ネイザンロード
香港の道路
(彌敦道から転送)
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ネイザンロード(中国語: 彌敦道)は、香港の九龍にある道路である。
彌敦道 | |
基本資料 | |
総延長 | 3.6km |
速度制限 | 50km/h |
車線本数 | 6車線 |
所在地域 | 油尖旺区 |
起点 |
深水埗大埔道、 長沙湾道及び界限街の交界 |
終点 | 尖沙咀梳士巴利道 |
歴史資料 | |
道路旧名資料 | 羅便臣道(Robinson Road) |
道路命名日時 | 1909年3月19日 |
道路施工日時 | 1860年夏 |
ネイザンロード | |||||||||||||
繁体字 | 彌敦道 | ||||||||||||
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簡体字 | 弥敦道 | ||||||||||||
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概要
編集尖沙咀から旺角まで南北に走っている大通りである。この通りには店舗、レストランと旅行者があふれ、第二次世界大戦後のしばらくは、現在ではめったに使われない名称、ゴールデン・マイルと呼ばれた。始点は九龍の南部ビクトリア・ハーバーから少し北の梳士巴利道 (Salisbury Road) との交差点であり、終点は北の界限街との交差点である。
歴史
編集1861年、最初の道路区間が完成。ネイザンロードは、清から大英帝国に割譲された後、九龍で初めて造られた道路である。元々はヘラクレス・ロビンソン卿の名から取って、ロビンソンロードと呼称していたが、香港島に走る同名の道路との混同をさける為に、マシュー・ネイザン卿に由来するネイザンロードに改名される。
初期のネイザンロードには植民地様式の住宅が多く並んび、後に九龍公園(カオルーン・パーク)となるホイットフィールド兵舎が存在していた。九龍最古の英国国教会である聖アンドリュー教会は、1906年に建設され、現在もネイザン・ロードにある。
ガスコイン・ロードからアーガイル・ストリートまでの道路区画は、1911年にジョージ5世の戴冠式が行われたことを記念して、元々はコロネーション・ロード(加冕道)と呼ばれていたが、1926年にネイサン・ロードとの合流工事が完了した後にネイサン・ロードの一部として改名された。界限街の南側にある大埔公路(タイ・ポー・ロード)の区間も、道路の一部として名前が変更された。
1996年にはガーリービル火災が発生し、41人が死亡。2008年にはコーンウォールコート火災が発生し、200人以上の消防士が関与し、2人の消防士を含む4人が死亡した。