公立

地方公共団体によって設立、管理、運営される施設に冠される名称

公立(こうりつ)とは、地方公共団体[注釈 1] によって設立管理運営される施設に冠される名称である。

概要

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公立の施設は公共性のある施設で、病院学校図書館ホール美術館博物館公園住宅等、住民の福祉や生活に直接関係のある行政サービスの提供を目的とした施設である場合が多い。

設置主体によって都立東京都)・府立(京都府大阪府)・道立(北海道)・県立、また、市区町村では立・立・立・立(特別区)・組合立などと呼ばれる。なお、市立を口頭で読む際に私立(しりつ、わたくしりつ)と区別する必要がある場合は、「いちりつ」と発音されることが多い(市立学校など)。設置主体が複数の地方公共団体によるものの場合は、正式名称に「公立」の名を冠することがある。

公立の施設運営には地方自治法が適用され、予算決算、重大な改廃事項等については、議会の承認が必要となる。

職員の身分

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公立の施設の管理者職員は、原則として首長または地方公共団体職員で、身分地方公務員である(ただし、一般地方独立行政法人非公務員型)や指定管理者制度等による運営、民間委託、下請け事業者等の職員は原則として公務員ではない)。

脚注

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注釈

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  1. ^ 学校に関しては、学校教育法第2条第1項の規定により「地方公共団体」の中に公立大学法人を含む。

関連項目

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