蛯原哲

日本のアナウンサー

蛯原 哲(えびはら さとし、1974年(昭和49年)7月15日 - )は、日本テレビエグゼクティブアナウンサー

えびはら さとし
蛯原 哲
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 茨城県取手市
生年月日 (1974-07-15) 1974年7月15日(50歳)
最終学歴 獨協大学法学部
勤務局 日本テレビ放送網
部署 コンテンツ戦略本部 コンテンツ戦略局 アナウンス部[1]
職歴 野球班チーフ
活動期間 1997年 -
ジャンル スポーツ
配偶者 あり
公式サイト プロフィール
出演番組・活動
出演中ズームイン!!サタデー
DRAMATIC BASEBALL』など
出演経歴NNNニュースプラス1
スポんちゅ』など

来歴

編集

茨城県取手市出身[2]茗溪学園高等学校獨協大学法学部卒業[2]

高校まで軟式野球をしていたが、獨協大学では硬式野球部に4年間所属。スポーツが好きで喋る仕事がしたいと考えスポーツアナウンサーを目指した。部活動と両立しながらアナウンサー養成学校に通う。

1997年日本テレビに入社。

2007年、2011年、2013年と通算3回で『スーパーボウル』の実況を担当。『24時間テレビ』では2010年のはるな愛、2013年の大島美幸森三中)、2014年の城島茂TOKIO)、2015年のDAIGOBREAKERZ)、2016年の林家たい平、2017年のブルゾンちえみ、2018年のみやぞんANZEN漫才[3]、2022年の兼近大樹EXIT)、2023年のヒロミのチャリティー・マラソン[4]、2011年の同番組では盲目の少女とイモトアヤコによるキリマンジャロ登頂、2015年の同番組では宮川大輔と車椅子の少年によるフランスパリで行われた「バスタブ祭り」の実況(後者は事前収録のため録音)を担当した。

また、2011年5月5日の読売ジャイアンツ阪神タイガース戦では小笠原道大の通算2000本安打、2012年9月23日の読売ジャイアンツ対東京ヤクルトスワローズ戦では大田泰示のプロ入り初本塁打[5] 、2020年11月8日の読売ジャイアンツ対東京ヤクルトスワローズ戦では坂本勇人の通算2000本安打[6]をそれぞれを実況した。

読売ジャイアンツのシーズン開幕戦(開催が東京ドームの場合のみ)実況は2013年3月29日の読売ジャイアンツ対広島東洋カープ戦(入社以来初の開幕戦実況)、2014年3月28日の読売ジャイアンツ対阪神タイガース戦、2015年3月27日の読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズ戦を担当[7](実況を担当した開幕戦での巨人の成績は3戦全勝)。ただし日本シリーズの実況は2024年シーズン終了時点で1度も経験していない[8]

新春スポーツスペシャル箱根駅伝』では第85回大会から第89回大会までと、第93回大会第94回大会は2号車、第95回大会からは先輩の河村亮に代わり1号車を担当。第90回大会から第92回大会まで往路ゴール、復路スタート・ゴールの中継を担当。第87回大会での最終10区の日本橋からの中継では上武大学のアンカー・地下翔太選手の走りと上武大学駅伝部監督・花田勝彦の鼓舞に感極まりながら実況した[9]2015年第91回大会と、2016年の第92回大会では青山学院大学の往路及び総合優勝の瞬間を2年連続で伝えた(2017年の第93回大会から2020年の第96回大会は菅谷大介2021年の第97回大会と2022年の第98回は森圭介2023年の第99回は上重聡と菅谷大介、2024年の第100回は上重と森圭介[10]に交代)。

プロフィール、エピソードなど

編集
人物
オリンピック実況でのエピソード

2012年の『ロンドンオリンピック』では、開会式[12]ウェイトリフティングバドミントンレスリングの実況を担当し、ウェイトリフティングでは女子48kg級の三宅宏実の銀メダル、バドミントンでは女子ダブルスの藤井瑞希垣岩令佳組の銀メダル、レスリングでは女子フリースタイル48kg級の小原日登美、同55kg級の吉田沙保里、男子フリースタイル66kg級の米満達弘の金メダル獲得の瞬間を伝えた。しかし、小原が優勝した瞬間の実況では日本テレビに「最近少なくなった心の通った実況で感動が倍増した」と感謝する声が上がる中、一部では「入れ込みすぎではないか」という苦情もあった[13]

また、2020年東京オリンピックでは男女7人制ラグビーとレスリングを担当し、レスリングでは女子フリースタイル62kg級の川井友香子の金メダル獲得の瞬間を伝えた。

出演

編集

太字は出演中

テレビ

編集

テレビドラマ

編集

テレビアニメ

編集

ゲーム

編集

脚注

編集
  1. ^ “組織図”. 日本テレビ. (2022年6月1日). https://www.ntv.co.jp/info/organization/ 2022年6月4日閲覧。 
  2. ^ a b 日本テレビ アナウンスルーム”. 日本テレビ アナウンスルーム. 2022年10月26日閲覧。
  3. ^ トライアスロン形式(スイム:1.55km、バイク:60km、ラン:100km)。
  4. ^ ただし、2011年の徳光和夫は河村亮、2012年の佐々木健介北斗晶一家は桝太一、2019年の24時間駅伝(いとうあさこよしこ(ガンバレルーヤ)近藤春菜ハリセンボン)・水卜麻美)は森圭介が実況を担当。
  5. ^ 日テレG+のみ(BSはNHK BS1で放送)の放送で、地上波での放送はなし。
  6. ^ 日テレジータスとBS日テレの放送で、地上波での放送はなし。
  7. ^ この他にも2021年3月26日の読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズ戦は日テレジータスのみではあるが、担当している(地上波の実況は田辺研一郎)。
  8. ^ 2012年(読売ジャイアンツ対北海道日本ハムファイターズ)は第7戦を担当する予定だったが、第6戦で巨人が勝利し、4勝2敗で日本一になったため、中継そのものがなくなった。また、2019年は同時期に開催しているラグビーワールドカップ2019の中継に参加しているため、日本シリーズ中継には不参加(ただし、セ・リーグクライマックスシリーズ・ファイナルステージ・巨人×阪神第1戦の副音声の実況を担当している)。2020年の巨人対ソフトバンク第7戦(2020年11月29日)の実況を担当する予定だったが、ソフトバンクが4連勝で日本一になったため、中継そのものがなくなった。また、2024年のセ・リーグクライマックスシリーズ・ファイナルステージ・読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズ第6戦で実況を担当したが、巨人はDeNAに逆転負けを許し、2020年以来となる日本シリーズ進出を逃している。
  9. ^ この時の総合順位は上武大学が19位、日本大学は最下位だった(優勝校は早稲田大学)。
  10. ^ 上重は往路ゴールと復路スタート、菅谷と森は復路ゴールをそれぞれ担当。
  11. ^ 日本テレビ公式、アナウンサー情報
  12. ^ 録画中継。ゲストは櫻井翔。日本テレビ系列ロンドンオリンピック中継キャスター)、野村忠宏アトランタシドニーアテネオリンピック男子柔道60kg級金メダリスト)。NHK総合での生中継は武田真一廣瀬智美が実況を担当した。
  13. ^ 五輪:日テレ蛯原アナに賛否両論?「感動が倍増」「入れ込みすぎ」(毎日新聞2012年8月10日付け スポーツニッポン提供記事)[リンク切れ]

関連項目

編集
同期入社

外部リンク

編集