷹 真(今鷹 眞、いまたか まこと、1934年2月28日[1] - )は、日本中国文学者名古屋大学名誉教授。

来歴・人物

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中国上海生まれ[2]京都大学文学部中国文学科を経て[2]、同大学大学院博士課程修了[2]。1966年、京都大学文学部助手[2]、1967年名古屋大学教養部講師[2]、1970年同学部助教授[2]。1972年名古屋大学文学部助教授[2]、1978年教授[2]2001年、定年退官[2]名誉教授金城学院大学教授[2]

著書

[編集]

訳註

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論文

[編集]
  • 「史記にあらわれた司馬遷の因果応報の思想と運命観」1958年
  • 「思想の動向」1966年
  • 「後漢における七言の人物評語について」1975年
  • 「『三國志集解』補」 1989-97年
  • 「中国思想史上に於ける「心」概念の成立とその展開」1990年
  • 「「墨子」の押韻について」1993年
  • 「『史記』における二人称代名詞の特徴について」1998年

脚注

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  1. ^ 『著作権台帳』[要ページ番号]
  2. ^ a b c d e f g h i j 今鷹眞教授略歴 主要業績一覧』名古屋大學中國語學文學會、1997年12月。doi:10.18999/joucll.10.1https://doi.org/10.18999/joucll.10.12021年12月31日閲覧