A軍集団
1940年
編集1度目のA軍集団は1940年のドイツ軍の低地諸国およびフランス侵攻の際に編成され、ゲルト・フォン・ルントシュテットが指揮を執り、アルデンヌの森を抜けてフランスへ向かうことを目的とした。45個と2分の1師団から構成されており、クライスト装甲集団の装甲師団7個が含まれる機動力に優れた部隊であった。
1942年
編集1942年には南方軍集団をA軍集団とB軍集団に分割して、東部戦線(独ソ戦)に2度目のA軍集団が作られた。ブラウ作戦において、コーカサスの油田地帯を占領することが命令された。
部隊
編集1945年
編集1945年1月25日、ヒトラーは3個の軍集団の名前をつけなおし、北方軍集団をクールラント軍集団に、中央軍集団を北方軍集団に、A軍集団を中央軍集団に改名している。
司令官
編集- 陸軍元帥 ゲルト・フォン・ルントシュテット (1939年10月26日 - 1941年6月22日)
- 陸軍元帥 ヴィルヘルム・リスト (1942年7月10日 - 1942年9月9日)
- リスト元帥解任後の1942年9月10日から11月23日にかけては陸軍総司令部に直属する形になり、最高司令官兼陸軍総司令官である総統アドルフ・ヒトラーがA軍集団を指揮している
- 陸軍元帥 エヴァルト・フォン・クライスト (1942年11月23日 - 1944年3月30日)
- 上級大将 フェルディナント・シェルナー (1944年4月1日- 1944年9月24日)
- 上級大将 ヨーゼフ・ハルペ (1944年9月17日 - 1945年1月25日)