伊藤さやか
伊藤 さやか(いとう さやか、1963年10月16日[2] - )は、日本の女優、歌手、タレント。愛知県名古屋市出身。ヒラタオフィス所属。特技はチェロ、ピアノ。
いとう さやか 伊藤 さやか | |
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本名 | 伊藤 美津子[1][2] |
生年月日 | 1963年10月16日(61歳) |
出生地 | 日本・愛知県 |
身長 | 160cm |
血液型 | B型 |
職業 | 女優・タレント |
ジャンル | テレビドラマ |
活動期間 |
1981年 - 1986年 2002年 - |
主な作品 | |
テレビドラマ 『陽あたり良好!』 |
来歴・人物
編集小学生の時からピアノ、中学生の時からギターを習い始める[2]。小学生時代は陸上部で活動[2]。
元々将来の夢はロックンローラーになることで、矢沢永吉を目標とし、高校1年生だった年の5月に同級生たちとのガールズバンド「39」(サーティ・ナイン)を結成して活動していた[1]。
ある日友達3人と沖縄旅行中に台風で帰りの飛行機が欠航したためにやむなくホテルに戻ってインベーダーゲームに興じていたところ、資生堂「シャワーコロン」のCMモデルを捜していたヒラタオフィスの社長に声をかけられる。この時は応じることは無かったが、社長は説得を続け、結局これに応える形で1か月半後にCMオーディションを受けるために上京する[1]。元々モデルに興味は無かったが、このオーディションに合格してモデルとしてデビュー[1]。1980年末、資生堂「シャワーコロン」のイメージガールとしてCMに出演[1]。1981年4月から日本テレビ系『スター誕生!』の番組アシスタント4人組グループ「くれよん」 のメンバーとしてレギュラー出演、この時に名古屋から東京の高校に転校[1]。同年10月スタートのテレビ時代劇『お命頂戴!』(テレビ東京)で女優デビュー [1]。1982年、日本テレビのドラマ『陽あたり良好!』のヒロイン・岸本かすみ役に抜擢され注目を集める。1982年5月「天使と悪魔〜ナンパされたい編」でビクターより歌手としてデビュー。テレビアニメ『さすがの猿飛』の主題歌・挿入歌も担当した。TBSテレビの夕方の若者向け情報番組『アップルシティ500』のMCもしていた。
“花の82年組”の歌手デビューを果たしているが、本人はぶりっ子アイドル路線を拒否。ロック色の強い曲での活動を希望し、自称「ロックンローラー」として一時注目を集めた。しかし、当時の時代背景も伴い、現在で言うJ-POPの曲調に近く、一般に言うロックとは程遠いものであった。
1985年より芸名を「伊藤さやか」から「伊藤サヤカ」に改名し、再スタートを切る。
1986年、声帯などに変調が見つかり、シングル「ハッピネス!!」のリリースを最後に歌手活動を無期休止と発表。
2002年6月、女優・タレントとして芸能活動を再開、現在に至る。
ディスコグラフィ
編集シングル
編集# | 発売日 | A/B面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 規格品番 |
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伊藤さやか 名義 | |||||||
ビクター | |||||||
1 | 1982年 5月21日 |
A面 | 天使と悪魔 (ナンパされたい編) | Heart Box | Keith Brown | Chikawa Towchi | SV-7219 |
B面 | オ・ネ・ガ・イ スーパーコンピューター | Heart Box | |||||
2 | 1982年 10月5日 |
A面 | アナタトOVER-HEATシタイ | Heart Box | Keith Brown | 大村憲司 | SV-7256 |
B面 | 天使と悪魔 (カンニング編) | ||||||
3 | A面 | 恋の呪文はスキトキメキトキス | 康珍化 | 小林泉美 | KV-3025 | ||
B面 | 恋のB級アクション | ||||||
4 | 1983年 2月21日 |
A面 | 理由なき反抗 | Heart Box | 鈴木キサブロー | 後藤次利 | SV-7288 |
B面 | 高校3年生 (春夏秋冬の巻) | NOBODY | |||||
5 | 1983年 6月21日 |
A面 | BROKEN GENERATION | 伊藤銀次 | SV-7313 | ||
B面 | nanpa No.1 | 鈴木キサブロー | |||||
6 | 1983年 9月21日 |
A面 | 恋はFeel So Lightで! | Heart Berry | 鈴木慶一 | SV-7337 | |
B面 | あいつにパーキング | Heart Baby | 佐藤隆 | 後藤次利 | |||
7 | 1983年 12月16日 |
A面 | 素敵にジングルベル | Heart Boy | 長渕剛 | Robert Ahwai | SV-7360 |
B面 | NA・HA・HA・HA! | NOBODY | Tot Taylor | ||||
伊藤サヤカ 名義 | |||||||
TDKコア | |||||||
8 | 1985年 2月21日 |
A面 | 不良O・B | Heart Baby | 西木栄二 | Heart Beats | T07S-1068 |
B面 | Beat Band Blues | 奈良敏博 | |||||
9 | 1986年 2月26日 |
A面 | ハッピネス!! | 大津あきら | 西木栄二 | T07S-1078 | |
B面 | I WANNA BE WITH YOU TONIGHT | 伊藤サヤカ |
アルバム
編集オリジナル・アルバム
編集- ※伊藤さやか 名義
- 1. 「ナ・ン・パ…して!」(1982年8月21日/ビクター、GX-5501)
- ※全作詞:Heart Box
- SIDE A
- 天使と悪魔 (ナンパされたい編)
- 作曲:Keith Brown/編曲:新津章夫
- るんるん気分でDriving
- 作曲・編曲:Chikawa Towchi
- 恋の若葉マーク
- 作曲:Keith Brown/編曲:大村憲司
- SIDE B
- 2. 「ヨロシク♡されたい!」(1982年12月5日/ビクター、SJX-30174)
- 3. 「BROKEN GENERATION」(1983年6月21日/ビクター、SJX-30193)
- 4. 「POSITIVE SMILE」(1983年11月5日/ビクター、GX-5505)
- SIDE A
- スターティング・オーバー
- 作詞:Heart Baby/作曲:西木栄二/編曲:Tot Taylor
- プリテンダー-Happy Song To you-
- 作詞:Heart Boy/作曲:NOBODY/編曲:CLICK
- 東京ナイト
- 作詞:Heart Baby/作曲:伊藤銀次/編曲:Robert Ahwai
- SIDE B
- ユニオン ジャック・キッズ
- 作詞:Heart Boy/作曲:小室良/編曲:Tot Taylor
- レディー・レディー・レディー
- 作詞:Heart Baby/作曲:佐藤隆/編曲:Tot Taylor
- 素敵にジングルベル
- 作詞:Heart Boy/作曲:長渕剛/編曲:Robert Ahwai
- ※伊藤サヤカ 名義
- 5. 「MY GENERATION-SWINGIN' BEATS-」(1985年3月24日/TDKコア、T28A-1048)[3]
- ※特記以外全作詞:Heart Baby
- SIDE A
- MY DEAR POSITIVE KIDS
- 作曲・編曲:中村昭二
- Uh-So, BAKKA!
- 作曲・編曲:中村昭二
- MIDNIGHT TRAIN
- 作曲・編曲:中村昭二
- PRIDE
- PIN-UP BOYS & COVER GIRLS
- 作曲:西木栄二/編曲:Heart Beats
- SIDE B
- 不良O・B
- 作曲:西木栄二/編曲:Heart Beats
- 世紀末PARADISE
- 作曲:西木栄二/編曲:Heart Beats
- ぶきっちょな天使
- たかが、SINGER
- 作曲:宇崎竜童/編曲:佐久間正英
- 昇る朝陽のように… (Rising Sun Vol.1)
- 作曲:西木栄二/編曲:奈良敏博
- 以降は、復刻CD版にのみ収録されたボーナストラック。
- Beat Band Blues
- 作詞:Heart Baby/作曲:西木栄二/編曲:奈良敏博
- 6. 「陽のあたる場所」(1986年9月21日/TDKコア、T28A-1058)[4]
- ※全作詞:伊藤サヤカ/全編曲:西木栄二
- SIDE A
- 日出処の女ヒーロー
- 作曲:西木栄二
- 涙なみだナミダのSweet Angel
- 作曲:西木栄二
- Kenji
- 作曲:西木栄二
- 夢で逢えたらHold Me Tight…ネ!!
- 作曲:西木栄二
- Help Me Life
- 作曲:伊藤サヤカ
- SIDE B
- 暗闇にShout!
- 作曲:西木栄二
- So Longはまた会うため
- 作曲:西木栄二
- Teach Your Children
- 作曲:伊藤サヤカ
- 陽のあたる場所
- 作曲:伊藤サヤカ、西木栄二
- I Love You Love We Love Rock'n Roll
- 作曲:伊藤サヤカ
- 以降は、復刻CD版にのみ収録されたボーナストラック。
- ハッピネス!!
- 作詞:大津あきら/作曲・編曲:西木栄二
- I WANNA BE WITH YOU TONIGHT
- 作詞:伊藤サヤカ/作曲・編曲:西木栄二
ベスト・アルバム
編集- Sayaka Early Best(1984年6月21日/ビクター、LP:SJX-30234 / CD:VDR-26)[5]
タイアップ曲
編集年 | 楽曲 | タイアップ |
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1982年 | 恋の呪文はスキトキメキトキス | フジテレビ系テレビアニメ「さすがの猿飛」OPテーマ |
恋のB級アクション | フジテレビ系テレビアニメ「さすがの猿飛」EDテーマ | |
1983年 | 恋はFeel So Lightで! | カネボウ「ウィーンチョコレート」CMソング |
楽曲提供
編集著書
編集- 伊藤サヤカ『日出処(ヒイズルトコロ)―激白宣言書』立風書房(原著19850401年)。ISBN 978-4651150376。
出演
編集テレビドラマ
編集- お命頂戴!(テレビ東京・1981年) - お京 役
- 陽あたり良好!(日本テレビ・1982年) - 岸本かすみ 役
- 大好き!五つ子6 第21話(TBS・2004年)
- 小早川伸木の恋(フジテレビ・2006年)
- サプリ(フジテレビ・2006年)
- 東京少女水沢エレナ 第4話「好きといえない」(BS-i・2008年5月24日) - 江梨子 役
バラエティ番組
編集- スター誕生!(1981年-1982年、日本テレビ。番組アシスタントとして。当初は4人組「くれよん」の一員であった)
- オレたちひょうきん族(1982年、フジテレビ)
- シャワーギャング(1983年、日本テレビ)司会
- SMAP×SMAP 大好評!アニメソング名曲歌謡祭SP!(2012年2月27日、フジテレビ、30年ぶりに「恋の呪文はスキトキメキトキス」を歌唱。※レコーディング以外で歌うのは初めて。)
映画
編集ラジオ
編集- るんるんナイト コサラビワオ!(TBSラジオ 1982年10月 - 1983年1月) - パートナー
- 嶋大輔・伊藤さやか ヨ・ロ・シ・ク最高! (ニッポン放送・NRN 1982年10月 - 1983年3月)
- シンセン☆キラキラナイト火曜『伊藤さやか つっぱりロックン課外授業』 (秋田放送・山形放送・福井放送 1984年10月 - 1985年9月)
- さやかと聖子の二人三脚[6](FM福岡・広島FM・FM静岡・FM愛知 1983年10月 - 1984年3月)
OV
編集舞台
編集- 2006年3月1日 - 3月5日 Spaceland公演「ソウルメイト」
脚注
編集- ^ a b c d e f g “天使と悪魔の二面性、伊藤さやかはアイドル? それともロックンローラー!?”. Re:minder. 2022年5月22日閲覧。
- ^ a b c d 河北新報 1982年4月24日夕刊 8面「登場」コーナー
- ^ 2012年9月22日に復刻CD版がリリースされた(規格品番:CRCD-5044)。また、2019年11月27日には紙ジャケット仕様の復刻CD版がリリースされた(規格品番:CRCD-5044P)。
- ^ 2013年12月11日に復刻CD版がリリースされた(規格品番:CRCD-5075)。また、2019年11月27日には紙ジャケット仕様の復刻CD版がリリースされた(規格品番:CRCD-5075P)。
- ^ 2002年8月30日に復刻CD版がリリースされた(規格品番:VSCD-3707)。
- ^ “『さやかと聖子の二人三脚』”. ボンさんの聖子さん日記. 2022年11月21日閲覧。
関連項目
編集- 1982年の音楽#デビュー - 同じ年にデビューした歌手