小金町
日本の千葉県東葛飾郡にあった町
(小金町西から転送)
小金町(こがねまち)は、千葉県東葛飾郡にかつて存在した町。現在の松戸市北部、柏市西部に位置していた。
こがねまち 小金町 | |
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廃止日 | 1954年9月1日 |
廃止理由 |
新設合併 小金町、柏町、土村、田中村 → 東葛市 |
現在の自治体 | 松戸市(大部分)、柏市(一部) |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 千葉県 |
郡 | 東葛飾郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
隣接自治体 |
松戸市 東葛飾郡流山町、土村 |
小金町役場 | |
所在地 | 千葉県東葛飾郡小金町 |
座標 | 北緯35度49分57秒 東経139度55分52秒 / 北緯35.83244度 東経139.93111度座標: 北緯35度49分57秒 東経139度55分52秒 / 北緯35.83244度 東経139.93111度 |
ウィキプロジェクト |
概要
編集かつて、小金城の城下町、のちに水戸街道の小金宿として発展したが、明治時代に入り鉄道などの交通機関が発達するにつれ衰退していった。本土寺、東漸寺、一月寺などの古刹が多い。
小金宿地域は現在も商業地の性格を維持しており、その他は合併後農地や山林などから宅地化されたところが多い。小金原、幸田や柏市光ケ丘団地がそれに当たる。
昭和の大合併の際、一度柏市(当時の東葛市)に編入されたものの、住民の反対で一部(現在の柏市光ヶ丘地区)を除いて松戸市に編入された経緯を持つ。
「小金水」(公営水道)や小金町(柏市部分を除く)を区域とする農業協同組合は合併後も維持され、前者は現存する。閉町されたため町の史料は長らく松戸市立小金小学校に保管(非公開)されていた。
薬局チェーン「マツモトキヨシ」は当地で創業され、現在も隣接地に本社を置いている唯一の著名企業である。
小金町全体を指して「小金」という呼び方は現在されないが、千葉県立小金高等学校(「松戸」を冠さない)やニットメーカー「小金毛織」(柏市部分に所在)などにその面影を見ることができる。
沿革
編集交通
編集鉄道
編集バス
編集- 下総自動車会社:松戸 - 馬橋 - 柏間
- 栄自動車(後の東武鉄道):松戸 - 柏間
参考資料
編集- 松戸市史
関連項目
編集- 千葉県の廃止市町村一覧
- 小金牧
- 小金原
- 松本清 - マツモトキヨシ創業者で小金町議会議員、のち松戸市長