創味食品
京都市の食品メーカー
株式会社創味食品(そうみしょくひん、英: Somi Shokuhin Co., Ltd.)は、京都府京都市伏見区に本社を置く、主に調味料を中心とする日本の食品メーカーである。
創味食品本社 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒612-8246 京都府京都市伏見区横大路芝生24番地の3 |
設立 |
1950年(昭和25年)3月 (創味化学食品株式会社) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 4130001014882 |
事業内容 |
業務用・市販用各種調味料の製造販売 主として自社ブランド商品のめんつゆ、たれ、スープ、その他調味料等を全国の食品商社を通じて外食関連会社、スーパー各社へ供給 |
代表者 | 代表取締役社長 山田 佑樹 |
資本金 | 6000万円 |
純利益 |
33億2697万5000円 (2022年12月期)[1] |
総資産 |
311億6277万円 (2022年12月期)[1] |
従業員数 | 475名(グループ合計) |
主要株主 | 株式会社創味ホールディングス |
外部リンク | https://www.somi.co.jp/ |
会社概要
編集主に業務用・一般向け調味料の製造販売をおこなう。特に京都で創業した企業の特性を活かし、和食用のだし、めんつゆなどに強みを持つ。近年は焼肉や丼モノのたれなどに分野を拡大している。中堅調味料メーカーである。
これまで知名度の薄かった自社の認知度を拡大させるべく、2012年から安田美沙子を起用したテレビCMが関西・中京圏のテレビ局で放映された後、2016年から安田に代わって高良健吾と早見あかり、2018年9月からは明石家さんま、2024年3月からはウッチャンナンチャンを起用したテレビCMが放送されている。また、京都市営バスのラッピング広告でも広報活動を行っている。
沿革
編集- 1950年(昭和25年)3月 - 創味化学食品株式会社を京都市に設立
- 1959年(昭和34年)5月 - 大阪営業所を開設。
- 1961年(昭和36年)4月 - 中華スープ「創味シャンタン」を開発・販売。
- 1969年(昭和44年)2月 - 液体濃縮「和風だし」を開発・販売。
- 1970年(昭和45年) - 液体濃縮「そばつゆ」を開発・販売。
- 1971年(昭和46年)3月 - 大阪営業所を新築し移転。
- 1976年(昭和51年)2月 - 東京営業所を開設。
- 1980年(昭和55年)12月 - 福岡営業所を開設。
- 1982年(昭和57年)9月 - 商号を創味食品工業株式会社に変更
- 2009年(平成21年)7月 - 製造・販売2社を株式会社創味食品に統合
- 2010年(平成22年)1月 - 松山営業所を開設
- 2013年(平成25年)1月 - Somi Foods Inc.(ロサンゼルス)開設。
- 2015年(平成27年)1月- New York office(ニューヨーク)開設。
事業所
編集本社・工場
編集- 本社・工場
- 京都府京都市伏見区横大路芝生24-3
- 丹波工場
支店
編集- 東京支店
- 北関東支店
- 群馬県高崎市旭町46-2 高砂ビル7A
- 名古屋支店
- 大阪支店
- 広島支店
営業所
編集- 札幌営業所
- 仙台営業所
- つくば営業所
- 岡山営業所
- 福岡営業所
物流センター
編集- 物流センター
- 京都府八幡市内里女谷9-1
製品
編集業務用製品
編集- シャンタン
- 創味シャンタン
- 創味シャンタン デラックス[注釈 1]
- 中華調味料
- 中華王
- 中華粒
- フレッシュダイス
- 味噌辣醤
- がらスープ
- がらスープ100
- がらスープ100 青ラベル
- 白素湯
- がらフレッシュチキン
- がらフレッシュ白湯
- ガラ王 Vタイプ
- フレッシュブロス
- 本がらミックス
- ミートガラスープ チキン
- スーパーポーク
- ラーメンスープ
- 液中華
- 醤油ラーメンスープ
- 醤鳳
- 屋台の醤油
- 鶏がら醤油ガラスープ
- 特製醤油かえし
- 黒醤油ラーメンスープ
- 北の醤油
- 白湯
- 屋台の白湯
- 長崎チャンポンスープ
- 豚骨醤油 ラーメンスープ
- こってり豚骨醤油 ラーメンスープ
- 味噌ラーメンスープ
- 味噌ラーメンスープ デラックス
- 北の味噌
- 濃厚味噌ラーメンスープ
- 塩ラーメンスープ
- 北の塩
- 塩ラーメンスープ デラックス
- 煮干しラーメンスープ
- 冷しラーメンスープ
- 担担麺スープ
- つけ麺だれ
- 創味のとろっと つけ麺だれ
- 創味のとろっと 魚介豚骨
- 創味のとろっと 酢辣湯の素
- 創味のとろっと 鶏白湯
- その他スープ
- 韓国チゲの素
- 冷し中華スープ
- 冷し中華スープ Aタイプ
- 海老ベース
- 激辛ベース
- 和風だし・つゆ
- そばつゆ
- そばつゆ 甘口
- そばつゆ 華
- そばつゆ 吟節
- そばつゆ 雅
- 和風だし 淡口
- 和風だし 濃口
- 和風だし みやこ
- 和風だし かおり
- 和風だし なごみ
- 関西うどんだし
- 純つゆ
- ぶっかけつゆ
- 京のカレーだし
- 創味のとろっと カレーうどんの素
- 料理つゆ
- 煮物つゆ
- 鯛だし
- 焼きあごだし
- しじみだし
- 創味のきらっと 煮物つゆ(淡口)
- 創味のきらっと 煮物つゆ(濃口)
- 創味のきらっと 煮物つゆ(たまり仕立て)
- たれ・ソース
- 焼肉のたれ
- 焼肉のたれ デラックス
- 焼肉 赤たれ
- 生姜焼のたれ
- 生姜王
- 塩たれ
- サムジャン
- 中華炒めたれ
- にんにく塩たれ
- にんにく醤油たれ
- にんにく味噌たれ
- 丼のたれ
- 天丼のたれ
- てりだれ
- かけだれ 化学調味料無添加
- 焼鳥のたれ
- 天重のたれ
- おろしだれ
- ぽん酢
- チリソース
- 甘酢あん
- 麻婆のたれ
- 香醋ソース
- チョレギサラダのたれ
- から揚げ漬込みだれ
- ごまだれ
- だし酢
- 洋風調味料
- デミソース
- トマトのソース
- ミートソース
- タルタルソース
- マヨたれ
- ビーフコンソメ
- ステーキ&ハンバーグソース
- 創味のカレー
- 創味のデミグラスソース
- 創味のホワイトソース
- オイルソース
- バジル焼 オイルソース
- ガーリックペッパー焼 オイルソース
- タンドリーチキン風 オイルソース
- レモンペッパー焼 オイルソース
- ケイジャンオイルソース
- ドレッシング
- 聖護院かぶらのドレッシング
- しば漬けのノンオイルドレッシング
- だしドレッシング
- 京くれないのドレッシング
- 乾燥わかめ
- 花そうみ
- 花そうみ 海藻サラダ
家庭用製品
編集- 創味シャンタン
- 創味シャンタン デラックス[注釈 1]
- 創味のつゆ
- 創味のそうめんつゆ
- 創味 焼肉のたれ
- 創味 塩たれ
- 創味 すき焼のたれ
- 創味の白だし
- 創味 京の和風だし
- 創味 京のカレーだし
- だしのきいたまろやかなお酢
- 聖護院かぶらのもみじおろしぽん酢
- 創味ハコネーゼ
CM出演者
編集関連項目
編集- 味覇 - 過去に製造していた。
脚注
編集注釈
編集- ^ a b 元々「創味シャンタン デラックス」は当社の業務用として発売されており、家庭用は廣記商行から味覇として発売していた。製造契約が破談となったことにより2015年(平成27年)3月末で廣記商行への供給を終了[4]、翌月より家庭用も当社からの発売に切り替わった[5]。
- ^ 創味 焼肉のたれ 二代目[2]および創味ハコネーゼ。
- ^ 「ハコネーゼ」のCMでは、映画『ローマの休日』の1シーンにグレゴリー・ペックに代わって合成で出演し、オードリー・ヘップバーンと共演している[3]。2022年10月から放送されていたCMではさんまがかつて出演したテレビドラマ「男女7人夏物語」の1シーンがCM中に使用されている。
出典
編集- ^ a b 株式会社創味食品 第73期決算公告
- ^ “ウッチャンナンチャン「焼肉のたれ」CM出演 焼肉店の店主内村と美食家南原”. お笑いナタリー (2024年3月28日). 2024年3月28日閲覧。
- ^ “創味食品のCMで明石家さんまとオードリー・ヘップバーンが共演、あの名画のワンシーンを再現!?”. AdverTimes. 宣伝会議 (2021年4月6日). 2021年4月30日閲覧。
- ^ “中華調味料「味覇」、「プロの味」は守れるのか 3月末で製造委託メーカーと契約解消、新出発”. J-CASTニュース (ジェイ・キャスト). (2015年3月31日) 2022年8月5日閲覧。
- ^ 『創味シャンタンDX新発売』(プレスリリース)創味食品、2015年4月1日 。2015年7月26日閲覧。