小見川町
おみがわまち 小見川町 | |||||
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廃止日 | 2006年(平成18年)3月27日[1] | ||||
廃止理由 |
新設合併 佐原市、小見川町、山田町、栗源町 → 香取市[1] | ||||
現在の自治体 | 香取市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 千葉県 | ||||
郡 | 香取郡 | ||||
市町村コード | 12344-7 | ||||
面積 | 61.84 km2. | ||||
総人口 |
25,420人 (2005年12月1日) | ||||
隣接自治体 | 佐原市、香取郡:栗源町、山田町、東庄町 | ||||
町の木 | イブキ | ||||
町の花 | ハナショウブ | ||||
町の鳥 町の魚 |
オオセッカ フナ | ||||
小見川町役場 | |||||
所在地 |
〒289-0331 千葉県香取郡小見川町羽根川38 | ||||
外部リンク | 小見川町(Internet Archive) | ||||
座標 | 北緯35度50分50秒 東経140度36分09秒 / 北緯35.84714度 東経140.60256度座標: 北緯35度50分50秒 東経140度36分09秒 / 北緯35.84714度 東経140.60256度 | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
編集関東平野に位置し、中心部は低地である。西部と東部に丘陵が見られる。
隣接する自治体
編集歴史
編集古代、小見川の大部分は海であり、陸地部には縄文人が住み着いていた。そのため現在でもその地域には貝塚が多数存在している(白井、阿玉台、木内、内野、良文等)。
4〜6世紀には、日本の他地区と同様、小見川でも古墳が作られた。100基程見つかっており、代表例として三ノ分目大塚山古墳や、城山古墳群が挙げられる。
鎌倉時代に入ると、千葉氏の勢力が強まり、その一族である粟飯原朝秀が小見川城を築いた。一方で、西地区の一部(織幡など)は香取神宮が領有を主張していた。
粟飯原氏はその後も、源氏、足利氏、北条氏と密接に関わり地域を支配していた。しかし、やがて千葉氏の勢力が衰え、天文21年(1552年)に正木時茂により小見川城が攻略されると、粟飯原氏一族は離散した。また、香取神宮も天正19年(1591年)の太閤検地によって多くの社領を失い、織幡は普通の村落になった。
文禄3年(1594年)、松平家忠が小見川に封ぜられた。これが小見川藩の始まりである。続いて土井利勝・安藤重信が封ぜられ、その後天領などを経て慶安2年(1649年)、内田信濃守正信の領するところとなり、以降幕末まで内田氏による統治が続いた。また、この頃から利根川東遷事業により、東北地方の米や銚子の醤油などが利根川を経由して江戸に運ばれるようになった。これにより佐原などはその中継地として栄えたが、小見川もまたその恩恵を受けた。
明治時代の廃藩置県により、小見川地区のうち内田氏の支配地は小見川県、それ以外の土地は宮谷県となったがその後どちらも千葉県に編入され、明治22年(1889年)の町村制施行に伴い、香取郡小見川町、豊浦村、森山村、神里村、良文村が成立、昭和の大合併でこれら1町4村が合併し、新しい小見川町が誕生した。
沿革
編集- 1889年(明治22年)4月1日 - 小見川村・本郷村・八日市場村・野田村・下小川村・羽根川村・南原地新田・新々田村・中沼村が合併し小見川町が発足[2]。
- 1931年(昭和6年)11月10日 - 小見川駅が開業。
- 1951年(昭和26年)4月1日 - 小見川町・豊浦村・神里村・森山村が合併し小見川町が発足。
- 1955年(昭和30年)2月11日 - 小見川町と良文村が合併し小見川町が発足。
- 1965年(昭和40年) - 国道356号が制定。
- 1973年(昭和48年)8月1日 - 小見川大橋が開通。
- 2006年(平成18年)3月27日 - 小見川町は佐原市、山田町、栗源町とともに合併し、香取市が発足[1]。同日小見川町廃止。
行政区域変遷
編集- 変遷の年表
小見川町町域の変遷(年表) | ||
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年 | 月日 | 旧小見川町町域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行に伴い、以下の町村がそれぞれ発足[2]。 |
1951年(昭和26年) | 4月1日 | 小見川町・豊浦村・神里村・森山村が合併し小見川町が発足。 |
1955年(昭和30年) | 2月11日 | 小見川町と良文村が合併し小見川町が発足。 |
2006年(平成18年) | 3月27日 | 小見川町は佐原市、山田町、栗源町とともに合併し、香取市が発足。同日小見川町廃止。 |
- 変遷表
小見川町町域の変遷表 | |||||||
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1868年 以前 |
明治元年 - 明治22年 | 明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |
小見川村 | 小見川町 | 小見川町 | 昭和26年4月1日 小見川町 |
平成18年3月27日 香取市 |
香取市 | ||
本郷村 | |||||||
八日市場村 | |||||||
野田村 | |||||||
下小川村 | |||||||
羽根川村 | |||||||
南原地新田 | |||||||
新々田村 | |||||||
中沼村 | |||||||
富田村 | 豊浦村 | 豊浦村 | |||||
増田村 | |||||||
分郷村 | |||||||
下小堀村 | |||||||
一之分目村 | |||||||
三之分目村 | |||||||
織幡村 | 明治9年 清里村 |
神里村 | 神里村 | ||||
幡鉾村 | |||||||
油田村 | |||||||
内野村 | |||||||
竜谷村 | |||||||
上小堀村 | |||||||
虫幡村 | |||||||
木内村 | |||||||
白井村 | |||||||
山川村 | |||||||
八本村 | |||||||
下飯田村 | 森山村 | 森山村 | |||||
岡飯田村 | |||||||
布野村 | |||||||
阿玉川村 | |||||||
川頭村 | |||||||
北原地新田 | |||||||
五郷内村 | 良文村 | 良文村 | 昭和30年2月11日 小見川町と合併 | ||||
阿玉台村 | |||||||
阿玉久保村 | 明治元年 久保村 | ||||||
和泉村 | |||||||
貝塚村 |
教育
編集小学校
編集- 小見川町立東小学校
- 小見川町立中央小学校
- 小見川町立西小学校
- 小見川町立南小学校
- 小見川町立北小学校
- 小見川町立北小学校利北分校
中学校
編集高等学校
編集交通
編集鉄道
編集バス
編集- 千葉交通
- 高速バス「利根ライナー」(東京駅八重洲口 - 酒々井プレミアム・アウトレット - 小見川 - 銚子駅 - 銚子市内)
道路
編集特産
編集その他
編集- 水の郷百選:川風と歓声がとけあうまち…おみがわ
脚注
編集参考文献
編集- 小見川の歴史(小見川町教育振興協議会教材資料作成委員会編 1970年)
- 小見川町史 通史編(小見川町史編さん委員会編 1991年)
- おみがわ歴史の歩み(平野功 小見川町文化協会郷土研究部 2004年)