川尻 一寛(かわじり いっかん、1930年昭和5年)12月25日 - 2008年平成20年)12月29日[1])は、京都府京都市日吉出身[2][3]日本陶芸家[1]。本名は宗裕[1]

川尻一寛
生誕 川尻宗裕[1]
1930年12月25日[1]
死没 (2008-12-29) 2008年12月29日(78歳没)[1]
国籍 日本の旗 日本
出身校 京都市立美術専門学校[1]
著名な実績 陶芸
代表作 「豊穰」[1]
受賞 「豊穰」日本芸術院賞(2001年)[1]
選出 現代工芸美術家協会評議員[1]
日展理事[1]
活動期間 昭和後期 - 平成時代[1]
影響を受けた
芸術家
清水六兵衛[1]

作風は伝統的な京焼き磁器を守りつつも大胆な形態の作品を発表した[1]

来歴

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1930年(昭和5年)12月25日、京都府京都市日吉に生まれる[1][3]。物心ついた頃から近所に製陶関連業の多い環境で育った[3]陶芸家クラブ清水六兵衛に師事する[1]

生前は現代工芸美術家協会評議員、日展理事などを務めた[1]

日本芸術院の工芸美術部門で1984年(昭和59年)第16回日展、1988年(昭和63年)第20回日展の2回で特選受賞している[4]

2001年、「豊穰」が日本芸術院賞を受賞[1]

2008年平成20年)12月29日死去、享年78[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s デジタル版 日本人名大辞典+Plus. “川尻一寛 かわじり いっかん”. コトバンク. 2016年10月3日閲覧。
  2. ^ 姫丸美術館 展示収蔵作品” (PDF). 姫丸美術館. 2016年10月3日閲覧。中段「川尻一寛 陶器」説明文。
  3. ^ a b c 川尻一寛 (2004年3月). “日吉開窯九〇周年記念誌” (PDF). 京都日吉製陶協同組合. p. 13. 2016年10月3日閲覧。
  4. ^ 特選(工芸美術)受賞者一覧(昭和33年~現在)”. 日本芸術院. 2016年10月3日閲覧。