第九と皇帝(だいくとこうてい)は、毎年12月に行われるクラシックコンサートである。

概要

編集

1981年12月27日熊谷弘の提唱の下、ベートーヴェンを代表する二作品、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」交響曲第9番「合唱付き」を荒谷俊治指揮・東京交響楽団日比谷公会堂で演奏したのが第1回であった。

第2回以降は、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団東京フィルハーモニー交響楽団等、在京の一流オーケストラの演奏、東京混声合唱団と第九を歌う会の合唱で毎年開催されている。近年は、楽壇トップ奏者たちにより特別に編成された『クラシックスフィルハーモニー交響楽団』が演奏している。

なお、当コンサートのこれまでの会場は、日比谷公会堂NHKホール東京国際フォーラム東京文化会館等々。2013年より毎年、会場はサントリーホールとなっている。

2000年3月19日、熊谷弘指揮・九州交響楽団により、サザンクス筑後大ホールにて開催[1]。唯一の年末以外でのコンサートとなっていたが、2024年3月5日、サントリーホールにて24年ぶりに春の『第九と皇帝』特別演奏会が開かれることとなった[2][3]

脚注

編集

外部リンク

編集