互先(たがいせん)は、囲碁の手合割の一つ。
ハンデキャップのない対局を指し、棋力が近い場合に採用される。
囲碁は単純に目数で勝敗を決するとすると先手が有利であるため、一局で勝敗を決する場合、コミを用いて先手(黒)と後手(白)の均衡を図る。日本では2000年代以降、後手に6目半のコミを与える(先手が7目以上リードしていないと勝ちとしない)のが一般的となっている。先手・後手はニギリによって決められる。
互先の用語はもともとコミの無い時代に、互いに先(交互に白黒)を持つところからきている。
棋力に差がある場合には定先や置き碁を採用する。