池田輝彦
池田 輝彦(いけだ てるひこ、1946年(昭和21年)12月5日 - )は、日本の銀行家。元みずほ信託銀行代表取締役社長。現同行顧問。
人物
編集栃木県出身。東北大法学部卒業後、富士銀行入行。同行時代は営業畑を主に歩み、銀行法大改正(1981年)や銀行の週休二日制導入にも携わった[1]。みずほフィナンシャルグループ発足後はみずほコーポレート銀行の副頭取に就き1兆円増資を敢行[1]。大企業取引でも業績を伸張させ、衛藤博啓の後任としてみずほ信託銀行社長に転じた。
2008年(平成20年)には、同じ富士銀出身で、みずほ銀行副頭取だった野中隆史に社長職を禅譲し、代表権のない会長に退いた。同行から起用することで、リテールを強化する方向を明確にした[2]。
略歴
編集- 1965年(昭和40年) - 栃木県立栃木高等学校 卒業
- 1969年(昭和44年) - 東北大学法学部 卒業、富士銀行 入行
- 広報部長、新宿新都心営業部長、新宿新都心支店長等を歴任
- 1996年(平成8年) - 同 取締役支店部長
- 1998年(平成10年) - 同 常務取締役
- 2001年(平成13年) - 同 専務取締役
- 1999年 - 2002年 東京フットボールクラブ(FC東京) 監査役[4][5]
- 2002年(平成14年)- みずほコーポレート銀行 取締役副頭取
- 2004年(平成16年) - みずほ信託銀行 代表取締役社長
- 2008年(平成20年) - 同 取締役会長
- 2010年(平成22年) - 同 顧問[3]
脚注
編集- ^ a b 『週刊東洋経済 5931号』東洋経済新報社、2004年、72頁。
- ^ みずほ信託銀行社長に野中隆史氏起用へ 日テレニュース24 (2008年3月3日)
- ^ a b 役員異動のお知らせ (PDF) みずほ信託銀行株式会社
- ^ 会社概要 - ウェイバックマシン(2000年1月26日アーカイブ分) FC東京
- ^ 会社概要 - ウェイバックマシン(2002年6月15日アーカイブ分) FC東京
- ^ 新会長に池田輝彦が就任 信託協会 (2007年4月4日)
- ^ 株式会社エフエム東京 役員人事異動のお知らせ (PDF) エフエム東京 (2008年4月25日)
- ^ アニュアルレポート2012 横河電機
- ^ アニュアルレポート2013 (PDF) 横河電機
- ^ a b c 役員名:池田輝彦 Ullet
- ^ 定款 キヤノングローバル戦略研究所
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