東金ダム(とうがねダム)は、千葉県東金市にあるダム房総導水路事業の一環で房総半島一円を、導水路 - 揚水機場 - ダム、で結び各水道事業体に引き継ぐためのものであり、東金ダム自身の流域面積は 0.6km2 で大きくはない。

東金ダム
東金ダム
所在地 左岸:千葉県東金市松之郷字北高塚
右岸:千葉県東金市松之郷字北高塚
位置 北緯35度34分53秒 東経140度21分21秒 / 北緯35.58139度 東経140.35583度 / 35.58139; 140.35583
河川 作田川水系房総導水路
ダム湖 ときがね湖
ダム諸元
ダム型式 アースダム
堤高 28.3 m
堤頂長 248 m
堤体積 463,000 m3
流域面積 0.6 km2
湛水面積 25 ha
総貯水容量 2,300,000 m3
有効貯水容量 2,200,000 m3
利用目的 上水道工業用水
事業主体 水資源機構水路事業部
電気事業者
発電所名
(認可出力)
施工業者 日本国土開発戸田建設
着手年 / 竣工年 1975年 / [[1995年[1]]]
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地理

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香取市佐原の両総用水第一揚水機場で利根川から取水され栗山川源流に流し込まれ、栗山川下流の横芝光町にある房総導水路横芝揚水機場でくみ上げられた水が東金ダムに送水されている。途中の導水路に坂田調整池があり、東金ダムの先には長柄ダムがある。

沿革

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  • 1970年昭和45年)- 水資源開発基本計画変更(房総導水路掲上)
  • 1971年(昭和46年)- 横芝 - 長柄ダム間着工
  • 1977年(昭和52年)- 横芝揚水機場完成、暫定通水開始
  • 1980年(昭和55年)- 横芝 - 長柄ダム間完成、暫定通水(長生郡市への上水給水)開始
  • 1988年(昭和63年)6月 - 東金ダム着工[2]
  • 1991年平成3年)11月19日 - 東金ダム定礎式[3]
  • 1995年(平成7年)10月13日 - 東金ダム完成[1]

脚注

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  1. ^ a b “水需要の増加に対応 東金ダムの完成祝う 「ときがね湖」記念碑除幕も”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 14. (1995年10月14日) 
  2. ^ “東金ダム建設に着手 利根水系「房総導水路」の一環事業 取水量アップへ”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 12. (1988年6月8日) 
  3. ^ “地域の期待あす東金ダムが定礎式 房総導水路の主要施設 水需要急増に対応”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 10. (1991年11月18日) 

関連項目

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外部リンク

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