伊達町

日本の福島県伊達郡に1889年から2006年まであった町(旧伏黒村)

伊達町(だてまち)は、福島県伊達郡にあったである。2006年1月1日、同じ伊達郡の梁川町保原町霊山町月舘町と合併して、伊達市となった。

だてまち
伊達町
伊達町旗

1966年11月6日制定

伊達町章

1966年11月6日制定

廃止日 2006年1月1日
廃止理由 新設合併
伊達町梁川町保原町霊山町月舘町伊達市
現在の自治体 伊達市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 福島県
伊達郡
市町村コード 07302-4
面積 9.22 km2
総人口 10,964
推計人口、2006年1月1日)
隣接自治体 福島市伊達郡保原町桑折町
町の木 りんご
町の花 もも
町の鳥 かっこう
伊達町役場
所在地 960-0403
福島県伊達郡伊達町字前川原25番地
外部リンク 伊達町 (Internet Archive)
座標 北緯37度49分13秒 東経140度30分30秒 / 北緯37.82014度 東経140.50833度 / 37.82014; 140.50833座標: 北緯37度49分13秒 東経140度30分30秒 / 北緯37.82014度 東経140.50833度 / 37.82014; 140.50833
伊達町の県内位置図
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市役所は本庁舎が旧保原町役場、分庁舎が旧梁川町役場となり、旧伊達町、旧霊山町、旧月舘町の役場は、それぞれ総合支所となっている。

地理

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伊達町は、面積9.22平方キロメートルと比較的小規模な町であったが、伊達市合併前で人口が1万人を超え、福島県内で面積が最小、人口密度が最も高かった。福島市の北東に位置する。阿武隈川で東西に二分されており、ほぼ中央部にかかる伊達橋(国道399号)の西岸付近に伊達町役場があった。

隣接していた自治体

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歴史

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  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、伊達郡伏黒村(ふしぐろむら)、長岡村(ながおかむら)が発足。
  • 1940年昭和15年)4月1日 - 長岡村が町制施行・改称し、伊達町(第1次)となる。
    • 長岡村にあった東北本線長岡駅が新潟県の長岡駅との混同を避けるために、郡名であった伊達を称し、この町制施行で駅名から名前を取り伊達町になった、という経緯がある。
  • 1947年(昭和22年)8月17日 - 昭和天皇の戦後巡幸。養蚕業、緬羊せり市場などを視察[1]
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 伏黒村が伊達町を編入する。
  • 1957年(昭和32年)1月1日 - 伏黒村が町制施行、即日改称し、伊達町(第2次)となる。
  • 2006年平成18年)1月1日 - 梁川町、保原町、霊山町、月舘町と合併し、伊達市となる。

交通

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伊達市合併後

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交通

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2021年に開通した東北中央自動車道相馬福島道路が東西に横断している。国道4号に伊達桑折ICで接続しており、そこから桑折ジャンクションを経て東北自動車道に直接乗り入れできる。

地域内の施設

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組織

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脚注

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  1. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、96頁。ISBN 978-4-10-320523-4 

関連項目

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外部リンク

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