京建輔
日本の作曲家(1937 -)
京 建輔(きょう けんすけ、1937年8月26日 - )は、日本の作曲家、編曲家、クラリネット奏者。
京 建輔 | |
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出生名 | 安野 健三[1] |
生誕 | 1937年8月26日(87歳) |
出身地 | 日本 京都府 |
学歴 | 同志社大学工学部卒業[1] |
職業 | 作曲家、編曲家、演奏家 |
担当楽器 | クラリネット |
活動期間 | 1974年 - |
来歴・人物
編集同志社大学工学部卒業[2]。大学在学中からのスウィング・ジャズの演奏活動を経て、音楽出版社に勤めた後、作曲活動を開始する[2]。以降、多くの歌謡曲(特に演歌)を編曲、古賀政男記念音楽大賞や藤田まさと賞などを受賞している[2]。
1974年の映画『エスパイ』より映画・テレビの音楽を担当する[3][2]。1977年の特撮テレビドラマ『快傑ズバット』の主題歌「地獄のズバット」では、当時小学生だった長男の「派手な音色がいいんじゃない」という意見をヒントにして、演奏に琵琶を用いている[3]。1983年の特撮テレビドラマ『科学戦隊ダイナマン』の主題歌「科学戦隊ダイナマン」では当初提出したメロディーがNGとなり、当時小学生だった二人の息子に歌詞とテープを渡してメロディーを作らせたところ、長男は京のイメージと違わない曲を作ったが、次男は曲サビで「ダイ」を繰り返し、歌詞の「爆発」を一拍で叫んでいるのを聴いて「こちらの方がいける」と次男のアイディアを採用した[4][2]。「ダイナマン」では「地獄のズバット」で琵琶を使用したため敢えて使用せず、区別するためにシンセサイザーで演奏している[3][注釈 1][要検証 ]。
音楽担当作品
編集テレビ
編集- 快傑ズバット(1977年)
- がんばれ!レッドビッキーズ(1978年)
- 野球狂の詩(1978年)[注釈 2]
- 燃えろアタック(1979年)
- それゆけ!レッドビッキーズ(1980年)
- 科学戦隊ダイナマン(1983年)
- 将軍家光忍び旅(1990年)
- 将軍家光忍び旅II(1992年)
映画
編集- エスパイ(1974年)[注釈 3]
- がんばれ!!タブチくん!!(1979年、1980年)
- 科学戦隊ダイナマン(1983年)
- ザ・ハリウッド(1998年)
楽曲提供
編集編曲
編集- 秋山涼子
- 奥三河の女(2008年)
- 朝川ひろこ
- 緑の詩集(1985年)
- サロベツ絶唱(1985年)
- 石川さゆり
- なみだの宿(1981年)
- 港唄(1991年)
- 石原裕次郎
- 雪なさけ
- 五木ひろし
- おまえとふたり(1979年)
- 倖せさがして(1980年)
- 流れのままに(1982年、『遠山の金さん(高橋英樹版)』主題歌)
- 夢見びと(1982年)
- 契り(1982年)
- 風間亮
- みちのくへ(1987年)
- 春日八郎
- ふたりの坂道(1981年)
- 小林幸子
- 泣かせやがってこのやろう(1982年)
- 坂本冬美
- あばれ太鼓(1987年)
- あばれ太鼓〜無法一代入り〜(1987年)
- 能登はいらんかいね(1990年)
- 火の国の女(1991年)
- 男惚れ(1992年)
- 船で帰るあなた(1994年)
- 桜たまこ
- 東京娘(1976年)
- おじさんルンバ(1977年)
- 神野美伽
- なみだ川(1984年)
- 浪花そだち(1987年)
- 杉良太郎
- すきま風(1976年、『遠山の金さん(杉良太郎版)』主題歌)
- 幸せホテル(1976年)
- 雪の宿(1980年)
- 千昌夫
- 北国の春(1977年)
- さよなら三角 また来て四角(1977年)
- 望郷酒場(1981年)
- 津軽平野(1984年)
- あんた(1985年)
- 望郷旅鴉(1986年)
- やいま(1999年)
- 新沼謙治
- 情け川(1986年)
- 箱崎晋一郎
- 抱擁
- ザ・ブレッスン・フォー
- この愛に生きて(1974年、『斬り抜ける』主題歌)
- 牧村三枝子
- 通せんぼ(1980年、『遅咲きの梅』主題歌)
- あなたの妻と呼ばれたい(1980年)
- ともしび(1983年)
- 夢ごころ(1987年)
- 男ざくら(1989年)
- 松方弘樹
- 華のうちに(1988年、『名奉行 遠山の金さん』主題歌)
- 美空ひばり
- 三橋美智也
- 都はるみ
- サロベツ慕情(1977年)
- 天塩川(1977年)
- 裏町ごころ(1983年)
- 新宿海峡(1983年)
- 由美かおる
- 夜のひとりごと(1976年、映画『トラック野郎・天下御免』挿入歌)
- 私は女(1980年、『ミラクルガール』主題歌)
- セクシー・トゥナイト(1980年、『ミラクルガール』エンディング)
- 吉幾三
- 雪國(1986年)
- 海峡(1987年)
- 帰郷(1988年)
- 酔歌(1990年)
- みちのくブルース
- 酔歌…追伸(1994年)
- 夢で抱かれて(2001年)
- 運河(2004年)
- やがて世界が歌いだす(2007年)
- 羽根を下さい(2007年)
- 秋風(2010年)
- 吉幾三&川中美幸
- 出張物語(2000年)
- 亜島圭二「その名は亜希子」(1990年)
- 竜鉄也
- 奥飛騨慕情(1980年)
アニメ、児童向け番組
編集その他
編集- BS日本のうた - 指揮を担当。
脚注
編集注釈
編集出典
編集参考文献
編集- ブレインナビ 編 編『快傑ズバット大全』双葉社、2002年。ISBN 978-4575293715。