木屋町DARUMA
『木屋町DARUMA』(きやまちダルマ)は、2015年(平成27年)10月に公開された、日本のハードボイルド映画である。
木屋町DARUMA | |
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監督 | 榊英雄 |
脚本 | 丸野裕行 |
原作 | 丸野裕行 |
製作 |
丸野裕行 榊英雄 |
出演者 | |
音楽 | 榊いずみ |
主題歌 |
masami『空が泣いている』 (丸野組織音樂公司) |
撮影 | 今井裕二 |
編集 | 清野英樹 |
制作会社 | 株式会社ファミリーツリー |
製作会社 |
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配給 |
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公開 | 2015年10月3日 |
上映時間 | 116分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
概要
編集商業出版の限界を超えた過激な内容で各出版社から発売を断られ続けた丸野裕行の短編小説を映画化したハードボイルド映画。『生きる街』などの榊英雄がメガホンを取った。京都の繁華街木屋町を舞台に、とある事件によって四肢を失った男がたどる哀しい宿命をあぶり出す。
遠藤憲一が主人公・勝浦を、彼を世話する相棒を三浦誠己が演じた。日本有数の観光地である京都を舞台に、裏社会とそこに生きる過激かつ物哀しい男たちの物語が描かれる。
原作同様の過激なセリフや暴力シーンが連続し、製作後も公開が数年見送られた[1]。
ストーリー
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
以前は京都木屋町一帯を支配する組織を率いていた勝浦(遠藤憲一)は、5年前にある事件で両手両足を失ってしまう。今や不自由な体で債務者の自宅に押し掛け、迷惑行為もいとわず取り立てを行うことが彼の生業だった。
勝浦は仲間の古澤(木村祐一)が世話役として送り込んだ坂本(三浦誠己)に助けられつつ仕事をこなしていた。
キャスト
編集メディア
編集- 電子書籍『木屋町DARUMA』
- 2013年2月12日発売
- 発売元 : 株式会社オトコノアジト B00BFG89N8
- 前述のとおり各出版社から発売を断られ続けた作者の丸野が、自身で電子出版会社を作って刊行したものである[2]。
- DVD『木屋町DARUMA』
- 2016年2月10日発売
- 発売元 ; 東映ビデオ B01A6U5MII
主題歌
編集masami『空が泣いている』(丸野組織音樂公司)
スタッフ
編集- 製作 : 株式会社マルノシンヂケイト、株式会社ファミリーツリー、木屋町DARUMA製作委員会
- 企画 : 株式会社オトコノアジト
- プロデューサー : 丸野裕行、榊英雄
- 監督 : 榊英雄
- 原作・脚本 : 丸野裕行(脚本協力:清水匡)
- 音楽 : 榊いずみ(編曲:佐藤亙)
- キャスティングプロデューサー : 木下鳳華
- ラインプロデューサー : 氏家英樹
- 撮影 : 今井裕二
- 美術 : 井上心平
- 照明 : 鹿野克巳
- 録音 : 山口満大
- 編集 : 清野英樹
- 特殊造形 : 仲谷進(KID'S COMPANY)
- 殺陣 : 中村健人
- VFX : 日本映像クリエイティブ、林デジタル工務店
- 配給 : ファミリーツリー、アークエンタテイメント
脚注
編集- ^ どんな話かと聞かれると、悲しい男たちの話だと答えています」裏社会でもがく人間たちの壮絶な生き様を描く『木屋町DARUMA』榊英雄監督インタビューぴあ関西版2015年9月29日分記事 2022年1月1日確認
- ^ 出版拒否された小説を自力で電子書籍、映画化してしまった裏社会ライター「木屋町DARUMA」exciteニュース内記事「エキレビ!」2015年7月29日分 2022年1月1日確認