星蘭ひとみ
日本の女優
星蘭 ひとみ(せいら ひとみ、1994年[1]5月26日[2] - )は、元宝塚歌劇団専科・星組の娘役[3][4]。
せいら ひとみ 星蘭 ひとみ | |
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本名 | 吉原 真由[1][2] |
生年月日 | 1994年5月26日(30歳) |
出身地 | 日本 東京都港区 |
身長 | 163cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台・ドラマ |
活動期間 | 2015年 - 2020年 |
活動内容 |
2015年:宝塚歌劇団入団、星組配属 2019年:専科へ異動 2020年:宝塚歌劇団退団 |
配偶者 | 豊田大輔 |
主な作品 | |
ドラマ 『おカネの切れ目が恋のはじまり』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
来歴
編集2015年、宝塚歌劇団に101期生として入団[2][1]。月組公演「1789」で初舞台[8]。その後、星組に配属[8][9]。
入団当初からスラリとしたプロポーションと圧倒的な美貌で注目を集め[3][10]、2017年の「ベルリン、わが愛」で新人公演初ヒロイン[8][11]。
2018年の「ANOTHER WORLD」で2度目の新人公演ヒロイン[12]。
2019年12月23日付で専科へと異動[9][13][10][6]。ベテランが中心のスペシャリスト集団・専科に、入団5年目の若手娘役が異動するのは極めて異例であり、専科異動後は映像を中心に活動すると発表[10][6]。現役のタカラジェンヌが舞台外での活動を前提として異動するのも近年では異例のこととなった[9][10]。
2020年のTBS系ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」で、連続ドラマに初出演[7][3]。このドラマが遺作となった三浦春馬演じる猿渡慶太の元恋人・聖徳まりあ役を演じた[14]。現役タカラジェンヌが連続ドラマにレギュラー出演するのは、1994年にNHK連続テレビ小説「ぴあの」でヒロインを務めた純名里沙以来、26年ぶりのこととなった[15]。その後の活躍が期待されていたが、同年11月30日付で宝塚歌劇団を退団[8][16]。
人物
編集出光興産の創業者として知られる出光佐三の一族出身である[17]。
彫りの深い顔立ちと大きな瞳で観客の目を引き、一部のファンからは「タカラヅカのオードリー・ヘップバーン」と呼ばれた[4][2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集- 2015年4月24日 - 6月1日、月組『1789-バスティーユの恋人たち-』(宝塚大劇場のみ)[8]
星組時代
編集- 2015年8月21日 - 11月22日、『ガイズ&ドールズ』(宝塚・東宝)
- 2016年1月6日 - 28日、『LOVE & DREAM』(東京国際フォーラム・梅田芸術劇場)
- 2016年3月18日 - 6月19日、『こうもり』『THE ENTERTAINER!』(宝塚・東宝)
- 2016年8月26日 - 11月20日、『桜華に舞え』 - 新人公演:村田岩熊(本役:天飛華音)『ロマンス!! (Romance)』(宝塚・東宝)
- 2017年3月10日 - 6月11日、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』(宝塚・東宝) - ルイ・シャルル、新人公演:ケイト(本役:音波みのり)[8]
- 2017年7月22日 - 8月7日、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(梅田芸術劇場) - ドリー
- 2017年9月29日 - 12月24日、『ベルリン、わが愛』 - 少年、新人公演:ジル・クライン(本役:綺咲愛里)『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』(宝塚・東宝) 新人公演初ヒロイン[11][13][3][7][15][4][16][14][8][1]
- 2018年2月2日 - 25日、『うたかたの恋』 - ステファニー『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』(中日劇場)[8]
- 2018年4月27日 - 7月22日、『ANOTHER WORLD』 - 舞姫、新人公演:お澄(本役:綺咲愛里)『Killer Rouge(キラー ルージュ)』(宝塚・東宝) 新人公演ヒロイン[12][13][3][4][14][8]
- 2018年10月11日 - 22日、『デビュタント』(バウホール) - ミレーユ[8]
- 2019年1月1日 - 3月24日、『霧深きエルベのほとり』 - ローゼマリー・マインラート、新人公演:アンゼリカ・ロンバルト(本役:音波みのり)『ESTRELLAS(エストレ―ジャス)〜星たち〜』(宝塚・東宝)
- 2019年5月5日 - 25日、『鎌足-夢のまほろば、大和(やまと)し美(うるわ)し-』(ドラマシティ・日本青年館) - 安見児[8]
- 2019年7月12日 - 10月13日、『GOD OF STARS -食聖-』 - Seala、新人公演:AI(本役:小桜ほのか)『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』(宝塚・東宝)
- 2019年11月20日 - 12月15日、『ロックオペラ モーツァルト』(梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL) - ゾフィー・ウェーバー[13]/女官
出演イベント
編集- 2018年12月21日 - 22日、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
テレビドラマ
編集ウェブドラマ
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f “トヨタ社長の長男・豊田大輔氏が元宝塚・星蘭ひとみと結婚 昨年2月ミュージカル観劇が縁”. Sponichi Annex. (2021年3月16日) 2021年3月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “華麗なるゴールイン!トヨタ社長長男、元タカラジェンヌ・星蘭ひとみと結婚”. Sponichi Annex. (2021年3月17日). オリジナルの2021年3月19日時点におけるアーカイブ。 2021年3月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g “現役タカラジェンヌ、三浦さん遺作で26年ぶり連ドラレギュラー出演 美貌の星蘭ひとみ”. デイリースポーツ. (2020年8月18日) 2020年8月19日閲覧。
- ^ a b c d e “宝塚・星蘭ひとみさんの「抜擢」に注目が集まる理由 「カネ恋」三浦春馬さんの元カノ役に”. J-CASTニュース (株式会社ジェイ・キャスト). (2020年8月18日) 2020年10月13日閲覧。
- ^ a b 『宝塚おとめ 2020年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2020年、13頁。ISBN 978-4-86649-125-7。
- ^ a b c d e “宝塚で活躍「星蘭ひとみ」トヨタ社長の長男と結婚”. 日刊スポーツ. (2021年3月16日) 2021年3月16日閲覧。
- ^ a b c d “三浦春馬さん遺作ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」に宝塚歌劇団・星蘭ひとみが現役生26年ぶり連ドラ出演”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2020年8月18日) 2020年10月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l Memories of 星蘭ひとみ タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b c 小玉沙織 (2019年11月30日). “宝塚若手娘役、星蘭ひとみさんが専科に異動 映像中心に活動へ”. 毎日新聞 2019年11月30日閲覧。
- ^ a b c d “星蘭ひとみ、“異例”映像中心の活動に 専科に組替えへ”. サンスポ. (2019年12月1日) 2019年12月1日閲覧。
- ^ a b “宝塚歌劇団星組4年目の極美慎が初主演「今の自分はどこか重なる部分がありました」”. スポニチ. (2017年10月24日) 2019年10月10日閲覧。
- ^ a b “宝塚星組・天華えまが“あの世”で3度目センター快演「御霊の触れ合いを感じて幸せ」”. スポーツ報知. (2018年5月15日) 2019年10月10日閲覧。
- ^ a b c d “宝塚5年目の娘役・星蘭ひとみが専科異動 映像を中心に活動へ”. スポーツ報知. (2019年11月30日) 2019年11月30日閲覧。
- ^ a b c “「カネ恋」で三浦春馬さん元カノ役 宝塚退団へ…専科の星蘭ひとみ、セレモニーなし”. デイリースポーツ. (2020年10月13日) 2020年10月13日閲覧。
- ^ a b c “「カネ恋」星蘭ひとみ 現役タカラジェンヌ26年ぶり連ドラ!純名里沙以来 三浦春馬さんの元カノ役抜擢”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2020年8月18日) 2020年10月13日閲覧。
- ^ a b c 星蘭ひとみ、宝塚退団 「カネ恋」で現役タカラジェンヌ26年ぶり連ドラ出演 三浦春馬さんの元カノ役 Sponichi Annex。
- ^ トヨタ社長の長男と婚約「元宝塚女優」“佳子さまのご学友”名家の令嬢だけど「地味服でドラマ現場に登場」 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]
- ^ “阿部サダヲが現役タカラジェンヌたちと競演!”. ザ・テレビジョン. (2015年6月25日) 2020年9月19日閲覧。
- ^ a b 朝ドラに元宝塚・星蘭ひとみが突如登場で公式ツイもため息「おきれいな方やわ…」 デイリースポーツ。
- ^ “北村匠海×星蘭ひとみでスピンオフ「恋の切れ目がおカネのはじまり?」Paraviで配信”. cinemacafe.net. (2020年9月9日) 2020年9月11日閲覧。