冒険少年シャダー
『冒険少年シャダー』(ぼうけんしょうねんシャダー)は、1967年(昭和42年)9月18日から1968年(昭和43年)3月16日まで日本テレビ系列局で放送されていたテレビアニメ。日本テレビと日本放送映画の共同製作。
冒険少年シャダー | |
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アニメ | |
原作 | 岡本光輝 |
監督 | 片岡忠三 ほか(演出名義) |
脚本 | シャダーグループ |
アニメーション制作 | 日本放送映画KK |
製作 | 日本テレビ、日本放送映画KK |
放送局 | 日本テレビ |
放送期間 | 1967年9月18日 - 1968年3月16日 |
話数 | 全26話(全156回) |
漫画 | |
原作・原案など | 日本テレビ(企画)、岡本光輝(原作) |
作画 | 中城けんたろう |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 冒険王 |
発表号 | 1967年10月号 - 1968年9月特大号 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ・漫画 |
ポータル | アニメ・漫画 |
概要
編集放送時間は毎週月曜 - 土曜 18:35 - 18:45 (日本標準時)。その後も、1968年3月18日から同年9月28日まで同じ時間帯に再放送された[1]。全26話(全156回)。前番組『とびだせ!バッチリ』と同様に10分間の帯番組として放送されたが、本作は1週間(6回分)をかけて1つのストーリーが完結する連続作品の体裁を採っていた。
物語の中盤、狼の呪いに取り憑かれた一家の悲劇を描いた「狼家族」の回より、マンボ博士とピンボケは登場しなくなる。そして、全滅した一家の中でただ一人生き残った少年ロコがシャダーの助手として活躍するようになる。同時に、人語を解し人間的にふるまうギャグマンガ的なキャッ太は、人間味のないリアルな黒猫ブラックに変更された。
本作の放送期間中、秋田書店の『冒険王』1967年10月号 - 1968年9月特大号に本作のコミカライズ作品が連載された[NDL 1][NDL 2]。作画担当は中城けんたろう。
あらすじ
編集古代文明の生き残りで、富士山の洞窟から現代に復活した少年シャダーは、変身能力と悪魔的な呪術を使う魔人ゴースターが世界征服をたくらんでいることを知る。マンボ博士の協力で現代科学を学んだシャダーは、博士の作ったイオンカーに乗り、助手のピンボケ(犬)とともにゴースターの野望に立ち向かう。
登場キャラクター
編集シャダーと仲間たち
編集- シャダー
- 声 - 北條美智留
- 本作の主人公。富士山の洞窟から現代によみがえった古代人の少年。俊敏な運動神経とブランチ能力(分身能力)を備えており、金の秘剣マジックナイフを武器として用いている。コスチュームは、赤を基調とした中世風の服装である。
- 最終回で、シャダーは現世と死後の世界の間に存在する異世界レムリアにあるゴースターの本拠地へ乗り込む。そしてシャダーの母親を含む死者たちをゴースターの支配から解放し、死後の世界へ送ることができた。
- ロコ
- 声 - 白川澄子
- 「狼家族」事件の舞台となった家庭で唯一生き残った少年。この回以降シャダーに引き取られ、助手として活躍する。
- マンボ博士
- シャダーの協力者である科学者。「狼家族」以降のエピソードにはピンボケ共々登場しなくなった。
- ピンボケ
- マンボ博士の飼い犬兼助手。コメディタッチのキャラクターで人語を解する。
ゴースター一味
編集スタッフ
編集主題歌
編集放送当時、朝日ソノラマおよび東芝音楽工業(東芝レコード、現:ユニバーサル ミュージック ジャパン)から発売された。
各話リスト
編集回数 | 話数 | サブタイトル | 放送日 |
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1 | 1 | シャダー復活 | 1967年 9月18日 |
2 | マンボ研究所の危機 | 9月19日 | |
3 | ゴースターの逆襲 | 9月20日 | |
4 | ドクロ島の罠 | 9月21日 | |
5 | 光線砲を奪え | 9月22日 | |
6 | ドクロ島の最後 | 9月23日 | |
7 - 12 | 2 | アルファーランド作戦 | 9月25日 - 9月30日 |
13 - 18 | 3 | 戦慄のインカ帝国 | 10月2日 - 10月7日 |
19 - 24 | 4 | 生きていたジャンゴ | 10月9日 - 10月14日 |
25 - 30 | 5 | 呪いの塔 | 10月16日 - 10月21日 |
31 | 6 | 湖府人間の謎 | 10月23日 |
32 | 湖府からの復讐 | 10月24日 | |
33 | 謎の海獣 | 10月25日 | |
34 | 恐怖の唄声 | 10月26日 | |
35 | 湖府の宝 | 10月27日 | |
36 | 湖上の対決 | 10月28日 | |
37 - 42 | 7 | 恐怖の妖怪城 | 10月30日 - 11月4日 |
43 - 48 | 8 | 悪魔の街 | 11月6日 - 11月11日 |
49 - 54 | 9 | ジャングルの対決 | 11月13日 - 11月18日 |
55 - 60 | 10 | ミイラの復讐 | 11月20日 - 11月25日 |
61 - 66 | 11 | 妖怪の使者 | 11月27日 - 12月2日 |
67 - 72 | 12 | 呪いの島 | 12月4日 - 12月9日 |
73 - 78 | 13 | 魔女の森 | 12月11日 - 12月16日 |
79 - 84 | 14 | 狼家族 | 12月18日 - 12月22日 |
85 - 90 | 15 | 呪いの人形屋敷 | 12月25日 - 12月30日 |
91 - 96 | 16 | ゴルヌの亡霊 | 1968年 1月1日 - 1月6日 |
97 - 102 | 17 | 姿なき魔神 | 1月8日 - 1月13日 |
103 - 108 | 18 | さようなら幽霊船 | 1月15日 - 1月20日 |
109 - 114 | 19 | ゴッドホルムの騎士 | 1月22日 - 1月27日 |
115 - 120 | 20 | 復讐の街 | 1月29日 - 2月3日 |
121 - 126 | 21 | アッサムに鳴る鈴 | 2月5日 - 2月10日 |
127 - 132 | 22 | 妖鬼の花園 | 2月12日 - 2月17日 |
133 - 138 | 23 | 北極のアリサ | 2月19日 - 2月24日 |
139 - 144 | 24 | 悪魔の子守歌 | 2月26日 - 3月2日 |
145 - 150 | 25 | 地獄の島 | 3月4日 - 3月9日 |
151 - 156 | 26 | 恐怖のレムリア | 3月11日 - 3月16日 |
放送局
編集この節の加筆が望まれています。 |
備考
編集本作がビデオソフト化されたことはないが、オープニング映像についてはハミングバード(現:ワーナーミュージック・ジャパン)から発売された『マニア愛蔵版 懐かし〜いTVアニメテーマコレクション』(規格 - VHS・LD)に収録されている。
脚注
編集以下のリンク先については、ページ左フレームの「目次・巻号」を参照のこと。
- ^ “冒険王. 19(12) - 国立国会図書館デジタルコレクション”. 国立国会図書館. 2018年10月8日閲覧。
- ^ “冒険王. 20(10) - 国立国会図書館デジタルコレクション”. 国立国会図書館. 2018年10月9日閲覧。
外部リンク
編集日本テレビ系列 月曜 - 土曜 18:35 - 18:45 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
とびだせ!バッチリ 再放送
(1967年4月17日 - 1967年9月16日) |
冒険少年シャダー
(1967年9月18日 - 1968年3月16日) ↓ 再放送 (1968年3月18日 - 1968年9月28日) |
夕やけ番長
(1968年9月30日 - 1969年3月29日) |