盛岡八幡宮
盛岡八幡宮(もりおかはちまんぐう)は、岩手県盛岡市にある神社である。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社に加列されている。盛岡の総鎮守とされ、神事のチャグチャグ馬コ、例祭の山車行事(盛岡山車)、流鏑馬神事で知られる。
盛岡八幡宮 | |
---|---|
拝殿 | |
所在地 | 岩手県盛岡市八幡町13-1 |
位置 | 北緯39度41分43.5秒 東経141度9分50.1秒 / 北緯39.695417度 東経141.163917度座標: 北緯39度41分43.5秒 東経141度9分50.1秒 / 北緯39.695417度 東経141.163917度 |
主祭神 |
誉田別命(応神天皇、八幡神) を主祭神とし、他に ・春日大神 ・白山大神 を祀る。 |
社格等 | 旧県社・別表神社 |
創建 | 康平5年(1062年) |
例祭 | 9月15日(南部流流鏑馬神事) |
主な神事 | チャグチャグ馬コ(6月第2土曜日) |
地図 |
アクセス
編集歴史
編集康平5年(1062年)、源頼義が安倍氏討伐の際に、戦勝を祈願して石清水八幡を勧請したのに始まると伝えられる。「鳩森八幡宮」と称し、地元の豪族の日戸氏が代々崇敬した。
文禄2年(1593年)、南部氏が盛岡城を築城した際に城内鎮守の神社として再建された。延宝8年(1680年)、南部重信は青森より南部氏の氏神であった櫛引八幡を勧請し、鳩森八幡の御旅所のあった現在地に祀って「新八幡」「南部新八幡」と称した。明治に入って鳩森八幡を新八幡に遷座、さらに明治22年(1889年)、市内の白山神社を合祀した。
明治39年(1906年)、岩手護國神社が岩手郡東中野村茶畑から当社境内に移設される。
平成14年(2002年)に正面一の鳥居が建て替えられた。旧鳥居は宝暦13年(1763年)に南部利雄(南部藩8代藩主)によって築造された歴史のあるもので、境内の別の場所に移築されている。
2020年東京オリンピックの聖火リレーでセレブレーション会場となった、 聖火ランナーは公募により1万人程度が選ばれた、聖火リレーについて、 組織委員会は スポンサー企業4社と各都道府県実行委員会が行ったランナー公募に延べ 53万5717件の応募があったと発表した [2]。
施設・境内社
編集元々は八幡山の頂上の小祠を本殿としていたが、後にそれを囲むように本殿が建てられた。拝殿は八幡山の麓にある。
境内に笠森稲荷神社(盛岡八幡宮境内地に元々あった神社)、神明社(盛岡市神明町の名の起こりとなった神社)、梅宮(安産の神)、盛岡天神社、十二支の守り神を祀る各神社(十二支神社)、神宝殿のほか、岩手護国神社、霊璽簿奉安殿、戦没者遺骨奉安殿、岩手県神社庁がある。
周辺
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ 6/8「チャグチャグ馬コ」交通規制に伴うバス運行について 岩手県交通
- ^ “聖火リレー、公募に延べ53万件応募”. 日本経済新聞. (2019年9月27日). オリジナルの2019年9月27日時点におけるアーカイブ。 2019年9月27日閲覧。