山鹿市(やまがし)は、熊本県の北部にある山鹿温泉山鹿灯籠まつりで知られる。

やまがし ウィキデータを編集
山鹿市

山鹿市旗
山鹿市章
山鹿市章
山鹿市旗
2005年1月15日制定
山鹿市章
2005年1月15日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 熊本県
市町村コード 43208-3
法人番号 7000020432083 ウィキデータを編集
面積 299.69km2
総人口 46,132[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 154人/km2
隣接自治体 熊本市菊池市玉名郡玉東町和水町
福岡県八女市
大分県日田市
市の木 キンモクセイ
市の花 ツツジ
他のシンボル ウグイス
山鹿市役所
市長 早田順一
所在地 861-0592
熊本県山鹿市山鹿987番地3
北緯33度01分03秒 東経130度41分28秒 / 北緯33.0175度 東経130.69125度 / 33.0175; 130.69125座標: 北緯33度01分03秒 東経130度41分28秒 / 北緯33.0175度 東経130.69125度 / 33.0175; 130.69125
地図
市庁舎位置

外部リンク 公式ウェブサイト

山鹿市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村


北緯33度01分00秒 東経130度41分28.5秒 / 北緯33.01667度 東経130.691250度 / 33.01667; 130.691250
ウィキプロジェクト

地理

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位置

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熊本県の北部の内陸部、熊本市から北側へ約30km。市の北部から北東部にかけて福岡県と接しており、市の東端部ではわずかに大分県と接している。中央部よりやや南寄りにある中心市街地から南部(旧菊鹿町)にかけては盆地となっている。市北部から北東部の県境付近は九州山地の一角を占めており、北部(旧鹿北町)の福岡県との県境には姫御前岳(596m)、北東部(旧菊鹿町)の福岡県・大分県との県境付近には国見山(1018m)、八方ヶ岳(1052m)といった山々がそびえる。河川としては、菊池川が中心部を流れる。

地形

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山岳

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河川

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気候

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鹿北(1991年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 22.0
(71.6)
23.3
(73.9)
28.5
(83.3)
30.9
(87.6)
35.3
(95.5)
34.9
(94.8)
36.8
(98.2)
36.9
(98.4)
35.8
(96.4)
32.3
(90.1)
28.8
(83.8)
24.0
(75.2)
36.9
(98.4)
平均最高気温 °C°F 9.7
(49.5)
11.4
(52.5)
15.2
(59.4)
20.7
(69.3)
25.3
(77.5)
27.3
(81.1)
30.6
(87.1)
32.0
(89.6)
28.9
(84)
23.7
(74.7)
17.6
(63.7)
11.9
(53.4)
21.2
(70.2)
日平均気温 °C°F 3.5
(38.3)
4.9
(40.8)
8.4
(47.1)
13.6
(56.5)
18.4
(65.1)
22.1
(71.8)
25.7
(78.3)
26.3
(79.3)
22.9
(73.2)
17.0
(62.6)
10.9
(51.6)
5.4
(41.7)
14.9
(58.8)
平均最低気温 °C°F −1.5
(29.3)
−0.9
(30.4)
2.1
(35.8)
6.8
(44.2)
11.9
(53.4)
17.7
(63.9)
22.0
(71.6)
22.0
(71.6)
18.2
(64.8)
11.4
(52.5)
5.3
(41.5)
0.2
(32.4)
9.6
(49.3)
最低気温記録 °C°F −8.8
(16.2)
−10.1
(13.8)
−6.7
(19.9)
−3.9
(25)
0.9
(33.6)
6.3
(43.3)
12.7
(54.9)
13.7
(56.7)
6.2
(43.2)
−0.7
(30.7)
−3.7
(25.3)
−7.4
(18.7)
−10.1
(13.8)
降水量 mm (inch) 59.3
(2.335)
84.8
(3.339)
136.3
(5.366)
158.7
(6.248)
196.7
(7.744)
449.0
(17.677)
452.5
(17.815)
233.2
(9.181)
167.2
(6.583)
86.4
(3.402)
87.8
(3.457)
66.1
(2.602)
2,177.9
(85.744)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 7.8 8.6 10.9 10.5 10.1 14.2 14.1 11.5 9.6 6.8 7.9 7.9 119.8
平均月間日照時間 119.5 128.6 162.2 186.2 196.4 124.6 157.2 190.2 169.8 179.8 143.4 126.6 1,884.6
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[1]

地域

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山鹿市中心部周辺の空中写真。
2018年5月10日撮影の6枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

地名

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平成の大合併で合併した地区は、旧町名を大字の前に冠している。

  • 宗方(旧山鹿町)
  • 山鹿(旧山鹿町)
  • 石(旧八幡村)
  • 熊入町(旧八幡村、市制時に熊入より改称)
  • 下吉田(旧八幡村)
  • 杉(旧八幡村)
  • 名塚(旧八幡村)
  • 小坂(旧三岳村)
  • 津留(旧三岳村)
  • 寺島(旧三岳村)
  • 上吉田(旧三玉村)
  • 蒲生(旧三玉村)
  • 久原(旧三玉村)
  • 麻生野(旧川辺村)
  • 椿井(旧川辺村)
  • 鍋田(旧川辺村)
  • 西牧(旧川辺村)
  • 保多田(旧川辺村)
  • 方保田(旧大道村)
  • 古閑(旧大道村)
  • 中(旧大道村)
  • 藤井(旧大道村)
  • 小群(旧平小城村)
  • 城(旧平小城村)
  • 平山(旧平小城村)
  • 小原(旧米田村)
  • 坂田(旧米田村)
  • 志々岐(旧米田村)
  • 長坂(旧米田村)
  • 南島(旧米田村)
  • 泉町(旧1964年、山鹿より発足)
  • 大橋通(旧1964年、山鹿・宗方より発足)
  • 昭和町(旧1964年、山鹿・宗方より発足)
  • 新町(旧1964年、山鹿・宗方より発足)
  • 中央通(旧1964年、山鹿・宗方より発足)
  • 川端町(旧1974年、山鹿・宗方より発足)
  • 宗方通(旧1974年、宗方より発足)
  • 鹿校通1丁目~4丁目(旧古閑・中より発足)
鹿北町
  • 椎持(旧岳間村)
  • 多久(旧岳間村)
  • 芋生(旧広見村)
  • 四丁(旧広見村)
  • 岩野(旧岩野村)
菊鹿町
  • 阿佐古(旧城北村)
  • 池永(旧城北村)
  • 木野(旧城北村)
  • 松尾(旧城北村)
  • 宮原(旧城北村)
  • 米原(旧城北村)
  • 相良(旧内田村)
  • 上内田(旧内田村)
  • 矢谷(旧内田村)
  • 山内(旧内田村)
  • 太田(旧六郷村)
  • 上永野(旧六郷村)
  • 五郎丸(旧六郷村)
  • 下内田(旧六郷村)
  • 下永野(旧六郷村)
  • 長(旧六郷村)
鹿本町
  • 来民(旧来民町)
  • 御宇田(旧来民町)
  • 石渕(旧稲田村)
  • 小島(旧稲田村)
  • 下高橋(旧稲田村)
  • 庄(旧稲田村)
  • 高橋(旧稲田村)
  • 津袋(旧稲田村)
  • 梶屋(旧中富村)
  • 小柳(旧中富村)
  • 下分田(旧中富村)
  • 中川(旧中富村)
  • 中富(旧中富村)
  • 中分田(旧中富村)
  • 分田(旧中富村)
鹿央町
  • 梅木谷(旧山内村)
  • 大浦(旧山内村)
  • 北谷(旧山内村)
  • 霜野(旧山内村)
  • 中浦(旧山内村)
  • 仁王堂(旧山内村)
  • 千田(旧千田村)
  • 広(旧千田村)
  • 持松(旧千田村)
  • 合里(旧米野岳村)
  • 岩原(旧米野岳村)

人口

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山鹿市と全国の年齢別人口分布(2005年) 山鹿市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 山鹿市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
山鹿市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 64,029人
1975年(昭和50年) 61,910人
1980年(昭和55年) 62,839人
1985年(昭和60年) 63,234人
1990年(平成2年) 62,150人
1995年(平成7年) 60,991人
2000年(平成12年) 59,491人
2005年(平成17年) 57,726人
2010年(平成22年) 55,391人
2015年(平成27年) 52,264人
2020年(令和2年) 49,025人
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体・行政区

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熊本県
福岡県
大分県

歴史

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古代

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  • 景行天皇の時代 - 山鹿灯籠の創始にまつわる伝説がある。
  • 古墳時代 - 市内には5世紀~7世紀のものとみられる古墳が点在し、この時代に人々が住み着いていたことがわかる。
  • 8世紀前半 - 「筑後風土記」に「肥後国山鹿郡荒爪山」との表現がみられる。これが「山鹿」の名の初出とされる。

中世

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  • 12世紀中頃 - 山鹿温泉の発見により、温泉町としての性格を帯びる。
  • 中世 - 菊池氏が地域一帯を支配するが、菊池氏の没落後、めまぐるしく変動する。
  • 1587年 - 肥後の国衆一揆により戦乱に巻き込まれる。
物資の集散地として発展
中世期の山鹿は、各地の集落の産物の集散地域として、菊地川の港を有する市場と湯の町とが結びついた。今日に至る山鹿市(旧市)の骨格はおおむねこの時代に形成された。

近世

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  • 加藤清正が山鹿を含む9郡の領主となり、加藤氏の治世により安定した領国支配となった。
  • 16世紀 - 宿場町として発展した土地になる。
参勤交代の道となる「豊前街道」が整備され、熊本藩人吉藩薩摩藩がこの道を往来した。また、この頃温泉の整備も一段と進んだ。
  • 18世紀 - 山鹿大橋(現在の国道の橋とは別)の完成により温泉地としてさらに賑わった。この頃、特産物である山鹿製作なども盛んになった。1763年(宝暦13年)の「山鹿湯町絵図」には町屋、寺院、茶屋等合わせて約500戸が描かれており、当時の繁栄ぶりがわかる。

近代

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明治以降、各種行政機関が立地し「地方行政の中心」としての位置づけが強まった。中心街には共同湯としてさくら湯が設置されるとともに、参勤交代路が国道3号となった。山鹿温泉大改築、山鹿鉄道の創立、八千代座の建築の3つを総称して山鹿の「明治の三大改革」とされる。

  • 1870年(明治3年) - 温泉の大改築工事がされる。
  • 1877年(明治10年) - 西南戦争において薩摩軍が山鹿市中心部(旧山鹿ホテル跡)に陣を構える(西南の役 山鹿口の戦い)。
  • 1896年(明治29年) - 山鹿鉄道株式会社創立[2]。山鹿-植木間の鉄道敷設免許状が下付されるが[3]、1898年に会社解散[4]
  • 1908年(明治41年) - 電話が通じる。熊本市に次いで熊本県内2番目であり、当時、遠方との連絡を要し財力も有した商家が多かったことがわかる。
  • 1911年(明治44年) - 八千代座の開場。
  • 1923年(大正12年) - 鹿本鉄道(のちの山鹿温泉鉄道)が開通。
  • 太平洋戦争中 - 戦災も受けずに済んだことから、街の構造が現在に受け継がれている。

現代

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  • 1954年(昭和29年)6月28日から6月30日 - 集中豪雨。市内一帯が浸水して孤立状態となる[5]
  • 1960年(昭和35年) - 山鹿温泉鉄道休止(5年後の1965年に正式廃止)
  • 1975年(昭和50年) - 中心部の再開発により共同湯のさくら湯取り壊し。破風のみ残し、再開発ビル(温泉プラザ山鹿)内で営業開始。
  • 2009年(平成21年)11月 - 温泉プラザ山鹿が老朽化のため、同ビル内でのさくら湯を営業終了。
  • 2012年(平成24年)10月 - 共同湯のさくら湯が営業再開。1973年の解体前の外観と1958年の改修前の内装に再生。

行政

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市長

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役所

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  • 本庁・山鹿市役所(旧山鹿市役所)
  • 鹿北市民センター(旧鹿北町役場)
  • 菊鹿市民センター(旧菊鹿町役場)
  • 鹿本市民センター(旧鹿本町役場)
  • 鹿央市民センター(旧鹿央町役場)

姉妹都市・提携都市

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山鹿市に姉妹都市・提携都市は存在しない。

山鹿市は「肥後小京都」として、全国京都会議に加盟している。

行政体の変遷

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やまがし
山鹿市
 
山鹿市章
廃止日 2005年(平成17年)1月15日
廃止理由 新設合併
山鹿市(旧)、鹿本郡鹿央町鹿北町鹿本町菊鹿町 →山鹿市(新)
現在の自治体 山鹿市(新)
廃止時点のデータ
  日本
地方 九州地方
都道府県 熊本県
隣接自治体 鹿本郡鹿央町、鹿北町、鹿本町、菊鹿町、玉名郡三加和町菊水町
山鹿市役所
所在地 熊本県
ウィキプロジェクト

施設

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国家機関・県政機関

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警察

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本部
駐在所
  • 鹿本駐在所(山鹿市鹿本町来民1603番地1)
  • 鹿央駐在所(山鹿市鹿央町合里419番地1)
  • 鹿北駐在所(山鹿市鹿北町四丁1612番地)
  • 菊鹿駐在所(山鹿市菊鹿町下内田580番地3)

消防

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本部
消防署
  • 山鹿消防署(山鹿市南島1270-1)
  • 東消防署(山鹿市鹿本町庄1695)
  • 鹿北消防署(山鹿市鹿北町四丁1612)

その他

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経済

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千代の園酒造

2004年度(平成16年度)の市内総生産は1,681億円だった。

本社を置く企業

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拠点を置く企業

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教育

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熊本県立鹿本高等学校

高等学校

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県立
私立

中学校

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小学校

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八幡小学校、平小城小学校、三岳小学校、三玉小学校、大道小学校、鹿北小学校、菊鹿小学校、めのだけ小学校には制服がある。

特別支援学校

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交通

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山鹿バスターミナル

最寄り空港は熊本空港であるが、空港と市内を直接結ぶ公共交通機関はない。

鉄道

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現在は市内に鉄道はない。市内中心部に近い駅はJR九州九州新幹線新玉名駅、JR九州鹿児島本線植木駅および鹿児島本線玉名駅(このうち植木駅からは山鹿市内への路線バスがない)。

かつては山鹿温泉鉄道植木駅から山鹿駅を結んでいたが、1960年(昭和35年)に休止、1965年(昭和40年)に廃止された。

バス

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一般路線バス

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かつては西鉄バスが主に国道3号を通りJR久留米駅西鉄久留米駅と山鹿市中心部を結ぶ路線や、旧鹿北町中心部と岳間地区を結ぶ路線を運行していたが、2003年に廃止された。また、JR九州バスが主に国道443号を通り瀬高駅と山鹿市中心部を結ぶ山鹿線を運行していたが、2006年3月1日に産交バス・熊本電気鉄道(熊本電鉄バス)に移管されたのち、瀬高 - 山鹿間が2009年9月30日限りで廃止された(熊本電鉄バスは2011年10月1日に山鹿 - 大津間から撤退)。熊本電鉄バスもかつて山鹿市内に多くの路線を運行していたが、2018年3月31日限りで合志市(辻久保)と山鹿バスセンターを結ぶ路線が廃止され山鹿市内から撤退した。

このほか堀川バス八女市中心部の福島と山鹿市域内の平山温泉を結ぶ路線を2011年4月2日から土日祝日に限り運行していたが、2024年9月16日限りで廃止された。

高速バス

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なお、山鹿市外にある植木インターチェンジは路線バスの発着本数も比較的多く、また福岡市中心部に直通する「ひのくに号」も運行されているため、福岡市と山鹿市の間を移動する場合、鹿央バスストップよりも植木インターチェンジのほうが利便性が高い。また同じく山鹿市外の菊水インターチェンジも福岡市中心部に直通する「ひのくに号」が停車する。

かつて福岡市中心部と山鹿市中心部を結ぶ高速バスが運行されたことがあったが、いずれも休止・廃止・運行終了となり現在は運行されていない。

  • 西日本鉄道が福岡市と山鹿市を結ぶ高速バスを運行していたが、2000年代に廃止された。
  • 福岡 - 山鹿・菊池を結ぶ熊本電気鉄道、九州産交バス、西日本鉄道(3社共同運行)の路線が2007年4月1日より9月30日まで試験運行されていた。山鹿市内の停車バス停は山鹿バスの駅(山鹿バスセンター)・温泉プラザ前バス停・鹿本総合支所前バス停であった。
  • YOKAROが2011年に福岡市と阿蘇市を山鹿市経由で結ぶ会員制ツアーバスを運行開始し、2013年には乗合バス化され会員以外の利用も可能となったが、2014年に休止された。

乗合タクシー

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  • 山鹿市あいのりタクシー - 予約制乗合タクシー(事前登録等が不要で誰でも利用可能)。旧菊鹿町域で「菊鹿あんず号」、旧鹿央町域で「鹿央キンカン号」、旧鹿北町域で「鹿北たけんこ号」、旧山鹿市・鹿本町域で「山鹿チヨマツ号」が運行されている。
  • 鹿北ジャンボタクシー - 山鹿市中心部と旧鹿北町域を結ぶジャンボタクシー。予約なしで利用可。

かつてはコミュニティバスとしてやまが市街地循環バスが運行されていたが、2014年9月30日限りで廃止された。

道路

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国道3号が市街を南北に縦貫している。旧山鹿市内中心部で国道325号及び国道443号と接する。

高速道路

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九州自動車道が市の西部を通っているが、市内にインターチェンジは無い(最寄りインターチェンジは菊水インターチェンジもしくは植木インターチェンジ)。

国道

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県道

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主要地方道
一般県道

道の駅

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名所・旧跡・観光スポット

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八千代座
 
チブサン古墳
 
鞠智城
 
薩摩街道
 
山鹿温泉

名所・旧跡

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主な城郭・館
主な神社
主な寺院
主な遺跡
街道

観光スポット

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  • 六湯郷(ろくとうきょう)
    山鹿温泉平山温泉鹿北温泉熊入温泉鹿本温泉菊鹿温泉のPR用の総称。
  • 八千代座
    1910年(明治43年)に建てられた芝居小屋。昭和40年代末には使用されなくなり、朽ち落ちる一歩手前になっていたが、市民の寄付活動により瓦の葺き替えが行なわれるなど、保存に向けての運動が行なわれ、1988年(昭和63年)に国の重要文化財に指定された。2001年(平成13年)に保存修復工事が完了している。全国的にも希少となった伝統的な芝居小屋の様式を今日にも伝えており、今日でも歌舞伎公演のみならず、大衆演芸コンサート、各種のシンポジウムなど、さまざまな文化活動の場として利用されている。
  • さくら湯 - 寛永17年に藩の御茶屋として建てられた公衆浴場。明治初期の大改修により「市民温泉」となり、明治31年「道後温泉」の棟梁・坂本又八郎を招いて再改修。昭和4年の改修では「十字クロス構造」を採用した。しかし、1973年(昭和48年)に再開発(温泉プラザ山鹿建設)のために解体され、一時期は同ビル内にて営業していた。しかし、平成時代になるとビル自体の老朽化が進み、山鹿市が往年のさくら湯を再生する事業を行い、2012年(平成24年)10月、外観を1973年(昭和48年)の解体前、内観を1958年(昭和33年)の改修前の姿にして再建。
  • 相良のアイラトビカズラ(国の特別天然記念物
  • 県立装飾古墳館
  • 山鹿市立博物館
  • 川西の宝篋印塔(県指定の重要文化財) - 現存する宝篋印塔としては県内最古。山鹿市菊鹿町下内田。
  • あんずの丘
  • 矢谷渓谷
  • 番所の棚田 - 日本の棚田百選に選定されており、彼岸花の名所でもある。
  • 眼鏡橋めぐり - 熊本県最古といわれる安政3年(1774年)竣工の洞口橋など、市内各地に31もの石橋が存在する。
  • ゆうかファミリーロード(県道330号線) - 熊本市と山鹿市を結ぶ自転車道。一部の区間は山鹿温泉鉄道の廃線跡を利用しており、当時の駅跡が休憩所として利用されている場所もある。

文化・名物

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山鹿燈籠

祭事・催事

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名産・特産

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  • 山鹿灯籠
  • 来民の渋うちわ
  • 鹿北茶
  • 栗(山鹿和栗)

スポーツ

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山鹿市に本拠地を置くスポーツチーム

出身関連著名人

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ゆかりのある人物
  • 宗不旱 - 歌人。現在の熊本市生まれ。
  • 桑田健秀 - バスケットボール指導者。山鹿市生まれ。東京都出身。
  • 小松一三 - 東京出身のラジオパーソナリティ。山鹿市在住。
架空の人物

山鹿市を舞台とした作品

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脚注

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  1. ^ 鹿北 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年3月24日閲覧。
  2. ^ 『日本全国諸会社役員録. 明治30年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 『鉄道局年報. 明治29年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 『鉄道局年報. 明治31年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、100頁。ISBN 9784816922749 
  6. ^ 公報やまが No.105” (PDF). 山鹿市 (2009年8月31日). 2024年2月17日閲覧。

外部リンク

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