粕屋町
粕屋町(かすやまち)は、福岡県北西部にある町。糟屋郡に属し、九州地方の町村としては最も人口が多い(2020年国勢調査)。
かすやまち 粕屋町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 福岡県 | ||||
郡 | 糟屋郡 | ||||
市町村コード | 40349-1 | ||||
法人番号 | 4000020403491 | ||||
面積 |
14.13km2 | ||||
総人口 |
48,780人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 3,452人/km2 | ||||
隣接自治体 | 福岡市、糟屋郡篠栗町、志免町、久山町、須恵町 | ||||
町の木 | クロガネモチ・サクラ | ||||
町の花 | バラ・コスモス | ||||
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粕屋町役場 | |||||
町長 | 箱田彰 | ||||
所在地 |
〒811-2392 福岡県糟屋郡粕屋町駕与丁一丁目1番1号 北緯33度36分39秒 東経130度28分50秒 / 北緯33.6108度 東経130.4806度座標: 北緯33度36分39秒 東経130度28分50秒 / 北緯33.6108度 東経130.4806度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
国立社会保障・人口問題研究所が2020年国勢調査に基づき発表した最新の将来推計人口で、2050年の当町の人口指数は福岡県内の自治体で最も高い109.3となっている。
福岡空港、福岡インターチェンジに近接し、福岡高速4号線により福岡市の都市高速道路ネットワークに組み込まれ、町内にJR九州の駅が6つあるなど博多駅へのアクセスにも優れているため、利便性の高さを背景に福岡市のベッドタウンとして発展し続けると予測されており、2023年に市制対策室を発足し、市制移行に関する研究に着手した。
地理
編集福岡県北西部に位置し、西側は福岡市東区と博多区に接している。町の北部を多々良川が東西に流れ、南部~西部を須恵川が北西方向に流れている。町は福岡平野に含まれ地形は概ね平坦だが、北端・東端にやや小高い山があるほか、南東端の須恵町・志免町との境界付近に国鉄志免炭鉱の石炭採掘によって形成されたボタ山がある。
町内に駕与丁池(かよいちょういけ)、敷縄池、古大間池、新大間池、毛田池などの大小のため池がある。
隣接する自治体・行政区
編集地名
編集- 阿惠(旧仲原村)
- 酒殿(旧仲原村)
- 仲原(旧仲原村)
- 原町(旧仲原村)
- 柚須(旧仲原村)
- 内橋(旧大川村)
- 江辻(旧大川村)
- 大隈(旧大川村)
- 長者原(旧大川村)
- 戸原(旧大川村)
- 上大隈(旧大川村。1950年、大隈より分立)
- 駕与丁1丁目~3丁目(2005年、仲原より発足)
- 花ヶ浦1丁目~4丁目(2006年、仲原より発足)
- 若宮1丁目~2丁目(2007年、仲原・原町より発足)
- 原町1丁目~5丁目(2008年、原町より発足)
- 仲原1丁目~3丁目(2011年、仲原より発足)
- 甲仲原1丁目~4丁目(2012年、仲原・酒殿より発足)
- 長者原西1丁目~4丁目(2013年、長者原・内橋などより発足)
- 長者原東1丁目~7丁目(2015年、長者原・仲原などより発足)
- 戸原東1丁目~3丁目(2015年、戸原・長者原などより発足)
- 戸原西1丁目~4丁目(2017年、戸原・内橋・長者原より発足)
- 酒殿1丁目~5丁目(2019年、酒殿・仲原より発足)
- 内橋東1丁目~3丁目(2021年、内橋・戸原・阿恵より発足)
- 内橋西1丁目~4丁目(2022年、内橋より発足)
- 戸原北1丁目~4丁目(2023年、戸原・江辻より発足)
歴史
編集市町村合併
編集2007年1月29日に新宮町を除く糟屋郡内6町による「合併研究会事務局」を開設。同年4月以降に任意合併協議会を発足し、同年12月をめどに法定合併協議会へ移行する予定であったが、町議会が否決した。
歴代町長
編集代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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初 | 田代一 | 1957年3月31日 | 1期 | |
安河内作美 | 1961年4月24日 | 1982年 | 6期 | |
長憲一 | 1982年 | 1996年 | ||
小池弘輔 | 1996年 | |||
篠﨑久義 | 2007年11月6日 | 2011年11月5日 | 1期 | |
因清範 | 2011年11月6日 | 2015年11月5日 | 1期 | |
因辰美 | 2015年11月6日 | 2018年8月10日 | 1期・辞職 | |
箱田彰 | 2018年9月9日 | 現職 |
行政
編集町長
編集- 箱田彰(2期目)
- 任期:2026年9月8日
町議会
編集- 定数:16人
- 任期:2025年4月28日
公共施設
編集- 粕屋町総合体育館(かすやドーム)
- 粕屋町立図書館(粕屋フォーラム)
- サンレイクかすや
- 福祉センター
消防
編集- 粕屋南部消防本部
- 中部消防署
警察
編集地域
編集人口
編集昭和30年代ごろまでは炭鉱と農業の町であり、昭和50年代に入ってからは福岡市のベッドタウンとして開発が進み人口が急増。一時人口の増加が鈍化していたものの、2010年の国勢調査では人口増加率が県内最多の11.46%と、再び人口増加に転じた[1]。2013年に厚生労働省の人口問題研究所が発表した地域別将来推計の2040年の全国市町村別人口推計で、全国トップの人口増加率とされた。現在48,000人を超え九州の町村では1位の人口となっている。
粕屋町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 粕屋町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 粕屋町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
粕屋町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
教育
編集大学
編集高等学校
編集- 福岡県立福岡魁誠高等学校(旧:福岡県立粕屋高等学校)※2006年4月1日から現校名となる。
中学校
編集- 町立
- 粕屋中学校
- 粕屋東中学校
小学校
編集- 町立
- 大川小学校
- 仲原小学校
- 粕屋西小学校
- 粕屋中央小学校
保育園
編集- ヴィラのぞみ愛児園
- 大川保育園
- 青葉はるまち保育園
- わかば保育園
- 中央保育所
- 西保育園
- 仲原保育所
- 小規模保育園ゆめのたね
幼稚園
編集- 町立
- 社会福祉法人相和会大川幼稚園
- 仲原幼稚園
- 西幼稚園
- 中央幼稚園
- 私立
- はこぶね認定こども園
産業
編集糟屋炭田の一角を占めておりかつては石炭産業があったが、衰退しすべて閉山。跡地を工場団地としている。
大型商業施設として、町の南端部の志免町との町境付近にイオンモール福岡がある。このほか、志免町内にあるイオン福岡東ショッピングセンターは志免町との町境付近に立地しており、粕屋町西部から近い。また県道607号線沿いにはロードサイド店舗が多数立地する。
粕屋町に本社を置く主な企業
編集交通
編集空港
編集空港は福岡空港が最寄り。
鉄道路線
編集九州旅客鉄道(JR九州)
バス路線
編集- JR九州バス
- 直方線:福岡市(博多バスターミナル) - 粕屋町 - 久山町 - 宮若市 - 直方市。県道21号経由。町域北端の江辻・山の鼻バス停に停車する。
- ふれあいバス(粕屋町福祉巡回バス)
- 年末年始を除く毎日町内各地に4コース、1日4本ずつの運行。いずれも粕屋町福祉センターを起終点とする循環路線。運賃は無料。また2020年9月1日より粕屋町福祉センターとイオンモール福岡を往復するワゴン車の運行を開始している。
道路
編集高速道路・有料道路
編集- 九州自動車道
- 福岡インターチェンジ:福岡市域とまたがって設置されている。
- 福岡高速4号線
一般国道
編集県道
編集- 主要地方道
- 一般県道
- 福岡県道545号伊賀仲原線
- 福岡県道607号福岡篠栗線:旧国道201号。主要県道の扱いを受けていないが、町の中心部を通る重要路線である。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
編集遺跡
編集祭事
編集- YOSAKOIかすや祭り(10月):よさこい踊りを取り入れ、2001年より発足した祭り。
観光スポット
編集粕屋町ゆかりの有名人
編集男性
編集- か
- 香川伸行(元プロ野球選手)
- さ
- 獣神サンダー・ライガー(プロレスラー)
- 昔昔亭昇(落語家)
- た
- ま
- 村田修一(元プロ野球選手)
女性
編集- は
- 平野綾菜(フリーアナウンサー)
脚注
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- 粕屋町 (@kasuya_town) - LINE公式アカウント
- 粕屋町 (@kasuyatown) - X(旧Twitter)
- 粕屋町 - YouTubeチャンネル
- eかすやクラブ(住民ポータル)
- かすやっ子クラブ(子育てポータル)
- カラダよろこ部(健康ポータル)
- 地域クリエイティ部(地域応援ポータル)
- 駕与丁公園ガイド