レンプクソウ科
レンプクソウ科(レンプクソウか、Adoxaceae)は双子葉植物綱マツムシソウ目の植物の科で、クロンキスト体系以前には小さい多年草であるレンプクソウ Adoxa moschatellina 一種のみからなっていた。しかしAPG植物分類体系ではガマズミ属 Viburnumとニワトコ属 Sambucus (これまでスイカズラ科とされていた、ほとんどが木本)も含み、3属、150ないし200種を擁する。
レンプクソウ科 | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レンプクソウ Adoxa moschatellina
| |||||||||||||||||||||
分類(APG III) | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||
Adoxaceae E. Mey. | |||||||||||||||||||||
タイプ属 | |||||||||||||||||||||
Adoxa L. [1] | |||||||||||||||||||||
属 | |||||||||||||||||||||
レンプクソウは日本を含むユーラシアの温帯から寒帯にかけて分布する。春先に花弁が4列したものが中央に1輪花弁が5裂したものがその周囲に4輪固まって咲くため、日本では連福草(れんぷくそう)という名前が付けられているが、ラテン語のAdoxaは「何の取り柄もない」という意味である。
脚注
編集- ^ Adoxaceae E. Mey. Tropicos
- ^ Adoxaceae The Plant List