鄞州区
鄞州区(ぎんしゅう-く)は、中華人民共和国浙江省寧波市の管轄下にある市轄区。
中華人民共和国 寧波市 鄞州区 | |
---|---|
時計回りに上から: 東銭湖、和豊広場、寧波博物館、寧波南部商務中心区、阿育王寺 | |
寧波市中の鄞州区の位置 | |
簡体字 | 鄞州 |
繁体字 | 鄞州 |
拼音 | Yínzhōu |
カタカナ転写 | インチョウ |
国家 | 中華人民共和国 |
市 | 寧波 |
行政級別 | 市轄区 |
面積 | |
総面積 | 1,481 km² |
人口 | |
総人口() | 74 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0574 |
郵便番号 | 315040 |
行政区画代碼 | 330212 |
公式ウェブサイト: http://www.nbyz.gov.cn/ |
歴史
編集鄞州区の前身は前222年、秦朝により会稽郡に設置された鄮県である。当時の鄮県は現在の寧波市鄞州区・北侖区・舟山群島を管轄していた。前漢が成立すると秦制を沿襲し鄮県が設置されたが、14年(天鳳元年)、新朝により海治県と改称されたが、後漢により再び鄮県と改称されている。
589年(開皇9年)、隋朝は鄮県・鄞県・余姚県を廃止、句章県に統合、621年(武徳4年)には句章県より鄮県及び鄞県が分割、625年(武徳8年)には再び統合されている。738年(開元26年)、鄮県より慈渓県・翁山県・奉化県が分割された。
909年(開平3年)、五代十国時代の後梁により鄮県は鄞県と改称され現代まで沿襲された。2002年2月1日、鄞県は市轄区の寧波市鄞州区に改編され、2016年に奉化江の西にあった部分を海曙区に移管した上、旧江東区の地域を統合して現在に至る。