NTTPCコミュニケーションズ

株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ(NTTPCコミュニケーションズ)は、NTTコミュニケーションズの子会社である、ネットワーク総合企業である。主に企業向けにインターネットソリューションを提供している。2008年からは仮想移動体通信事業にも進出し、現在ではセキュリティ、IoT、サブスクリプションビジネス支援サービスなども展開している。

株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ
NTTPC Communications, Inc
本社が入る興和西新橋ビルB棟
本社が入る興和西新橋ビルB棟
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 NTTPC
本社所在地 日本の旗 日本
105-0003
東京都港区西新橋2-14-1 興和西新橋ビルB棟
北緯35度40分02.1秒 東経139度45分03.4秒 / 北緯35.667250度 東経139.750944度 / 35.667250; 139.750944座標: 北緯35度40分02.1秒 東経139度45分03.4秒 / 北緯35.667250度 東経139.750944度 / 35.667250; 139.750944
設立 1985年9月4日
業種 情報・通信業
法人番号 4010401005007 ウィキデータを編集
事業内容 ネットワーク事業 データセンター事業 その他事業
代表者 工藤 潤一(代表取締役社長
資本金 40億円
売上高 445億円(2020年度)
営業利益 40億9200万円(2020年度)
総資産 318億9000万円(2021年3月末現在)
従業員数 587名(2021年3月末現在)
決算期 3月末日
主要株主 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
外部リンク www.nttpc.co.jp ウィキデータを編集
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業務概要

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[1]

ネットワーク・モバイル

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  • 高い可用性とセキュリティ。広帯域でクラウド接続に適した、品質保証型ネットワークサービスである「Master'sONE」
  • 高セキュリティなリモート接続やIoT通信を実現する、可用性に優れた法人向けモバイルサービス「Master'sONEモバイル」
  • 法人向けISPである「InfoSphere(インフォスフィア)」の運営。元々は個人向けにもサービスを提供しCMも流していたが、個人向けサービスはOCNに統合された。
  • HISPRO認定の高いセキュリティ。情報漏えいを防ぐ医療業界向けネットワークサービスである「IP-Members」

セキュリティ

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  • 24時間365日の有人監視。WAF、IDS / IPSの安心導入でWebサイトをサイバー攻撃から守る「クラウドWAFセキュリティオペレーションサービス」
  • 専門知識 / スタッフ不要で高度なセキュリティ対策を実現する、アウトソーシング型運用管理サービス「Security BOSS」
  • 停止が許されない重要なサービス基盤-。DDoS攻撃によるインターネットサービスの停止からお客さまの事業基盤を守る「DDoS対策サービス」
  • 法人のメールセキュリティ課題をオールインワンで解決する「Mail Luck!」
  • 防犯に加え、店舗改善やマーケティングにも活用できるクラウド型ネットワークカメラ「セキュアカメラクラウドサービス」

ビジネスプロセス支援

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  • 通信費の一括管理でコスト削減と業務効率化を実現する「トップクルーズ」
  • Office 365などの月額課金型「サブスクリプションビジネス」に適した統合プラットフォームで、煩雑な顧客管理、契約 / 請求管理の業務を効率化!「Office 365 with Mail Luck!再販サービス」
  • パートナーさまのデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するクラウド型サービス「ビジネスプロセス支援サービス(BPaaS)」

IoT・AI

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  • フィールドで働く方々の「安全」と「健康」をみまもる、ウェアラブルIoTサービス「みまもりがじゅ丸」
  • 2011年から、のべ50以上の自治体に採用された鳥獣対策IoT わなが動いたり、檻が閉まると、メールでお知らせ!「みまわり楽太郎」
  • 機器・センサーの高セキュリティなIoT通信を簡単・低コストに実現「IP-WARP」
  • カメラ+クラウドで河川監視。水位や水門など河川状況の巡回・監視業務を、低コストに実現「セキュアカメラクラウドサービストップクルーズップクルーズ 河川監視パッケージ」

データセンター・ホスティング

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  • 社内システムから事業基盤まで。可用性と拡張性に優れたデータセンターサービス「WebARENA」
  • 管理の手間なく、低コストでドメイン名を取得できる「名づけてねっと」

クラウド

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  • 事業ニーズに合わせてカスタマイズ可能な、拡張性に優れたハイブリッドクラウドサービス「カスタムクラウド」
  • 重複排除とストレージ容量・コストの大幅削減を実現「Biz-agora ファイルサーバー」

サーバー・ネットワーク機器

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  • ディープラーニング/HPC向けGPUから分散ストレージまで。高度なサーバー設計技術で、研究/商用基盤の構築、安定運用を実現「Supermicro」
  • ネットワークの可視化 / 検証を実現するハイパフォーマンスなネットワークテスト / 可視化ソリューション「IXIA」
  • 各種サーバー/ネットワーク機器

OEM/再販サービス

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  • 設備投資やリソースの負担を軽減!20年来の豊富な知見とノウハウで、貴社の事業継続を支援。「ホスティングOEM提供サービス 」
  • 深層学習や解析/シミュレーションに。AIビジネスを模索する企業への試験導入に適したGPUエントリーモデル「GPUエントリーモデル」
  • 少ない初期投資でクイックスタート。通信ビジネスへの新規参入をワンストップで支援。「MVNO環境提供サービス」
  • 新たなネットワークプラットフォームで、法人向けインターネット接続サービスが必要な企業のビジネスを支援「IPoEインターネットサービス(卸提供)」

沿革

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[2]

  • 1985年 - 会社設立。
  • 1995年 - インターネット接続サービス「InfoSphere」提供開始。
  • 1996年 - セキュア帯域保障型IP-CUGサービス「NNCS」提供開始。
  • 1997年 - ハイクオリティWWWサーバハウジングサービス「WebARENA」提供開始。インターネットウェブマガジン「CENTBriefs」(現CNETJapan)公開。
  • 1998年 - ギガビットイーサネットソリューション提供開始。
  • 1999年 - VPNソリューション提供開始。IP-CUGホスティングソリューション「SuperNNAS」提供開始。「WebARENA Symphony」「WebARENA Suite」提供開始。IP-VPNサービス「SuperOBN」提供開始。
  • 2000年 - 超高速オプティカルネットワークソリューション提供開始。
  • 2001年 - ドメイン名登録サービス 「名づけてねっと」提供開始。IP-VPNサービス 「CUNets」提供開始。システム検証センタ 「三田テクノスクウェア」開設。
  • 2002年 - 個人向け「InfoSphere」をOCNへ統合。
  • 2003年 - 「IPセントレックスサービス」提供開始。「メールホスティングサービス/ウェブホスティングサービス」提供開始。
  • 2006年 - 企業向けVPNサービス「Master'sONE」サービス開始。
  • 2007年 - トータル・セキュリティ・マネジメント・サービス「Security BOSSシリーズ」サービス開始。
  • 2008年 - MVNOサービス「Master's ONE セキュア・リモートアクセスサービス 定額FOMAデータ通信プラン」の提供を開始。
  • 2009年 - 本社を現在地に移転。門前仲町データセンター開設。
  • 2010年 - 第4回『ASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード2010』IDC部門でWebARENA「門前仲町データセンター」が「総合グランプリ」を受賞。ワイヤレス通信サービス「Master'sONE ワイヤレス・イーサ」提供開始。
  • 2011年 - クラウド型ネットワークカメラ「セキュアカメラクラウドサービス」提供開始。パッケージ型クラウドサービス「Biz-agora」 (現:ビジネスクラウド「Biz-agora パッケージシリーズ」)提供開始。法人向けインターネット接続サービス「モバイルインターネット for Biz」提供開始。
  • 2012年 - 利用特化型ホスティングサービス「WebARENA メールホスティング」提供開始。ビジネスクラウド「Biz-agora セレクトシリーズ」提供開始。インターネット接続サービス「InfoSphere モバイルライトプラン for 「フレッツ」」提供開始。
  • 2013年 - VPSサービス「WebARENA VPSクラウド」提供開始。
  • 2014年 - 「Master'sONE 無線LANサービス」提供開始。広域イーサネット「Master'sONE ブロードバンド・イーサ ハイグレード」提供開始。インターネット接続サービス「InfoSphere ダイレクトコネクト」提供開始。
  • 2015年 - マルチクラウド接続サービス「Master'sONE インタークラウドネットワーク」提供開始。
  • 2016年 - クラウド&アウトソーシングサービス「業務支援プラットフォームサービス」提供開始。
  • 2017年 - SD-WAN技術を活用したネットワークサービス「Master'sONEクラウド型ネットワークサービス」( 現「Master'sONE CloudWAN」) 提供開始。モバイルサービス「Master'sONE モバイルM2M」IoT / M2M市場向けに刷新。クラウドファースト時代のネットワークサービス「Master'sONE CloudWAN Nプラン」提供開始。ウェアラブルIoTサービス「みまもりがじゅ丸」提供開始。東海支店開設。「第11回ASPIC IoT・クラウドアワード2017」にて『IoTアプリケーション分野グランプリ』『ASPIC会長賞』を受賞。
  • 2018年 - SD-WANサービス「Master'sONE CloudWAN セキュアパッケージ」提供開始 「第12回ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2018」において『ベストイノベーション賞』、『ニュービジネスモデル賞』を受賞。

ISP事業

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法人向けに特化したインフォスフィアブランドで、インターネットサービスプロバイダ業務を行っている。またそれにあわせたメールサーバWebサーバリモートアクセスIP電話といった、システム構築業務を行っている。

MVNO 「定額FOMAデータ通信プラン」

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2008年10月から、仮想移動体通信事業者(MVNO)としてNTTドコモのFOMAハイスピード網を利用した「Master's ONE セキュア・リモートアクセスサービス 定額FOMAデータ通信プラン」の提供を開始した。 本サービスは、営業担当者などが外出先からFOMAハイスピード網を利用した高速モバイル通信で、ワンタイムパスワードと、ワイヤレスIP-VPNを利用し、セキュアに社内のシステム、イントラネット、メールサーバ、アプリケーションサーバなどにアクセスできるサービスとなる。インターネットに直接でることがないため、高セキュリティーに外出先から車内アクセスが可能となる。逆にインターネット接続には、自社のプロキシサーバを経由する必要がある。

以下のサービスがパッケージ化されている。

  • 「FOMA」データ通信機能/VPN接続機能
  • 各標準装備機能
  • 保守サービス

端末はUSBタイプのデータ通信端末とモバイルWiFiルータ (Portable Wi-Fi) を用意している。

オプションとして、PC端末特定機能や検疫機能がある。

脚注

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  1. ^ ソリューション・サービス”. NTTPCコミュニケーションズ. 2019年12月6日閲覧。
  2. ^ 会社沿革|NTTPCについて|企業情報|【公式】NTTPC”. NTTPCコミュニケーションズ. 2019年12月6日閲覧。

関連事項

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  • NTTファイナンス(tabalまるごと決済。NTT東日本・NTT西日本・NTTコミュニケーションズ・NTTドコモ料金との合算請求)

外部リンク

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