臼尻漁港
北海道函館市にある漁港
臼尻漁港(うすじりぎょこう)は、北海道函館市(旧南茅部町)にある漁港。港則法上の「適用漁港」に指定されている[1]。
臼尻漁港 | |
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所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 北海道函館市 |
座標 | 北緯41度56分10秒 東経140度56分40秒 / 北緯41.93611度 東経140.94444度座標: 北緯41度56分10秒 東経140度56分40秒 / 北緯41.93611度 東経140.94444度 |
詳細 | |
管理者 | 北海道[1] |
種類 | 第3種漁港[1] |
漁港番号 | 1134040[1] |
漁業協同組合 | 南かやべ[2] |
組合員数 | 149人[3] |
統計 | |
統計年度 | 平成24年 |
総陸揚量 | 8,754トン[4] |
陸揚金額 | 14億7,400万円[4] |
概要
編集臼尻漁港は渡島半島の太平洋側に面して地域の漁業拠点になっているほか、太平洋沿岸で操業しているイカ釣りなど外来漁船の基地港になっている[4]。北海道における大謀網(大型の定置網)漁業発祥の地であり[5]、日本国内初となるコンブの養殖事業に成功している漁港になっている[4]。また、スケトウダラの刺し網も盛んになっている[4]。毎年6月第2土曜日に開催している『南かやべひろめ舟祭り』の会場になっている。
施設
編集弁天岬を利用して港湾を整備している。岬には北海道大学の研究施設「北海道大学北方生物圏フィールド科学センター臼尻水産実験所」があり[6]、港には「南かやべ漁業協同組合」の本所がある。
外郭施設
- 北防波堤
- 西防波堤
- 東護岸
係留施設
- -4.0 m岸壁
- -3.5 m岸壁
- 物揚場
- 船揚場
沿革
編集主な水産物
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ a b c d e “漁港一覧 北海道” (PDF). 水産庁. 2017年12月8日閲覧。
- ^ “南かやべ漁業協同組合”. 2017年12月8日閲覧。
- ^ “臼尻地区特定漁港漁場整備事業計画” (PDF). 北海道開発局. 2017年12月8日閲覧。
- ^ a b c d e “臼尻地区直轄特定漁港漁場整備事業 期中の評価(再評価)原案準備書説明資料” (PDF). 北海道開発局. 2017年11月24日閲覧。
- ^ “大謀網漁業発祥の地”. 南茅部地域ぶらり散歩. 函館市. 2017年12月8日閲覧。
- ^ “臼尻水産実験所”. 2017年12月8日閲覧。
- ^ “漁港に屋根付き防波堤*南茅部で工事進む 観光資源の期待も”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1996年1月14日). 2017年12月8日閲覧。
- ^ “臼尻漁港*人工地盤が完成*2階は駐車、漁具保管用”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2005年4月26日). 2017年12月8日閲覧。
- ^ “函館開建、臼尻漁港に人工地盤設置”. e-HAKODATE 函館市・道南地域のポータルサイト (2005年6月14日). 2017年12月8日閲覧。
- ^ “函館(臼尻)地域マリンビジョン” (PDF). 北海道開発局. 2017年12月8日閲覧。
外部リンク
編集- 水産庁ホームページ 2021年12月閲覧