旧三宅家
岐阜県恵那市の日本大正村にある、かつての民家
旧三宅家(きゅうみやけけ)は、岐阜県恵那市明智町1316-1にある建築物。恵那市指定文化財[1]。野外博物館である日本大正村を構成する建物の一つである。この地域における近世農家建築の代表例とされ、近世中期の民家の特徴である鳥居建ての形式が残されている[1]。
旧三宅家 | |
---|---|
情報 | |
建築主 | 明智町 |
構造形式 | 木造 |
竣工 | 元禄元年(1688年) |
所在地 |
〒509-7718 岐阜県恵那市明智町1316-1 |
座標 | 北緯35度18分13.2秒 東経137度23分32.0秒 / 北緯35.303667度 東経137.392222度座標: 北緯35度18分13.2秒 東経137度23分32.0秒 / 北緯35.303667度 東経137.392222度 |
文化財 | 恵那市指定文化財 |
指定・登録等日 | 1978年(明智町指定) |
歴史
編集もとは恵那郡馬木村(現在の恵那市明智町東方馬木)にあった[1]。江戸時代初頭の三宅家は旗本の明知遠山氏に仕えていたが、寛文4年(1664年)に馬木村に居を定めた[1]。元禄元年(1688年)に鳥居建ての形式で母屋が普請された[1]。
1978年(昭和53年)に明智町有形文化財に指定された。1988年(昭和63年)に野外博物館の日本大正村が開村した後、1991年(平成3年)に所有者から明智町に寄贈され、1992年(平成4年)に現在地に移築復元された[1]。2004年(平成16年)10月25日に新しい恵那市が発足したことで、恵那市有形文化財に指定された。
利用案内
編集脚注
編集参考文献
編集- 『おんさい日本大正村』財団法人日本大正村、2004年
外部リンク
編集- 旧三宅家 - 恵那市