成嶋 隆(なるしま たかし、1948年 - )は、日本法学者。専門は、憲法学教育法学新潟大学名誉教授。獨協大学教授。日本教育法学会会長。日本公法学会理事。

人物・経歴

編集

茨城県生まれ[1]。1978年一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学[2][1]。指導教官は杉原泰雄[3]。また、大学在学中一橋大学管弦楽団でコントラバスを担当。管弦楽団同期のコントラバス奏者河原泰則とともに学生運動に参加するなどした[4][5]フランス在住のピアニスト成嶋志保は娘で、その夫はフランス人国家公務員[6][7]

1978年新潟大学法文学部講師[1][8]パリ留学[7]や、新潟大学法学部助教授、同教授を経て[1]、2006年新潟大学大学院実務法学研究科教授[1][8]。2009年日本公法学会理事[9]。2013年新潟大学定年退職、獨協大学法学部教授[1]、新潟大学名誉教授[10]。2015年から市川須美子獨協大学法学部教授の後任として日本教育法学会会長を務めた[11]

専攻は憲法教育法[8]で、教科用図書検定教科書採択のあり方、道徳教育教科化などへの批判を行う[1]参議院教育基本法に関する特別委員会参考人[12]、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合@新潟共同代表[13]なども務めた。

著書

編集

脚注

編集
先代
市川須美子
日本教育法学会会長
2015年 - 2019年
次代
内野正幸