野島達司
日本のVFXコンポジター
野島 達司(のじま たつじ、1998年10月13日 - )は、日本のVFXコンポジター。東京都杉並区出身。白組所属。
のじま たつじ 野島 達司 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
生年月日 | 1998年10月13日(26歳) | ||||||||
出生地 | 日本・東京都杉並区 | ||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||
職業 | VFXコンポジター | ||||||||
公式サイト |
tatsujinojima | ||||||||
主な作品 | |||||||||
映画 『ゴジラ-1.0』 | |||||||||
|
経歴
編集東京都杉並区出身。幼少期に『バック・トゥー・ザ・フューチャー』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』の影響を受け、VFXに興味を持つようになる[1]。2016年、当時高校3年生にして映画『スレイブメン』のモーショングラフィックスとコンポジットを担当し、VFX制作の活動を始める[2]。
2019年、株式会社白組に入社[3]。2021年稼働のアトラクション『ゴジラ・ザ・ライド』から山崎貴作品のエフェクト作業に参加[1]。
2023年公開の映画『ゴジラ-1.0』では、大規模な海のシミュレーションなど自身も手がけた視覚効果が高く評価され、第96回アカデミー賞視覚効果賞に山崎貴監督、渋谷紀世子、高橋正紀と共にノミネートされている[4][5][6]。
2024年、Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024 ENTERTAINMENT & SPORTSを受賞する[7]。
主な作品
編集映画
編集- 『スレイブメン』 (2017年) - モーショングラフィックデザイナー
- 『はらはらなのか。』 (2017年) - VFX
- 『過ぎて行け、延滞10代』 (2017年) - VFX
- 『ゴーストスクワッド』 (2018年) - VFX
- 『少女ピカレスク』 (2018年) - VFX
- 『不能犯』 (2018年) - VFXアーティスト[8]
- 『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』 (2018年) - コンポジター[8]
- 『アルキメデスの大戦』(2019年) - コンポジット
- 『STAND BY ME ドラえもん 2』(2020年) - コンポジット
- 『キネマの神様』(2021年) - コンポジット
- 『ゴーストブック おばけずかん』(2022年) - 一反木綿エフェクト
- 『ゴジラ-1.0』(2023年) - 海エフェクト
アトラクション
編集- 『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦』(2021年) - 一部爆発エフェクト
- 『ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘』(2023年) - 海エフェクト
脚注
編集出典
編集- ^ a b “About”. 2024年3月8日閲覧。
- ^ spotted701 (2017-04-15), 映画『スレイブメン』野島達司によるVFXメイキング 2018年6月29日閲覧。
- ^ “野島 達司”. www.facebook.com. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “THE 96TH ACADEMY AWARDS - 2024” (英語). oscars.org. AMPAS (2024年3月10日). 2024年3月10日閲覧。
- ^ “How the 'Godzilla Minus One' VFX Team Took the Titan to Terrifying New Heights (Exclusive)” (英語). oscars.org. AMPAS (2024年3月11日). 2024年3月11日閲覧。
- ^ “東宝「ゴジラ-1.0」アカデミー賞受賞が開く海外市場”. 日本経済新聞 (2024年3月11日). 2024年3月11日閲覧。
- ^ “FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人”. Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024 特設サイト. Forbes JAPAN. 2024年8月26日閲覧。
- ^ a b “PROJECTS”. 野島達司 | tatsujinojima. 2019年4月6日閲覧。
外部リンク
編集- 野島達司 - 映画.com
- 野島達司 (@tatsujinojima) - X(旧Twitter)
- 野島達司 (nojimatatsuji) - Facebook
- 野島達司 | tatsujinojima