福岡県庁舎

福岡県の行政機関が入居する建物

福岡県庁舎(ふくおかけんちょうしゃ)は、福岡県福岡市博多区東公園にある広域自治体たる福岡県の役所県庁)の本庁舎。

福岡県庁舎
Fukuoka Prefectural Government Building

東公園から見た福岡県庁舎(行政棟)
情報
用途 行政庁舎
設計者 黒川紀章建築都市設計事務所[1]
日建設計
九州開発計画研究所
施工 清水建設[1]
建築主 福岡県
事業主体 福岡県
管理運営 福岡県
構造形式 鉄筋コンクリート構造
着工 1978年11月[2]
竣工 1981年8月[1]
所在地 812-8577
福岡県福岡市博多区東公園7番7号
位置 北緯33度36分21.8秒 東経130度25分4.6秒 / 北緯33.606056度 東経130.417944度 / 33.606056; 130.417944座標: 北緯33度36分21.8秒 東経130度25分4.6秒 / 北緯33.606056度 東経130.417944度 / 33.606056; 130.417944
特記事項 総工費:396億円[3]
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概要

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建物は行政棟(北棟及び南棟)、議会棟(議場棟及び事務棟)、警察棟から構成される。

現庁舎建設にあたっては、九州の中心として、また、将来ますます拡大し多様化する行政需要に十分対応できる機構・機能を考慮し、県政100年の展望にたって検討がなされた[2]。 1978年(昭和53年)11月着工、1981年(昭和56年)11月に庁舎全体で延床面積162,842平方メートル、敷地面積79,370平方メートルの規模で完成した[2]東公園の一角に立地し、建設当初から同公園と一体した環境づくりが目指された(テーマは『水と緑の中の県庁』)。

延床面積[4]
  • 行政棟 - 77,082.21m2
  • 議会棟(議場棟) - 3,943.55m2
  • 議会棟(事務棟) - 10,080.28m2
  • 警察棟 - 38,759.61m2
高さ[4]
  • 行政棟 - 48.20m
  • 議会棟(議場棟) - 29.80m
  • 議会棟(事務棟) - 27.85m
  • 警察棟 - 34.95m
設計[1]

各棟の概要

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行政棟[4]
  • 地上11階・塔屋1階・地下3階
議会棟[4]
  • 議場棟 - 地上4階・塔屋1階
  • 事務棟 - 地上4階・塔屋1階・地下1階
警察棟[4]
  • 地上6階・塔屋2階・地下1階

本庁舎内の組織

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知事部局

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  • 総務部
    • 防災危機管理局
  • 企画・地域振興部
    • 市町村振興局
    • 空港対策局
    • 国際局
  • 人づくり・県民生活部
    • 私学振興・青少年育成局
    • スポーツ局
  • 保健医療介護部
  • 福祉労働部
    • 労働局
    • 人権・同和対策局
  • 環境部
  • 商工部
    • 観光局
  • 農林水産部
    • 水産局
  • 県土整備部
  • 建築都市部
  • 会計管理局

※10部11局96課室(2022年4月現在)

歴史

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交通アクセス

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周辺

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脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d 清水建設二百年”. 清水建設. 2018年11月26日閲覧。
  2. ^ a b c 議会の沿革”. 福岡県議会. 2019年3月8日閲覧。
  3. ^ 福岡県、県議会議場でコンサート(スナップ 県庁)”. 日本経済新聞. 2019年4月2日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j 県政のしおり”. 福岡県. 2018年11月26日閲覧。

関連項目

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  • 福岡県
  • 福岡県警察
  • 役所
  • アクロス福岡 - 旧県庁舎跡地に建設
  • 千代県庁口駅 - 駅名に「県庁」とあるがあくまで「県庁」であり、福岡県庁は隣の馬出九大病院前駅が最寄りとなる。ただし、議会棟については当駅が最寄りである。駅名に「県庁」が付いた理由としては、商業的な地盤沈下に悩む千代地区の地元民から「県庁」の名を付けてほしいと要望があった結果、「千代県庁口」となった。

外部リンク

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