ロッキー&ブルウィンクル
『ロッキー&ブルウィンクル』(原題:The Adventures of Rocky and Bullwinkle)は、2000年のアメリカのコメディ映画。
ロッキー&ブルウィンクル | |
---|---|
The Adventures of Rocky and Bullwinkle | |
監督 | デス・マカナフ |
脚本 | ケネス・ロナーガン |
原案 | ジェイ・ワード |
製作 |
ティファニー・ワード デイビッド・ニックセイ |
製作総指揮 |
ジェーン・ローゼンタール ロバート・デ・ニーロ |
出演者 |
レネ・ルッソ ジェイソン・アレクサンダー ロバート・デ・ニーロ |
音楽 | マーク・マザーズボー |
配給 | ユニバーサル・ピクチャーズ |
公開 | 2000年6月30日 |
上映時間 | 92分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
概要
編集1960年代にアメリカで放送されていたアニメ「空飛ぶロッキーくん」を実写化した作品。出演は、ロバート・デ・ニーロ、レネ・ルッソ、ジェイソン・アレクサンダーなど。主人公のロッキーとブルウィンクルは、3DCGによって実写映像と合成されている。デ・ニーロの養女であるデレナ・デ・ニーロほか、多数の豪華俳優のカメオ出演も見所である。
あらすじ
編集1960年代に世界で大ヒットしたアニメ、「ロッキー&ブルウィンクル」が終了してから35年。アニメの主人公であったリスのロッキーとヘラジカのブルウィンクルは失業し、アニメの再放送の資金によって生活していた。一方、彼らのライバルであるフィアレスリーダー率いる悪の3人組は、映画会社フォニー・ピクチャーズの幹部ミニーにロッキー&ブルウィンクルの映画製作の話を持ち掛け、ミニーは契約書にサインしてしまう。テレビの中から飛び出してきた3人組は、RBTVというケーブルテレビ局を作って洗脳映像を流し、フィアレスリーダーを大統領にして世界を征服しようと企む。そんな彼らの計画を阻止するべく、FBI捜査官のカレンはロッキーとブルウィンクルに助けを求めた。
キャスト
編集- ロッキー:ジューン・フォーレイ(矢島晶子)
- ブルウィンクル:キース・スコット(中尾隆聖)
- フィアレスリーダー:ロバート・デ・ニーロ(小川真司)
- ボリス:ジェイソン・アレクサンダー(斎藤志郎)
- ナターシャ:レネ・ルッソ(塩田朋子)
- カレン:パイパー・ペラーボ(石塚理恵)
- キャピー:ランディ・クエイド(たかお鷹)
- ミニー:ジャニーン・ガラファロー(沢海陽子)
- PG・ビガーショット:カール・ライナー(緒方愛香)
- ウォッパー・チョッパーのパイロット:ジョナサン・ウィンタース(峰恵研)
- オクラホマの警察官:ジョン・グッドマン(中博史)
- ルイス:ケナン・トンプソン(高木渉)
- マーティン:ケル・ミッチェル(檀臣幸)
- サインオフ大統領:ジェームズ・レブホーン(伊藤和晃)
- メジャース:デヴィッド・アラン・グリア(石住昭彦)
- シェーンテル:ジョン・ポリト(中博史)
- 判事:ウーピー・ゴールドバーグ[1](くじら)
- マットレスのセールスマン:ビリー・クリスタル[1](檀臣幸)
- ナレーター:キース・スコット(長島雄一)
- ニンジンにされたFBI捜査官:ダグ・ジョーンズ
- ジェニー:パジェット・ブリュースター
評価
編集この作品に対する評価は低く、ロッテントマトでは98件のレビューに基づき44%の評価で「腐っている」となった。サイト側の批評の要約は、「この映画は元の漫画の性質に忠実に制作されているが、脚本は期待はずれで面白いものではない。」となっている。
ノミネート
編集- スティンカーズ最悪映画賞:最悪なテレビ番組の映画化部門、最悪助演女優賞(レネ・ルッソ)
- ゴールデンラズベリー賞:最低助演女優賞(レネ・ルッソ)
- サターン賞:助演女優賞(レネ・ルッソ)、助演男優賞(ジェイソン・アレクサンダー)
DVDリリース
編集アメリカでは2001年2月13日にVHSとDVDが、2018年5月15日にBlu-rayが発売された[2]。日本では2003年1月24日にVHSが発売された。DVDは未発売。
脚注
編集- ^ a b ノンクレジット
- ^ “The Adventures of Rocky & Bullwinkle DVD Release Date February 13, 2001” (英語). DVDs Release Dates. 2020年3月14日閲覧。