三文役者
『三文役者』(さんもんやくしゃ)は、2000年12月2日に日本で公開された映画。生涯に300本もの作品に出演し、脇役俳優として知られる殿山泰司の生涯を描いた。殿山と長年の交友関係があった新藤兼人が、自身の著した評伝『三文役者の死』を原作として脚本・監督を手がけた。語りは新藤の妻であり、また殿山と多くの作品で共演した乙羽信子。
三文役者 | |
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監督 | 新藤兼人 |
脚本 | 新藤兼人 |
原作 | 新藤兼人「三文役者の死」 |
製作 | 新藤次郎 |
出演者 |
竹中直人 荻野目慶子 吉田日出子 乙羽信子 |
音楽 | 林光 |
撮影 | 三宅義行 |
編集 | 渡辺行夫 |
製作会社 | 近代映画協会 |
配給 |
近代映画協会 東京テアトル |
公開 | 2000年12月2日 |
上映時間 | 126分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
ストーリー
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スタッフ
編集キャスト
編集- タイちゃん:竹中直人
- キミエ:荻野目慶子
- アサ子:吉田日出子
- おカジ:乙羽信子
- 佐藤慶:緋田康人
- 山本圭:三浦景虎
- キミエの父:桂南光
- 美子:広岡由里子(3歳時:入澤佳苗、12歳時:鈴木祐紀)
- 安夫:笠原秀幸(5歳時:篠田拓馬)
- 河原林の酒屋の主婦:波乃久里子
- 酒屋の女子中学生:車田梨絵
- 縄手の旅館のかみさん:二木てるみ
- トシコバーのママさん:倍賞美津子
- ジャズ喫茶の古田:塩野谷正幸
- 夢子バーのママさん:渡辺とく子
- キッスする女:夏目玲
- 白鯨亭のオヤジ:江角英明
- トラックの運ちゃん:田中要次
- カントク:新藤兼人
- 元芸者屋階下のばばあ:藤夏子
- 肉屋のオヤジ:嶋崎伸夫
- 肉屋のカミさん:野呂瀬初美
- 助監督(「人間」~「悪党」):大森南朋
- 助監督(「落葉樹」):鈴木卓爾
- 助監督(「花物語」):芹沢礼参
- 衣裳係(「花物語」):大原康裕
- カントク:堀川弘通
- カメラマン:渋谷拓生
- カメラ助手(「悪党」):唐沢龍之介
- 製作部(「悪党」):石岡潤一
- アパートの近所の人:前沢保美、小池榮、今井和子、津田真澄、谷津勲
- ユカリ:川上麻衣子
- 愛仁病院の院長:原田大二郎
- 近映協の糸氏:千葉茂樹
- 悪党の俳優A・B:Har'G KETTELS(※大杉漣、田口トモロヲのユニット)
- ラーメン屋のばばあ:東郷晴子
- 広島のバーの女:真野きりな
- 廓の女:絵沢萠子
- 中学同級生A君:新田亮
- タクシーの運転手(亀岡):六平直政
- タクシーの運転手(広島):上田耕一
- トロフィーを受ける男:木場勝己
- タイちゃんの実母:原ひさ子
- キミエの兄:松重豊
- 鯛次の客:うえだ峻
- フランソアのママ:水野あや
- かいば屋主人:加地健太郎
- かいば屋客:富沢亜古
- 夢子バー麻雀客男:西沢仁
- 夢子バー麻雀客女:梶原亜貴
- 古田細君:伊藤あやみ
- 安夫の花嫁:菊地百合子
- 乙羽信子(「裸の島」):翠美恵
- 肥だこ担ぎを教える男:堀本量幸
- 中隊長:蓮見隆弘
- ポルノ女優:古谷裕美
- 近代映協の女性:吉利治美、岡林桂子、諸江みなこ
- フランソアの大学教授:下飯坂菊馬
- 中年女優(「花物語」):霧生多歓子
- 証言者:今村昌平、神山征二郎、堀川弘通
参考文献
編集- 『新藤兼人の足跡』 著作集全6巻、岩波書店