嘉義市 (1945年-1950年)
1945年から1950年まで存在した中華民国台湾省の省轄市
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沿革
編集1945年(昭和20年/民国34年)10月25日、日本の敗戦に伴って台湾は中華民国国民政府に接収(台湾光復)され、台湾省が設置された。同年12月1日に台湾省の省轄市として嘉義市が設置され、東門・西門・北門・南門・八奨・竹囲・北鎮・東山の8区が設置された[1][2][3]。
1946年(民国35年)7月、行政区の統廃合及び隣接する台南県水上郷・太保郷の編入を行い、新東・新西・新南・新北・水上・太保の6区となった[1][2]。
1950年(民国39年)10月25日、「台湾省地方自治実施綱要」に基づき、台湾省全体で行政区画の大規模な改編が行われた[3]。嘉義市は廃止されて新東鎮・新西鎮・新南鎮・新北鎮・水上郷・太保郷に再編され、台南県から分離して新たに設置された嘉義県に編入された[1]。1951年(民国40年)に新東・新西・新南・新北の4鎮が合併し、嘉義県の県轄市としての嘉義市が成立した[1][3]。
歴代市長
編集→「嘉義市長」も参照
代 | 氏名 | 就任 | 退任 |
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代理 | 陸公任 | 1945年11月19日 | 1945年12月1日 |
1 | 陳東生 | 1945年12月1日 | 1946年12月12日 |
2 | 孫志俊 | 1946年12月12日 | 1947年7月2日 |
3 | 宓汝卓 | 1947年7月2日 | 1948年7月 |
4 | 林伏濤 | 1948年7月 | 1949年6月 |
5 | 謝掙強 | 1949年6月 | 1950年3月18日 |
代理 | 顧鴻伝 | 1950年3月18日 | 1950年9月 |
6 | 羅仲若 | 1950年9月 | 1950年10月25日 |