田中英之
田中 英之(たなか ひでゆき、1970年7月11日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の元衆議院議員(4期)。
田中 英之 たなか ひでゆき | |
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文部科学副大臣就任に際し公表された公式肖像写真 | |
生年月日 | 1970年7月11日(54歳) |
出生地 | 京都府京都市 |
出身校 | 京都外国語大学 |
所属政党 | 自由民主党(谷垣G[1]→無派閥[2]→菅義偉G) |
親族 |
田中三松(祖父・元京都府議会議長) 田中のぼる(父・元京都市会議長) |
公式サイト | 衆議院議員 田中ひでゆき 公式サイト |
選挙区 |
(京都府第4区→) 比例近畿ブロック |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 2012年12月16日 - 2024年10月9日 |
選挙区 | 右京区 |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 1999年5月1日 - 2012年11月19日 |
来歴
編集京都府京都市生まれ。西京極幼稚園、西京極小学校、西京極中学校、京都成章高等学校を経て、京都外国語大学卒業[3]。大学卒業後、職員として京都外国語大学に勤務。26歳の時に右京区選出の京都市会議員であった父親が、京都市会議長の任期中に急死する[要出典]。補欠選挙がないため2年半後の1999年4月、京都市会議員選挙に出馬し、初当選。以後連続4期務める。
2011年、自民党が実施した京都府第4区支部長の公募に応募し[要出典]支部長に就任。2012年12月の第46回衆議院議員総選挙で京都4区に自由民主党から出馬。民主党現職の北神圭朗、無所属で出馬した元職の中川泰宏らを破り、初当選した。
2014年12月の第47回衆議院議員総選挙では、北神を再び下して再選。2017年10月の第48回衆議院議員総選挙では、北神を再び下して3選[4]。
2018年、第4次安倍第1次改造内閣で国土交通大臣政務官に就任[5]。
2021年10月、第1次岸田内閣で文部科学副大臣に就任[6]。
2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙では、無所属で出馬した北神に敗れるも重複立候補していた比例近畿ブロックで4選[7]。
2024年10月27日、第50回衆議院議員総選挙では、無所属で出馬した北神に敗れて比例復活もならず落選[8]。
政策
編集統一教会との関係
編集2021年4月、国立京都国際会館で統一教会系のイベント『新型コロナ終息を願う京都1万人祈りの集い』というイベントが開催される予定であった。実行委員長は統一教会の京都教区長で、『天の父母様聖会・世界平和統一家庭連合』や教団系列組織『京都府平和大使協議会』などが共催している。その『呼びかけ人』に国家公安委員長である二之湯智や木村弥生、繁本護とともに田中が名を連ねた[11]。
嵐山鵜飼観光文化振興協会理事への就任
編集2017年「嵐山通船」(京都市右京区)が鳥インフルエンザの感染により多数の鵜が死亡してしまい、事業の継続が困難な状態に陥った。このことを知った皇室に縁の深い山階鳥類研究所の博士・奥野卓司、嵐山通船社長の湯川直樹が音頭を取り、京都市長門川大作が肝煎りとなって、秋篠宮文仁親王を名誉総裁にして2018年2月26日、感染症対策を強化した新しい鵜小屋の建設と鵜飼文化の継承を目的に、嵐山鵜飼観光文化振興協会が設立されることになった[12]。設立に際しては理事として参画している[13]。嵐山の鵜飼文化の消滅を食い止めた功労者の一人である。
人物
編集所属団体・議員連盟
編集選挙歴
編集当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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当 | 1999年京都市会議員選挙 | 1999年4月11日 | 28 | 右京区選挙区 | ーー票 | ーー | / | / | ||
当 | 2003年京都市会議員選挙 | 2003年4月13日 | 32 | 右京区選挙区 | 自由民主党 | ーー票 | ーー | 9 | /9 | / |
当 | 2007年京都市会議員選挙 | 2007年4月8日 | 36 | 右京区選挙区 | 自由民主党 | 9547票 | ーー | 9 | 2/11 | / |
当 | 2011年京都市会議員選挙 | 2011年4月10日 | 41 | 右京区選挙区 | 自由民主党 | 1万1148票 | ーー | 9 | 1/11 | / |
当 | 第46回衆議院議員総選挙 | 2012年12月16日 | 42 | 京都府第4区 | 自由民主党 | 7万3162票 | 33.14% | 1 | 1/8 | / |
当 | 第47回衆議院議員総選挙 | 2014年12月14日 | 44 | 京都府第4区 | 自由民主党 | 7万5744票 | 39.14% | 1 | 1/4 | / |
当 | 第48回衆議院議員総選挙 | 2017年10月22日 | 47 | 京都府第4区 | 自由民主党 | 8万3286票 | 42.45% | 1 | 1/4 | / |
比当 | 第49回衆議院議員総選挙 | 2021年10月31日 | 51 | 京都府第4区 | 自由民主党 | 8万775票 | 37.13% | 1 | 2/3 | 5/8 |
落 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 54 | 京都府第4区 | 自由民主党 | 5万9897票 | 30.08% | 1 | 2/3 | 14/6 |
脚注
編集- ^ 谷垣グループ分裂、離脱議員が新派閥 麻生、山東派と合流へ 京都新聞、2017年5月12日
- ^ 漂う「安倍降ろし」ムード 自民党「明日を創る会」初会合 首相に耳の痛いことを言った方が閣僚になれる!?(2/2ページ) 産経ニュース、2017年8月25日
- ^ “自民党 | 衆議院議員 田中ひでゆき | 京都4区 | 京都市右京区・西京区・亀岡市・南丹市・京丹波町”. tanakahideyuki. 2024年1月20日閲覧。
- ^ “京都-開票速報-2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年11月27日閲覧。
- ^ 産経新聞 (2018年10月4日). “第4次安倍改造内閣 副大臣25人、政務官27人の顔ぶれ”. 産経新聞:産経ニュース. 2024年11月27日閲覧。
- ^ “文部科学副大臣 田中 英之 (たなか ひでゆき) | 岸田内閣 副大臣名簿 | 内閣”. 首相官邸ホームページ. 2024年11月27日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “衆議院選挙2021 京都(福知山・舞鶴など)開票速報・選挙結果 小選挙区 NHK”. www.nhk.or.jp. 2024年11月27日閲覧。
- ^ “自民、重点区の京都4区で敗れる 首相も高市氏も小泉進次郎氏も応援…「心からおわび」 衆議院議員選挙|社会|地域のニュース|京都新聞”. 京都新聞 (2024年10月27日). 2024年11月27日閲覧。
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
- ^ a b 2012年衆院選候補者アンケート、毎日新聞
- ^ “安倍元首相銃撃事件で注目の旧統一教会「主導イベント」国家公安委員長が呼びかけ人だった!”. Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌] (2022年7月15日). 2022年7月15日閲覧。
- ^ “宝塚の壮絶イジメの“文春砲”第3弾、他スクープ14本”. 日刊サイゾー (2023年2月7日). 2024年11月27日閲覧。
- ^ 「(一社)嵐山鵜飼観光文化振興協会役員等名簿」篠原常一郎(古是三春)Tweet
- ^ a b “北九州市医報(平成29年7月)第720号 - オリンピックと屋内全面禁煙法・条例(その33)”. 北九州市医師会 (2017年7月1日). 2018年7月21日閲覧。
- ^ “京都たばこ商業協同組合の新春の懇親会”. 田中ひでゆき(英之)のブログ (2014年1月18日). 2021年10月23日閲覧。
- ^ (日本語) 議会中の政治家を勝手に観察してみた 追跡スクープ!【しらべてみたら】 2023年11月16日閲覧。
- ^ “自民党たばこ議員連盟臨時総会(出席者)”. 2018年4月11日閲覧。
- ^ a b c 俵義文 『日本会議の全貌』 花伝社、2016年
- ^ 『現代印章 2019年4月号』(ゲンダイ出版)
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- 田中英之 (hideyuki.tanaka.790) - Facebook
- 田中英之 (@Tanaka_Hide) - X(旧Twitter)
- Hideyuki Tanaka (@hideyuki4575) - Instagram
- 衆議院議員田中ひでゆき事務所 (@tanakahideyukioffice) - Instagram
- 田中ひでゆきオフィシャルブログ「この国を、守り抜く。 日本の「確かな未来」のために」 - Ameba Blog
- 田中英之 - YouTubeチャンネル
- 田中英之 (@036rpdsl) - LINE Add Friend
公職 | ||
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先代 高橋比奈子 丹羽秀樹 |
文部科学副大臣 池田佳隆と共同 2021年 - 2022年 |
次代 井出庸生 簗和生 |
先代 秋本真利 高橋克法 簗和生 |
国土交通大臣政務官 工藤彰三 阿達雅志と共同 2018年 - 2019年 |
次代 門博文 佐々木紀 和田政宗 |