羽安駅

兵庫県西脇市にあった西日本旅客鉄道の駅(廃駅)

羽安駅(はやすえき)は、かつて兵庫県西脇市羽安町にあった西日本旅客鉄道(JR西日本)鍛冶屋線である。

羽安駅
駅跡(2017年3月、日野北バイパス整備前)
はやす
Hayasu
市原 (2.3 km)
(1.8 km) 曽我井
地図
所在地 兵庫県西脇市羽安町
北緯35度2分0.9秒 東経134度57分14.7秒 / 北緯35.033583度 東経134.954083度 / 35.033583; 134.954083座標: 北緯35度2分0.9秒 東経134度57分14.7秒 / 北緯35.033583度 東経134.954083度 / 35.033583; 134.954083
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 鍛冶屋線
キロ程 7.0 km(野村起点)
電報略号 ハス
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1923年大正12年)5月6日[1]
廃止年月日 1990年平成2年)4月1日[1]
備考 路線廃止により廃駅
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歴史

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駅のあった場所の地名はもともと羽山であった。杉原川を渡って北側にある多可郡中町(現:多可町)の安田地区と合わせて安田郷と呼ばれていた。鉄道が建設される際に羽山と安田の間で駅の取り合いになり、羽山側に建設されるが駅名は安田口と一旦は決定された。実際に切符の印刷までされていたが、羽山側の反発を受けて両者の地名から1文字ずつ取って「羽安」という名前に決まった。1952年昭和27年)に合併により西脇市となった際に、町名を駅名に合わせて羽安町としている[2]

年表

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駅構造

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単式ホーム1面1線のみを有していた地上駅。古い木造駅舎があった。

駅周辺

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現状

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駅の跡地は公園となり、ホームの一部が残されている。レールは撤去され、その跡地にはレールと枕木の模様が地面に描かれていた。その後、日野北バイパスの整備が行われ、駅跡地の前をバイパス道路が通るようになったが、駅名標や東屋(四阿)はそのまま残っている。ちなみに、同バイパスは2019年令和元年)11月16日に開通した[5]

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
鍛冶屋線
市原駅 - 羽安駅 - 曽我井駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、243頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 神戸新聞総合出版センター『ひょうご懐かしの鉄道 廃線ノスタルジー』p.117 2005年 ISBN 4-343-00322-1
  3. ^ “日本国有鉄道公示第180号”. 官報. (1973年10月1日) 
  4. ^ 「通報 ●加古川線市場駅ほか8駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1973年10月1日、9面。
  5. ^ a b JR鍛冶屋線跡地道路「日野北バイパス」が開通します”. 西脇市 (2021年3月31日). 2023年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月20日閲覧。
  6. ^ a b 道ノ上古墳(羽安町)”. 西脇市. 2022年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月20日閲覧。

関連項目

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