蒜頭駅
蒜頭駅(さんとうえき)は、台湾嘉義県六脚郷にある台湾糖業鉄道の駅。 台湾糖業公司蒜頭糖廠内の拠点として設けられた。蒜頭糖廠の操業停止後は旧南靖線の経路上に新設された蔗埕駅まで行って折り返す観光トロッコ列車のみが蔗埕線として運転されている。2010年現在、平日は10:00と15:00の2便が団体向けに、土休日は来客数に応じて増便される。
蒜頭駅 | |
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駅舎 | |
蒜頭車站 スゥァントウ Suantou | |
所在地 | 615 台湾嘉義県六脚郷工廠村1号 |
所属事業者 |
明治製糖 台湾糖業股份有限公司 (台湾糖業鉄道) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 島式 |
開業年月日 | 1909年(明治42年)10月25日 |
廃止年月日 | 1979年9月 |
乗入路線 | |
所属路線 | 朴子線(廃線) |
キロ程 | 15.6 km(嘉義駅起点) |
◄湾内 (2.6 km) (1.9 km) 小槺榔► | |
所属路線 | 南靖線(廃線) |
キロ程 | 11.8 km(南靖駅起点) |
◄新太保 (2.9 km) 小槺榔► | |
所属路線 | 崙仔線 |
中庄► |
構内図[1][2][2] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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蒜頭駅 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 蒜頭車站 |
簡体字: | 蒜头车站 |
拼音: | Suàntóu Chēzhàn |
注音符号: | ㄙㄨㄢˋ ㄊㄡˊ ㄔㄜ ㄓㄢˋ |
発音: | スゥァントウ チャーヂャン |
台湾語白話字: | Suàn-thâu Tshia-tsām |
日本語漢音読み: | さんとうえき |
英文: | Suantou Station |
蒜頭駅 | |
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中華民国 文化資産 | |
修復前の駅舎 | |
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登録名称 | 蒜頭車站 |
旧称 | 蒜頭驛 |
種類 | 鉄道施設 |
等級 | 県定古跡 |
文化資産登録 公告時期 | 2015年3月17日[3] |
建設年代 | 1930年(昭和5年)6月16日 |
開放時間 | 2002年より公開 |
歴史
編集- 1909年(明治42年)
- 1911年(明治44年)3月25日 - 崙仔線(専用線)が開業[6]。
- 1930年(昭和5年)7月21日 - 駅舎完成、蒜頭・水上線(後の南靖線)が南靖駅まで開業。
- 1934年(昭和9年)10月9日 - 蒜頭・水上線が水上(現南靖駅)まで全通。
- 1953年(民国42年)3月26日 - 下楫子寮線開業。
- 1954年5月1日 - 南靖線廃止。
- 1980年7月15日 - 朴子線旅客取扱廃止[7]。
- 1999年3月6日 - 朴子線サトウキビ列車の運行停止[7]
- 2001年 - 駅舎が台湾歴史建築百景に選出される。
- 2002年
- 2003年
- 2015年3月17日 - 駅舎が県指定古蹟に登録公告。
駅構造
編集- 単式ホーム1面1線の地上駅。駅舎は木造。
駅周辺
編集舞台になった作品
編集隣の駅
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ 日治時代蒜頭製糖所職住型聚落的生活方式*
- ^ a b [1]
- ^ [2]
- ^ “件名:明治製糖株式會社鐵道線路嘉義蒜頭間運輸營業開始ノ件”. 台湾総督府報 2017年8月31日閲覧。
- ^ “件名:明治製糖株式會趾鐵道線路蒜頭樸仔脚間運輸營業開始許可ノ件”. 台湾総督府報 2017年8月31日閲覧。
- ^ “件名:明治製糖株式會社鐵道崙仔線蒜頭舊南港間運輸營業開始許可ノ件”. 台湾総督府報. 2017年8月31日閲覧。
- ^ a b 優遊朴子朴子市公所
- ^ “台糖小火車「走鋼索」 無照載客”. 自由時報. (2003年3月5日)
参考文献
編集外部リンク
編集- 蒜頭蔗埕文化園區(台糖公式サイト)
- 雲嘉區處(台糖公式サイト)
- 縣定古蹟-蒜頭糖廠五分車站 嘉義縣文化觀光局