丹波口駅

京都府京都市下京区中堂寺南町にある西日本旅客鉄道の駅

丹波口駅(たんばぐちえき)は、京都府京都市下京区中堂寺南町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線。駅番号はJR-E03。「嵯峨野線」の愛称区間に含まれている。

丹波口駅
駅舎(2008年1月)
たんばぐち
Tambaguchi
JR-E02 梅小路京都西 (0.8 km)
(1.7 km) 二条 JR-E04
地図
所在地 京都市下京区中堂寺南町1-5
北緯34度59分43.51秒 東経135度44分32.73秒 / 北緯34.9954194度 東経135.7424250度 / 34.9954194; 135.7424250座標: 北緯34度59分43.51秒 東経135度44分32.73秒 / 北緯34.9954194度 東経135.7424250度 / 34.9954194; 135.7424250
駅番号 JR-E03
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 山陰本線嵯峨野線
キロ程 2.5 km(京都起点)
電報略号 タン
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
6,066人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1897年明治30年)4月27日[1]
備考 業務委託駅
みどりの券売機プラス設置駅
京 京都市内
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丹波口駅
たんばぐち
Tambaguchi
梅小路 (3.3 km)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 東海道本線(山陰連絡線)
キロ程 3.3* km(梅小路(京都貨物)起点)
開業年月日 1918年大正7年)9月10日[2]
廃止年月日 2016年平成28年)2月28日
* 日本貨物鉄道(JR貨物)が第二種鉄道事業免許を有していた当時に使用していた営業キロ。JR西日本としては一貫して営業キロの設定はされていない。
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かつての平安京朱雀大路の跡(千本通)の一部を南北に走る山陰本線が、五条通国道9号)と交差する位置にある。駅名は京の七口の一つ「丹波口」に由来する。

歴史

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かつて改札口の上部にあった反転フラップ式案内表示機。上り列車は京都行きしか設定されていないため、反転式とせず固定表示であった(2008年1月)

駅構造

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島式ホーム1面2線を有する高架駅。山陰連絡線が廃止されるまでは京都貨物駅への貨物支線に入る列車は京都側の片渡り線を経由して上り線から下り線に移り、下り線から梅小路方への分岐に入る形になっていた。

改札口は地上に1か所、ホームは2階にある。地上とホームはエレベーターと階段で連絡している。駅舎への出入口は五条通(国道9号)に面した北側と、千本通に面した東側に設けられている。いずれの出入口も駅全体の北端に存在する。トイレは改札内の中2階に男女別、地上の駅務室横に車椅子対応があってそれぞれ水洗式である。

亀岡駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託[6]する業務委託駅である。ICOCA利用可能駅[7]。JRの特定都区市内制度における「京都市内」の駅である。

のりば

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ホーム(2011年8月)
のりば 路線 方向 行先
1   嵯峨野線 上り 京都方面[8]
2 下り 二条亀岡方面[8]
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

利用状況

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1日の平均乗車人員は以下の通りである[9]

年度 1日平均
乗車人員
1999年 4,395
2000年 4,345
2001年 4,326
2002年 4,296
2003年 4,419
2004年 4,647
2005年 4,759
2006年 4,863
2007年 4,840
2008年 4,797
2009年 4,879
2010年 5,044
2011年 5,189
2012年 5,912
2013年 6,049
2014年 6,151
2015年 6,363
2016年 6,584
2017年 6,907
2018年 7,170
2019年 6,760
2020年 5,195
2021年 5,800
2022年 6,066

年度別1日平均乗車人員(1900年代—1940年代)

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各年度の1日平均乗車人員は下表の通り[10]

年度 1日平均
乗車人員
1907年(明治40年) 167
1908年(明治41年) 173
1909年(明治42年) 183
1910年(明治43年) 199
1911年(明治44年) 192
1912年(大正 元年) 163
1913年(大正02年) 93
1914年(大正03年) 87
1915年(大正04年) 71
1916年(大正05年) 77
1917年(大正06年) 89
1918年(大正07年) 89
1919年(大正08年) 95
1920年(大正09年) 111
1921年(大正10年) 131
1922年(大正11年) 126
1923年(大正12年) 166
1924年(大正13年) 196
1925年(大正14年) 225
1926年(昭和 元年) 252
1927年(昭和02年) 366
1928年(昭和03年) 348
1929年(昭和04年) 508
1930年(昭和05年) 336
1931年(昭和06年) 160
1932年(昭和07年) 311
1933年(昭和08年) 526
1934年(昭和09年) 657
1935年(昭和10年) 732
1936年(昭和11年) 758
1937年(昭和12年) 837
1938年(昭和13年) 812
1939年(昭和14年) 235
1940年(昭和15年) 995
1941年(昭和16年) 1,023

駅周辺

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駅は、東西方向に走る五条通国道9号)と南北方向の千本通の交差点(五条千本交差点)の南側にある。 駅の西方には京都リサーチパークがあるほか、梅小路京都西駅にかけての線路西側沿いに京都市中央卸売市場第一市場がある。 また、駅から800 mほど南には梅小路公園があり、京都鉄道博物館京都水族館[11]が立地している(2019年3月16日に梅小路京都西駅が開業し、同駅が最寄り駅となった)。なお、高架化されるまでの旧丹波口駅の跡地は、現在は西新屋敷児童公園揚屋町公園)になっている。

バス路線

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下記のほか、五条大宮バス停(大宮通沿い)には西日本JRバス高雄・京北線などが発着している。

以前は当バス停の名称は五条千本であったが、京都市営バスは1997年10月12日[12]、京阪京都交通(旧・京都交通)は2005年4月1日[13]、京都バスは2017年3月18日[14]京都リサーチパーク前にそれぞれ改称された。
また、2003年3月2日のダイヤ改正により、丹後海陸交通の五条千本バス停が新設され[15]、丹後海陸交通のバスが停車していたが、2013年12月21日のダイヤ改正で丹後海陸交通のバス停のみ廃止された[16]
バス停は駅前ではなく、駅から西へ徒歩2分の五条通沿いにある。
2021年10月18日ダイヤ改正により新設された[17]七本松通沿いにあるバス停である。

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
  嵯峨野線
快速
通過
普通
梅小路京都西駅 (JR-E02) - 丹波口駅 (JR-E03) - 二条駅 (JR-E04)

かつて存在した路線

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
東海道本線(山陰連絡線)
梅小路駅 - 丹波口駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f 石野 1998, p. 298.
  2. ^ a b c d 石野 1998, p. 55.
  3. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-120-1 
  4. ^ 嵯峨野線 京都〜丹波口駅間新駅設置に関する事業基本計画の変更認可申請ならびに東海道線(梅小路~丹波口間)の廃止届出書の提出について - 西日本旅客鉄道プレスリリース、2015年2月27日、同日閲覧。
  5. ^ a b 丹波口駅 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2019年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月12日閲覧。
  6. ^ 会社概要 - ジェイアール西日本交通サービス(2012年4月1日現在、2013年1月12日閲覧)
  7. ^ 相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照
  8. ^ a b 丹波口駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月13日閲覧。
  9. ^ 京都府統計書による。
  10. ^ 京都市統計書より、記載された数値を当該年度の日数で除して算出。
  11. ^ 京都水族館公式ホームページ
  12. ^ 市バス停留所の名称変更について”. 京都市 (1997年10月12日). 2000年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2000年5月23日閲覧。
  13. ^ 停留所の新設、名称変更及び統合のお知らせ”. 京都交通. 2005年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2005年4月7日閲覧。
  14. ^ 平成29年3月18日(土) ダイヤ改定実施のお知らせ”. 京都バス (2017年3月11日). 2017年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月11日閲覧。
  15. ^ 京都線 経路変更と停留所新設のお知らせ”. 丹後海陸交通 (2003年2月25日). 2003年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2003年4月2日閲覧。
  16. ^ 丹海高速バス「京都線」運行ルート及び時刻の改正について”. 丹後海陸交通. p. 3 (2013年11月). 2013年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2003年12月24日閲覧。
  17. ^ 2021年 秋のダイヤ改正について(10月18日実施)”. 京阪京都交通 (2021年10月7日). 2021年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月4日閲覧。

参考文献

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  • 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

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外部リンク

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