森正人 (国文学者)
森 正人(もり まさと、1948年9月9日[1]- )は、日本の中世日本文学研究者、熊本大学名誉教授。尚絅大学・尚絅大学短期大学部学長。
人物
編集鹿児島県金峰町出身。1971年熊本大学法文学部文学科卒、1976年東京大学大学院国文学専攻博士課程中退、愛知県立大学専任講師、助教授、82年日本古典文学会賞受賞(「説話形成と天竺・震旦仏法史」ほか一連の『今昔物語集』研究に)。熊本大学助教授をへて教授。2014年定年退任、名誉教授。2015年、尚絅大学・尚絅大学短期大学部学長に就任 [2]。
『今昔物語集』など中古・中世の説話を研究する。
著書
編集- 『今昔物語集の生成』和泉書院 1986
- 『源氏物語と 「もののけ」』」熊本日日新聞社 熊本大学ブックレット 知のフロンティア講座 2009
- 『場の物語論』若草書房 中世文学研究叢書 2012
- 『古代説話集の生成』笠間書院、2014
- 『国文学こぼれ種』(随筆文庫 和泉書院, 2019.3
- 『龍蛇と菩薩 伝承文学論』(和泉選書 和泉書院, 2019.6
- 『古代心性表現の研究』岩波書店 2019
共編著
編集脚注
編集- ^ 『現代日本人名録』
- ^ “学長あいさつ(尚絅大学)”. 2016年3月18日閲覧。
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