服部研二
服部 研二(はっとり けんじ、1948年 - )は、日本の考古学者、文明学者。
略歴
編集福岡県八幡市(現・北九州市八幡西区)出身。1973年明治大学文学部考古学専攻卒、1975年同大学院修士課程修了。高校教師を経て、香蘭女子短期大学教授[1](2017年退職)。この間、同短期大学国際教養学科長、同図書館長、北九州市立大学、山口大学の非常勤講師、比較文明学会理事など。また2006年には、アクシス玄海で開催されたシンポジウム「沖ノ島から文明を考える」(比較文明学会主催、宗像市・宗像観光協会・沖ノ島物語実行委員会・宗像大社共催)の実行委員長を務めた[2]。現在、香蘭女子短期大学名誉教授。1989年『太平洋』(共訳)で日本翻訳文化賞 (平松)受賞。
著書
編集- 『謎の古代遺跡を歩く』(葦書房 1982 中公文庫 1983)
- 『北九州を歩く』(共著 海鳥社 1987)
- 『太平洋諸島百科事典』(共著 原書房 1989)
- 『水底が語る日本史の謎 湖・海・池底に眠る遺跡と伝説とロマン』(日本文芸社 1991)
- 『国際社会で活躍した日本人』(共著 弘文堂2009)
- 『文明の未来ーいまあらためて比較文明学の視点から』(共著 東海大学出版部 2014)
- 『天皇と日本文明ー王権の比較文明学』(共編著 東海大学出版部 2021)
- 『人類と文明のゆくえー危機に挑戦する比較文明学』(共著、東海教育研究所、2023)